<前回までのあらすじ>
妊活の最終手段として、藁をもすがる気持ちで「体外受精」にトライ。
その結果は……失敗でした。(7話で報告)
落ち込む私を追い詰めるのは、世間の声でした。
今回は、不妊治療中に抱えていた、とてつもない不安や恐怖についてお届けします。
子どもが欲しい理由?
順調に授かっていたら、きっと深く考えることなく子育てに入っていたんだろうなぁと思います。
体外受精体験談マンガVol.8
私は、体外受精という、ある意味自然に反する治療を行っているから、
なぜ、私は、体外授精してまでで子どもが欲しいのだろう?と、
自問自答する日々を過ごしました。
私が子どもが欲しいと思う理由
それは2つありました。
「自分は子どもをもつのが当たり前、という価値観があるから」
「父親になった夫と、今よりもっと幸せな生活をしてみたいから」
そう、私は子どもがいる人生を当たり前だと捉えていたのです。
不妊治療は、今まで感じたことがない大きな恐怖が、私に次から次へと襲ってきました。
特に、体外受精の失敗に直面した時は、とても不安になりました。
他の人は自然に授かっているのに、なぜ私だけ?
もしも、どんなに頑張っても子どもができなかったら?
どうしよう。
どうしよう。
そんなとき、職場である出来事が起こりました。