幼児誌『めばえ』は1958年の創刊以来、2~4歳向け月刊誌として不動の地位を守る老舗児童雑誌。現在の読者のみならず、およそ三世代にわたって読み継がれてきました。
その『めばえ』が今、あるコンテンツとイベントで話題です。お子さんが『めばえ』を卒業した方も、ぜひチェックしてみてください!
『めばえ』がMébaé (めばえ)で「めばえ」を展示
幼児月刊誌『めばえ』はアイデア満載の付録のほか、シール遊びや知育ページが詰まった幼児バラエティ誌。主にアンパンマンやきかんしゃトーマスなど、人気キャラクターでにぎわっていますが、毎号描きおろしの「おはなし読み聞かせ」のページがあることはご存じですか。
児童出版界で活躍している新進絵本作家さんや、パパママ世代も知ってる有名画家の先生による、『めばえ』でしか読めないおはなしページです。
このほど、その『めばえ』に近年掲載された描きおろし原稿を展示する「おはなし原画展」が開催されます。場所はなんと絵本カフェMébaé (めばえ)。京都市は北大路にある和のたたずまいが素敵なお店です。
絵本カフェ Mébaéってこんなところ
絵本カフェMébaé は、京町家をリノベーションした店内に絵本600冊が並び、おいしい珈琲と雑貨と絵本を親子で楽しめるリラックススペース。二階には床の間つきの和室もあり、まるで知人のお宅に遊びに来たかのよう。
絵本作家を招いてのイベントや展示など、絵本カルチャーの発信も行っています。そのMébaé で『めばえ』の原画展とは粋なはからいですね。
おはなしの原画展示は13作品分
展示される原画は2020~2021年に掲載された13作品分。一作品につき1枚+最新号に掲載中のオリジナル詩「めばえ」(作・谷川俊太郎/絵・松本春野)からの4枚を含む、計16点が公開されます。
4月号掲載中のオリジナル詩「めばえ」の原画も
原画展開催中の最新号『めばえ』2021年4月号には、おはなし読み聞かせページとして、谷川俊太郎氏による書きおろしの詩「めばえ」が掲載されており、その「めばえ」の原画(絵・松本春野)も展示されています。
『めばえ』掲載の「めばえ」の原画をカフェMébaé (めばえ)で見るなんて、めばえ尽くしのイベントですこと。笑
おいしい珈琲の香りとともに、お子さんと「このお話知ってるね」などと話もはずむひとときになりそうです。原画が想起させる物語が、次に出会う絵本へと導いてくれるかもしれません。
幼児誌『めばえ』× 絵本カフェMébaé (めばえ)
おはなし原画展
■期間
2021年3月11日(木) ~4月10日(土)
※日、月、火曜休み
■場所
絵本カフェ Mébaé (めばえ)
京都市北区紫野下門前町5番5
公式サイトはこちら≪
■営業時間
11:00~16:00
<展示作家>
谷川俊太郎×松本春野、加藤休ミ、軽部武宏、北村裕花、ザ・キャビンカンパニー、コマツシンヤ、近藤未奈、たかおゆうこ、刀根里衣、はらぺこめがね、Miya Uni、もとやすけいじ、山村浩二(敬称略)
※社会情勢等により、開催を延期・中止、また営業時間の変更を行う場合があります。最新情報はお店の公式サイトをご確認ください。
『めばえ』のおはなし読み聞かせ、今後も続々!
幼児誌『めばえ』では、今後も「おはなし読み聞かせ」ページを毎号掲載。現在発売中の4月号含む、今後のラインナップは以下のとおりです。
4月号 詩『めばえ』/文:谷川俊太郎 絵:松本春野
5月号 日本民話『わかがえりの みず』/再話:早野美智代 絵:国松エリカ
6月号 創作童話『ボルとチョビのぼうけん(仮)』/文・絵:たかどのほうこ
おなじみの昔話から掘り出しものの民話、オリジナル童話まで、2~4歳のうちに読んでおきたい「幼児の教養」ともいえるおはなしをセレクトして、毎号お届けする予定です。
親子の大切なコミュニケーションを『めばえ』は応援します。
4月号のふろくは、「アンパンマンねんど こねこね♪ コロコロ! ぺったん! クッキーやさん」。カラフルな小麦ねんど5色と、ねんどローラー、ねんどスタンプ、ねんどクッキーがたがセットになったスペシャルふろくです。さらに、とじこみふろくに「パウ・パトロールまるわかり パウフェクトブック」や「機界戦隊ゼンカイジャー&仮面ライダーセイバー へんしんおめん」、アンパンマンのサファリパークしかけ遊びなど、盛りだくさんのスペシャル号です!
親と子をつなぐ、2・3・4歳の学習絵本『めばえ』。アンパンマン、きかんしゃトーマスなど人気キャラクターと一緒に、お店やさんごっこや乗り物あそび、シールあそび、ドリル、さがしっこ、めいろ、パズル、工作、お絵かきなど、様々なあそびを体験できる一冊。大好きなパパ・ママとのあそびを通して、心の成長と絆が深まります。
構成・文/HugKum編集部