カレーレシピ32選|豚肉・鶏肉・トマトと合わせて!カレー粉で簡単に風味付け!人気メニューの基本をおさらい!

豚肉や鶏肉を使ったボリューム満点のカレーや、トマトが味と彩りのアクセントになった一品、さらにカレーうどんや鍋まで。みんなが大好きなカレーのアレンジレシピや、カレーの風味を活かした美味しいメニューを、幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載されたレシピの中から厳選しました!

子どもが喜ぶ人気のカレーレシピ

【1】キャロット&プルーンのシュリンプカレー

にんじんと玉ねぎはすり下ろして、ルーのコクと甘みに大変身!うま味の隠し味のプルーンも深い味わいに。

◆材料

(大人2人+子ども1人分)
にんじん 1本(200g)
玉ねぎ 1/2個
プルーン(やわらかいタイプ) 3~4個(40g)
むきえび 140g
にんにく(みじん切り) 1片
オリーブオイル 大さじ1
水 600ml
うずらの卵(ゆでる) 5個
カレールー(甘口) 80~100g
鶏ガラスープの素 大さじ1

◆作り方

【1】にんじんと玉ねぎはすり下ろしてフライパンに入れる。プルーンは種を取ってみじん切りにする。
【2】えびは背に切り込みを入れる。
【3】【1】のフライパンににんにくとオリーブオイルを加えて中火で軽く炒めたら、水、プルーン、スープの素を加え、蓋をして中弱火で5~6分煮詰める。カレールーを割り入れて全体がなじむまで煮込み、【2】のえびを加えて火を通す。器によそったご飯(分量外)にかけて、半分に切ったうずらの卵を飾る。

教えてくれたのは


井澤由美子さん

いざわゆみこ/料理家。調理師、国際中医薬膳師、中医師の免許をもち、健やかな体作りをサポートする食レシピを多数考案。旬の食材の効能と素材の味を生かした料理に定評があり、発酵食と身近な薬膳を組み合わせた独自のメソッドが人気。テレビの料理番組、雑誌、書籍、カタログなど幅広く活躍。

『めばえ』2017年3月号

【2】汁なしカレーうどん

合いびき肉だから、汁なしでもうどんによく絡みますサッと茹でたピーラー野菜を彩りよく添えて。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
うどん(チルド) 3玉(乾麺の場合は300g)
合いびき肉 250g
にんじん 1/3本
大根 80g
ズッキーニ 1/3本

【A】
カレールー(甘口)  3かけ(60g)
水 1と1/2カップ
麺つゆ(ストレート) 1/4カップ

サラダ油 小さじ1

◆作り方

【1】フライパンにサラダ油を熱して合いびき肉を炒め、【A】を加えて煮て軽くとろみをつける。
【2】にんじん、大根、ズッキーニはピー ラーで縦に細長くスライスする。
【3】沸騰した湯で【2】をサッとゆでて取り 出し、半分に切った(もしくは折った) うどんをゆでて冷水にとり、冷やして水けをきる。

*ズッキーニがなけ ればきゅうりでも。
【4】うどんを【1】に加えて軽く混ぜ、器に盛り、【3】の野菜を添える。

教えてくれたのは


阪下千恵さん

料理研究家、栄養士。家族のために作り続けてきたおいしくて、栄養バラ ンスのいいレシピが人 気。二人の女の子のママ。

『ベビーブック』2016年8月号

【3】カレー豆乳うどん

純和風なうどんの具在はカレーとあわせてもよく合います。マイルドな豆乳の甘味も絶妙です!

◆材料

(3人分)
【A】
めんつゆ(3倍希釈) 150ml
水 700ml

わけぎ 60g
しめじ 100g
油揚げ 2枚
豆乳 250ml
カレー粉 小さじ1
冷凍うどん 80g×3玉

◆作り方

【1】鍋で【A】を温めて、1cm幅に切ったわけぎ、ほぐしたしめじ、1cm角に切った油揚げを加えて中火で3分ほど煮る。
【2】豆乳、カレー粉、冷凍うどんを加えて温める。うどんがほぐれたら器に盛り付ける。

教えてくれたのは


牛尾理恵さん

うしおりえ/料理研究家。フードコーディネーター。栄養士の資格ももつ。病院での食事指導、料理研究家の助手、料理専門の制作会社を経て独立。おいしく、作りやすく、体にやさしい家庭料理が人気。

