すっかり食卓に定着してきたズッキーニは火を通すと柔らかく、甘みも増しておいしい野菜。チーズとの組み合わせ、サラダ、炒め物、お弁当など、ズッキーニを使った簡単で人気のレシピを、幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載されたものの中から厳選してまとめました!
簡単にできる人気ズッキーニレシピ
【1】かぼちゃヴィシソワーズパスタ
冷たいポタージュ風のソースがパスタによく絡まる!甘みのある彩り野菜を使って。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
パスタ(乾) 250g
かぼちゃ 1/4個(正味260g)
【A】
豆乳 1カップ
顆粒スープの素 小さじ1
塩 少々
ソーセージ 3本
玉ねぎ 1/2個
赤パプリカ 1/2個
ズッキーニ 1本
【B】
オリーブ油 大さじ1/2
塩 少々
◆作り方
【1】かぼちゃは種を除き、ラップをかけて電子レンジで7分加熱する。粗熱がとれたら皮を除き、ボウルに入れてつぶす。【A】を加えて溶きのばす。
【2】玉ねぎ、パプリカ、ズッキーニは1.5cm角に切る。ソーセージは小口切りにする。
【3】耐熱ボウルに【2】と【B】を合わせ、ラップをかけて電子レンジで3分加熱する。混ぜてさらに1分30秒加熱する。【1】に加えて粗熱をとり、冷蔵庫で30分ほど冷やす。
【4】パスタは半分に折って表示より1分ほど長くゆで、冷水にとって水けをきる。【3】をからめて器に盛る。
教えてくれたのは
みないきぬこさん
女子栄養大学を卒業後、料理研究家のアシスタントを経て2007年独立。料理家、フードコーディネーターとして幅広い分野で活躍中。女の子のママ。
『めばえ』2014年8月号
【2】いろいろ夏野菜のラタトゥイユ
夏のストックおかずの定番。旬野菜のオンパレード♪冷蔵庫保存で、3日はおいしい!
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
【A】
ナス(乱切り) 1~2本(150g)
緑ピーマン(種を取って乱切り) 2個
赤ピーマン(種を取って乱切り) 1個
ズッキーニ(乱切り) 1本
トマト(ざく切り) 1~2個(200g)
インゲン(3等分) 50g
オクラ(乱切り) 5本
玉ねぎ(薄切り) 1/2個
オリーブオイル 大さじ2
塩麹 大さじ2
塩、こしょう 各少々
◆作り方
【1】厚手の鍋(ホーロー鍋や多層構造鍋)に、オリーブオイルを熱し、玉ねぎを入れ、少し色づくまで中火で加熱する。
【2】【A】を順に加えて炒め、塩麹を加えて混ぜ、フタをして野菜が柔らかくなるまで加熱する。
【3】塩、こしょうで味を調える。器に盛ってイタリアンパセリ(分量外)を適量飾る。
教えてくれたのは
カノウユミコさん
野菜料理研究家。鳥取県の専業農家に生まれ、生来の野菜好き。高校時代から自然食に興味を持ち、ベジタリアン料理・精進料理を研究。現在は鳥取に住み、自ら野菜を自然栽培。東京でも毎月、野菜料理教室を開催している。
『めばえ』2017年7月号
【3】夏野菜のラタトゥイユ
煮込まなくても短時間で本格的な味になる簡単レシピを教えていただきました!