『めばえ』2018年2月号

【4】ふわ玉スパゲッティ

パスタの上に、ふわふわ卵をトッピング!カレー味が卵とマッチします。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
ソーセージ 5本
じゃがいも 1個
にんじん 1/2本
パプリカ 1/2個
しめじ 1/2パック

【A】
卵 4個
マヨネーズ 大さじ1

オリーブ油 大さじ2
塩・こしょう 各少々
カレールー 2かけ(30g)
スパゲッティ 200g
トマトケチャップ 少々

◆作り方

【1】じゃがいもは角切りにし、にんじんとパプリカは小さい乱切りにし、しめじはほぐす。ソーセージは1cm幅に切る。
【2】スパゲッティをゆで、じゃがいもとにんじんも加えて一緒にゆでる。
【3】フライパンにオリーブ油の半量を熱して、ソーセージ、パプリカ、しめじをサッと炒め、軽く塩、こしょうをふる。【2】、粗く刻んだカレールーを加えて炒め、取り出す。
【4】【A】を混ぜ合わせ、残りのオリーブ油を熱したフライパンに入れ、ザッとかき混ぜてまとめる。
【5】器に【3】を盛り、【4】をのせ、お好みでケチャップをかけ、パセリをふる。

教えてくれたのは


井澤由美子さん

旬の食材を使い、食べ合わせによる体への相乗効果を大切にしたレシピが人気。 食育にも力を注いでいる。 大学生の娘さんの母。

『ベビーブック』2015年5月号

【5】えびときのこのカレー風味パスタ

幼児用のカレールーを少量使って風味よく。豆乳、メイプルシロップがほのかに甘く、エビとよく合います。子供だけでなく、大人も満足な本格的な味です。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
えび  1パック(15尾)
しめじ 1パック
ミニトマト 6個
にんにく 1/2かけ
オリーブ油 大さじ2

【A】
豆乳 1カップ
カレールー(幼児用) 1/2?1かけ
メープルシロップ 少々

スパゲッティ 240g

◆作り方

【1】えびは殻をむいて尾を除く。しめじは石突きを除いてほぐし、ミニトマトは半分に切る。にんにくはみじん切りにする。
【2】フライパンにオリーブ油とにんにくを入れて熱し、香りが出たらえびとしめじを加えて炒める。えびに火が通ったら【A】とミニトマトを加えて沸騰させない程度に煮る。
【3】スパゲッティをゆでて水けをきり、【2】に加えて混ぜる。

教えてくれたのは


井澤由美子さん

料理家。旬の食材を使い、食べ合わせによって体への相乗効果を大切にしたレシピが人気。食育にも力を注ぐ大学生の母でもある。NHK『きょうの料理』や広告、書籍、雑誌などで活躍中。

『ベビーブック』2014年1月号

【6】ブロッコリーと鮭のカレーキッシュ

生クリームと卵のキッシュはなめらかな味わいで子供に人気です。相性のいい鮭と、カレーの風味が味を引き締めます。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
ブロッコリー 1/2株
鮭(生) 小2切れ
玉ねぎ 1/2個
サラダ油 小さじ1
塩 少々
卵 3個

【A】
牛乳 150cc
生クリーム 150cc
カレー粉 小さじ1/2
塩 少々

ピザ用チーズ 50g

◆作り方

【1】ブロッコリーは小房に分ける。鮭は皮と骨を除き、2cm幅に切って塩をふる。玉ねぎはみじん切りにし、サラダ油を熱したフライパンでしんなりするまで炒めて、冷ます。
【2】卵をボウルに割りほぐし、【A】を混ぜ合わせる。
【3】耐熱容器に【1】とチーズを入れ、【2】を流し入れ、160℃のオーブンで20分を目安に火が通るまで焼く。

教えてくれたのは


上田淳子さん

ヨーロッパや日本のレストランなどで修業後、料理研究家として雑誌、書籍、テレビなどで活躍。双子の男の子の母。近著に『共働きごはん』(生活の友社)など。

『めばえ』2015年1月号

【7】めかじきのカレーチーズ風味ピカタ

魚が苦手…そんな子供には、臭みを消して、形をアレンジ!ポテトスナックみたいな見かけに。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
めかじき 3切れ
塩・こしょう・小麦粉 各適量