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
【A】
玉ねぎ 1/2個(100g)
ズッキーニ 1本(100g)
なす 1本(100g)
小松菜 1/3束(100g)
赤ピーマン 1個(100g)
にんじん 1/2本(50g)
トマト 1個(150g)
ローリエ 1枚
塩 小さじ1/2
こしょう 少々
オリーブ油 大さじ3
◆作り方
【1】【A】は食べやすい大きさに切る。
【2】耐熱ボウルに【1】とローリエを入れ、塩・こしょうをふり、オリーブ油をかける。
【3】クッキングシートをかぶせて小皿をのせ、両端を5mmずつあけてラップをかけ、電子レンジで12分加熱する。取り出して全体を混ぜる。
*電子レンジの加熱時間は、600Wの場合です。500Wの場合は2割増、700Wの場合は2割減にしてください。
◆ポイント
■落としぶたをする
クッキングシートと小皿で落としぶたをし、水蒸気を効率よく回すようにすると、短時間でしっとりと仕上がる。
教えてくれたのは
村上祥子さん
福岡在住。国内外を飛行機で飛びまわる「空飛ぶ料理研究家」。電子レンジ料理のエキスパートであっと驚く独自のワザを次々に開発中。
『ベビーブック』2011年7月号
【4】汁なしカレーうどん
うどんだけでは栄養素が偏るので、サッとゆでたいろいろなピーラー野菜を添えて。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
うどん(チルド) 3玉(乾麺の場合は300g)
合いびき肉 250g
にんじん 1/3本
大根 80g
ズッキーニ 1/3本
【A】
カレールー(甘口) 3かけ(60g)
水 1と1/2カップ
麺つゆ(ストレート) 1/4カップ
サラダ油 小さじ1
◆作り方
【1】フライパンにサラダ油を熱して合いびき肉を炒め、【A】を加えて煮て軽くとろみをつける。
【2】にんじん、大根、ズッキーニはピー ラーで縦に細長くスライスする。
【3】沸騰した湯で【2】をサッとゆでて取り 出し、半分に切った(もしくは折った) うどんをゆでて冷水にとり、冷やして水けをきる。
*ズッキーニがなけ ればきゅうりでも。
【4】うどんを【1】に加えて軽く混ぜ、器に盛り、【3】の野菜を添える。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
料理研究家、栄養士。家族のために作り続けてきたおいしくて、栄養バラ ンスのいいレシピが人 気。ふたりの女の子のママ。
『ベビーブック』2016年8月号
【5】ズッキーニのミニハンバーグ
ズッキーニをミンチ上にして焼きます。食感も味もまるでお肉!
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
ズッキーニ 2本(200g)
【A】
しいたけ(みじん切り) 3枚
くるみ(細かく砕く) 大さじ2
しょう油 小さじ2
コリアンダーパウダー※ 少々
塩 少々
【B】
パン粉 1/2カッップ
山芋のすりおろし 大さじ1
小麦粉 大さじ3
オリーブオイル 大さじ1
ケチャップ 適量
※コリアンダーパウダーのかわりにこしょう少々でも可。
◆作り方
【1】ズッキーニは2mmの輪切りにし(8枚)、残りはみじん切りにする。
【2】ズッキーニのみじん切りに【A】を入れて混ぜ合わせ、【B】を順に加えて混ぜ、全体をひとまとめにする。8等分して、円形を作る。
【3】フライパンにオリーブオイルを熱し、【2】と輪切りのズッキーニを並べ、弱~中火で両面をこんがり焼く。
【4】器にハンバーグを盛り付け、ズッキーニをのせてケチャップを添える。
◆ポイント
ズッキーニには、風邪の予防に効くβ-カロテンが豊富。
低カロリーでビタミン・ミネラルが豊富な夏の新定番食材。免疫力を高めるβ-カロテン、歯や骨を強くするカルシウム、むくみに効くカリウムなども豊富。
みじん切りでマイルドな味に!
野菜はみじん切りにすると、クセが和らぎ、メニューの幅が広がります。フードプロセッサーを使えば簡単ですが、なければ包丁で。
教えてくれたのは
カノウユミコさん
野菜料理研究家。鳥取県の専業農家に生まれ、生来の野菜好き。高校時代から自然食に興味を持ち、ベジタリアン料理・精進料理を研究。現在は鳥取に住み、自ら野菜を自然栽培。東京でも毎月、野菜料理教室を開催している。
『めばえ』2017年7月号
【6】米粉とポテトのもっちりニョッキ
もちもちショッッカンのニョッキは子供達のも大好評!初夏の野菜とあわせて軽食に。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
米粉 80g
じゃがいも 1個
【A】
粗塩 ひとつまみ
ぬるま湯 大さじ1~2
ミニトマト 5個
ズッキーニ 1/2本
玉ねぎ 1/2個
トマトピューレ 大さじ2
【B】
顆粒スープの素 少々
塩・こしょう 各少々
オリーブ油 大さじ1
◆作り方
【1】じゃがいもは塩ゆで(塩は分量外)して、つぶし、米粉と【A】を加えてよく混ぜる。1.5×15cmくらいの棒状にまとめて食べやすく切り、熱湯で浮いてくるまでゆでる。
【2】玉ねぎはみじん切りにし、ミニトマトは半分に切り、ズッキーニは食べやすく切る。
【3】鍋にオリーブ油を熱して玉ねぎを炒め、トマトピューレ、ミニトマト、ズッキーニを加えて炒め、【B】で調味する。【1】と合わせる。
教えてくれたのは
井澤由美子さん
旬の食材を使い、食べ合わせによる相乗効果を考えたレシピが人気。食育にも力を注ぐ。大学生の母でもある。NHK『きょうの料理』や広告、書籍、雑誌などで活躍中。
『ベビーブック』2014年6月号
【7】ラタトゥイユ風ソースハンバーグ
ハンバーグのアレンジレシピ!ラタトゥイユをソースにすれば、野菜もたっぷりとれるメニューに。
◆材料
(小6個分・大人2人分+子ども2人分)
合いびき肉 300g
玉ねぎ(みじん切り) 1/2個
溶き卵 1/2個分
【A】
パン粉 大さじ3
牛乳 大さじ2
塩 小さじ1/3
こしょう 適量
サラダ油 小さじ1
ズッキーニ 小1本
オリーブ油 大さじ3
カットトマト缶 1缶
◆作り方
■ハンバーグの作り方
【1】ボウルに卵、【A】を入れて混ぜ、パン粉をふやかす。ひき肉を加えてヘラでつぶさないように均一に混ぜ、さらに生の玉ねぎを加えて混ぜる。6等分し、厚さ2cmくらいの小判形にまとめる。
【2】フライパンにサラダ油を広げ、【1】を並べる。フタをして中火にかけ、温度が上がってパチパチ音がし始めたら弱めの中火にし、3分焼く。
【3】フタを取って上下を返し、フタをせずに3分焼く。
【4】焼き色が足りなければ火を少し強め、両面を好みの焼き色に焼く。
■ラタトゥイユ風ソースの作り方
【1】ズッキーニは、薄めのいちょう切りにする。
【2】鍋にオリーブ油、カットトマト、【1】を入れて中火にかけ、煮立ったら弱火にし、ときどき混ぜながら8~10分煮る。塩・こしょうで味を調え、器に盛ったハンバーグ6個にかける。
教えてくれたのは
上田淳子さん
料理研究家。双子の男の子を育てながら、家族のご飯を作り続けてきた大先輩。余計な手間をかけなくても、シンプルでおいしいお母さんの味を教えてくれる。近著に『冷たいフライパンに食材を入れてから火にかけるコールドスタート』(自由国民社)。
『ベビーブック』2018年6月号
ズッキーニとチーズを使ったレシピ
【1】トマトカップのカレー風味ご飯
鉄板の組み合わせ!ご飯に刻んだズッキーニを混ぜて。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
トマト 4個
玉ねぎ 1/8個
ズッキーニ 1/6本
合いびき肉 50g
ご飯 160~180g(子ども茶碗約2杯)
バター 10g
にんにくのみじん切り 小さじ1/2
【A】
カレー粉 小さじ1/2
ウスターソース 小さじ1
塩 少々
ピザ用チーズ 30g
※カレー粉は商品によって辛さが違うので、お好みの分量に調整してください。
◆作り方
【1】トマトはへたを切り落とし、中身をくりぬく。玉ねぎはみじん切り、ズッキーニは5mm角に切る。
【2】フライパンにバターとにんにくを入れて中火で熱し、玉ねぎとひき肉を入れて炒める。肉の色が変わったら、トマトの中身の半量、【A】、ズッキーニを加えて炒め、煮詰める。
【3】ご飯に【2】を加えて混ぜ、【1】のトマトに詰め、チーズをのせ、トースターで10~15分焼く(焦げそうなときは、途中でアルミホイルをかぶせても)。
教えてくれたのは
みないきぬこさん
女子栄養大学を卒業後、料理研究家のアシスタントを経て2007年独立。料理家、フードコーディネーターとして料理雑誌や広告、メニュー開発など、幅広い分野で活躍中。女の子のママ。
『めばえ』2015年7月号
【2】たっぷり野菜ピザ
ナスやズッキーニ、トマトと夏野菜のオンパレード。カジュアルなピザランチも野菜づくめで。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
【A】生地
強力粉 150g
薄力粉 50g
ベーキングパウダー 小さじ1/2
塩 小さじ1/2
オリーブオイル 小さじ2
砂糖 小さじ1
水 90ml
※市販のピザ生地を使用してもよい。
【B】ソース
トマトペースト 20g
アンチョビペースト 5g
ケーパー(みじん切り) 5g(なくても可)
おろしにんにく 小さじ1/2
オレガノ(ドライ) 小さじ1/2(バジル、ローズマリー、タイムなどでも可)
オリーブオイル 大さじ1
【C】具材
ズッキーニ 1/2本
ナス 1本
ミニトマト 6個
ピーマン 1個
とうもろこし 1/4本
とろけるチーズ 120g
◆作り方
【1】【A】をボウルに入れて手で混ぜる。ひとまとめにして台の上に出し、まんべんなく混ざるように軽くこねる。
【2】【B】はよく混ぜる。
【3】【C】のズッキーニ、ナス、トマト、ピーマン(種を取る)は、すべて輪切りにする。とうもろこしは実と芯の間に包丁を入れ、芯から実を取りはずす。
【4】【1】を2等分に切って丸め、5分ほど休ませ、直径20cmの円形になるように薄くのばす。
【5】【4】に【2】を塗り、【3】とチーズをのせて焼く。
オーブン:予熱後、250度で5~10分、軽くこげ目がつくまで。
フライパン:予熱後、弱めの中火で10~20分。チーズがとけて具に火が通るまで。
オーブントースター:900Wの場合、予熱後、6分~12分。
魚焼きグリル:(両面焼きタイプのみ)いったん丸めて広げたホイルにのせ、中火で5~10分。
※時間は目安。材料の大きさや調理器具によって、様子を見ながら加減してください。
教えてくれたのは
小山有希さん
料理研究家。元日本料理屋の両親、蕎麦屋の祖父母、元和菓子屋経営の義祖父母を持つ、食業界のサラブレッド。おいしく食べて健康に近づける「医食同源」をモットーとしたレシピに定評がある。1男1女の母。
『めばえ』2016年7月号
【3】トマトとズッキーニのふわ生地ピザ
発酵なしのお手軽手作り生地で、ピザを手作りしてみましょう。主役は夏野菜で。
◆材料
(フライパン24cm)
【A】
薄力粉 200g
ベーキングパウダー 小さじ1/2
塩 小さじ1/4
卵 1個
牛乳 大さじ2
砂糖 小さじ1
バター 30g
ピザソース 大さじ2
ズッキーニ 1/3本
ミニトマト 3個
ブロックベーコン 適量
ピザ用ソース 適量
※材料の分量は、大人4人分(子どもは大人の1/2人分)が目安です。
◆作り方
【1】ボウルに【A】を入れて箸でかき混ぜる。手で粉っぽさがなくなるまで練り、ひとまとまりになったら、クッキングシートを敷いたフライパンの上に丸くのばす。フォークで穴を数か所あける。
【2】【1】の上にピザソースを塗り、7mm幅に切ったズッキーニ、1cm幅に切 ったベーコン、半分に切ったミニトマトをのせる。
【3】ピザ用チーズをのせる。
【4】クッキングシートの下に、水50ccを注ぎ入れ、ふたをして中火で10~15分焼く。
◆ポイント
水分を通さないクッキングシートの下に水を注ぎ入れる。ふたをして生地を蒸し焼きにする。
教えてくれたのは
日々の暮らしの中から生まれた炊飯器レシピやフライパン活用レシピを公開して人気。2児のママ。
『ベビーブック』2013年1月号
ズッキーニのサラダレシピ
【1】夏野菜のサラダスパ
生でもおいしいズッキーニ。食べやすいサラダスパを使って、マヨネーズ味で。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
サラダスパゲッティ 200g
かぼちゃ 100g
ズッキーニ 1/2本
いんげん 8本
ベーコン 3枚
オリーブ油 大さじ1
塩 少々
フリルレタス 4枚
ミニトマト 12個
【A】
マヨネーズ 大さじ2
レモン汁 大さじ1
塩 少々
◆作り方
【1】かぼちゃとズッキーニは一口大に、いんげんはざく切りにし、ベーコンは小さく切る。オリーブ油を熱したフライパンで炒めて、塩をふる。
【2】サラダスパゲッティはゆでて、水で洗う。
【3】ボウルに【A】を入れて混ぜ、【2】を加えて混ぜる。
【4】器にレタスを敷いて【3】を盛り、【1】と半分に切ったミニトマトをのせる。
教えてくれたのは
祐成陽子クッキングアートセミナーのメイン講師。男の子のママで、子育ての日常をつづったブログも人 気。
『ベビーブック』2011年8月号
ズッキーニの炒め料理レシピ
【1】ズッキーニのせ肉団子の照り焼き
野菜と合わせて和風のたれで焼けば、ボリュームも見栄えも満足の一品に。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
【A】
合びき肉 200g
塩 小さじ1/3
ズッキーニ 大1本
片栗粉 適量
枝豆(ゆで) 10粒
オリーブ油 小さじ1
【B】
酒 小さじ2
みりん 小さじ2
しょうゆ 小さじ2
◆作り方
【1】【A】を合わせて粘りが出るまで混ぜ、10個の団子に丸める。
【2】ズッキーニは1cm幅の輪切りにし、片面に片栗粉をまぶして【1】をのせ、枝豆を埋め込む。
【3】フライパンにオリーブ油を熱し、【2】を並べ入れてふたをして焼き、混ぜ合わせた【B】を鍋肌から加えてふたをし、煮汁にとろみが出るまで煮る。
教えてくれたのは
井澤由美子さん
旬の食材を使い、食べ合わせによる体への相乗効果を大切にしたレシピが人気。食育にも力を注ぐ。一女の母。
『めばえ』2014年9月号
お弁当に◎なズッキーニレシピ
【1】野菜の素揚げと鶏肉の唐揚げ
隠し味の粉チーズがおいしさを底上げ!ズッキーニとチーズの相性は抜群です。
◆材料
(4人分)
鶏もも肉 2枚
【A】(合わせておく)
しょう油 大さじ3
日本酒 大さじ2
粉チーズ 大さじ2
片栗粉 大さじ5
ズッキーニ、にんじん 各1本
サラダ油 適量
◆作り方
【1】鶏もも肉は1枚を6等分位に切り、【A】に20分ほど漬け込んでおく(手でよく揉み込むと、漬け込み時間を短縮できる)。
【2】【1】の水分を軽く切り、粉チーズをまぶしたあと、片栗粉をつける。
【3】フライパンにサラダ油を高さ2cmほど入れて強火で加熱し、【2】を並べる。肉から泡がで出始めたら中火にし、ふたをして、揚げ色がついたら(目安3分)裏返す。裏面にも揚げ色がついたら(目安2分)ふたを外し、強火で30秒ほど揚げて水分を飛ばして取り出す。
【4】ズッキーニは厚さ2cmに、にんじんは皮つきのまま厚さ1cmの輪切りにする。
【5】【4】を【3】のフライパンに入れ、ズッキーニは表面に揚げ色がついたら引き上げ、にんじんは竹串がスッと通るまで揚げて取り出す。
◆ポイント
クッキングシートを敷いた紙袋で持ち運び、そのまま食卓に出してもおしゃれ!
教えてくれたのは
minokamo 長尾明子さん
料理家・写真家。出身地の岐阜県美濃加茂市から名前を取った「minokamo」は、料理提案・提供時の活動名。季節や土地の食材、素材を活かしたおいしい料理、写真家としてのセンスが光るおしゃれな料理が人気で、出張料理やメディアの撮影など幅広く活躍。
『めばえ』2018年4月号
【2】あおむしズッキーニ
輪切りにしたズッッキーニを並べてあおむしに見立てれば、お皿の上が楽しい!
◆材料
(子ども1人分)
ズッキーニ 5切れ
黒ごま 1~2粒
塩 少々
サラダ油 適量
◆作り方
【1】ズッキーニは輪切りにし、サラダ油を熱したフライパンで焼き、塩をふる。
【2】口の部分をカットし、目の部分に黒ごまをのせる。
◆ポイント
教えてくれたのは
ほりえさちこさん
料理コーディネーター。キャラクター料理や子ども向け料理など、見た目が楽しく、かわいく、かつ、おいしくてヘルシーなレシピが人気。
『ベビーブック』2013年6月号