【A】
卵 1個
カレー粉 小さじ1/2
粉チーズ 小さじ1

オリーブ油 小さじ2
トマトケチャップ 適量

◆作り方

【1】めかじきはスティック状に切り、塩、こしょう、小麦粉の順にまぶす。
【2】混ぜ合わせた【A】に【1】をくぐらせ、オリーブ油を熱したフライパンで全面をよく焼く。
【3】器に盛り、ケチャップを添える。
*お好みでペーパーを巻いても。

教えてくれたのは


阪下 千恵さん

料理研究家、栄養士。おいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。二人の女の子のママ。

『めばえ』2015年4月号

【8】スティックサモサ

ツナと野菜をワンタンの皮で巻いて、インドの定番料理・サモサを簡単アレンジ! スティック状にしてさらに食べやすくしました。

◆材料

(作りやすい分量)
じゃがいも 1個(120g)
枝豆(ゆで・さやなし) 1/4カップ
とうもろこし(ゆで・実) 大さじ3~4
ツナ(缶詰) 小1缶
ワンタンの皮(9×9cm) 20~22枚
にんにくのみじん切り 小さじ1/2
サラダ油 適量

【A】
カレー粉 小さじ1/2
トマトケチャップ 小さじ1/2
マヨネーズ 小さじ1/2
塩 少々
※カレー粉は商品によって辛さが違うので、お好みの分量に調整してください。

◆作り方

【1】じゃがいもは洗って、皮つきのままラップに包み、電子レンジ(600W)で2分加熱する。粗熱がとれたら、皮をむいてつぶす。
【2】フライパンにサラダ油とにんにくを中火で熱し、枝豆、とうもろこし、ツナを缶汁ごと加えて炒める。【A】で調味して【1】に加え、よく混ぜる。
【3】ワンタンの皮に【2】を等分してのせ、棒状に包み、巻き終わりを水で留める。
【4】フライパンにサラダ油を多めに入れ、【3】を揚げ焼きにする。

教えてくれたのは


みないきぬこさん

女子栄養大学を卒業後、料理研究家のアシスタントを経て2007年独立。料理家、フードコーディネーターとして料理雑誌や広告、メニュー開発など、幅広い分野で活躍中。女の子のママ。

『めばえ』2015年7月号

【9】根菜カレーパン

4種類の野菜を混ぜ込んだカレーを包んでカレーパンに。おやつやランチにパクパク食べられます。

◆材料

(8個分)
【A】
ホットケーキミックス 200g
水 大さじ6

【B】
玉ねぎ(薄切り) 1/4個
れんこん(1cm角切り) 80g
ごぼう(小口切り) 1/4本
にんじん(細切り) 2cm

バター 大さじ1

【C】
カレールー 大さじ2
トマトケチャップ 大さじ1

塩 少々
溶き卵 約1個分
パン粉・揚げ油 各適量

◆作り方

【1】フライパンにバターを熱して【B】を炒め、水150ccを加えて5分ほど煮、【C】を加えて煮汁がなくなるまで煮る。
【2】ボウルに【A】を入れて混ぜ、まとまったら8等分して丸め、楕円にのばす。中央に【C】を等分にのせて半分に折り、端をフォ ークで押さえて閉じる。
【3】【2】に溶き卵、パン粉を順にまぶし、油を深さ1cmほど熱したフライパンに入れ、中温で上下を返しながら揚げる。

教えてくれたのは


鈴木 薫さん

身近な食材で簡単に作れて、おいしくて、センスのいいレシピが人気。双子の女の子と男の子のママ。

『めばえ』2015年10月号

豚肉を使ったカレーレシピ

【1】豚しゃぶトッピングカレー

手作りルーはカレー粉、トマトケチャップや中濃ソースやはちみつなど家庭の調味料を加えて味わい深く。対照的に具材の肉と野菜はサッとゆでて散らしただけ。絶妙なバランスに子供も大人も満足な一品に。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
豚しゃぶしゃぶ用肉 200g
玉ねぎ 1個
じゃがいも 2個
トマト 1個
黄パプリカ 1/2個
オクラ 4本

【A】
カレー粉 大さじ1/2
小麦粉 大さじ3
顆粒スープの素 小さじ1
トマトケチャップ 大さじ2
中濃ソース 大さじ2
はちみつ 小さじ1~2

【B】
バター 30g
にんにくのすりおろし 小さじ1
塩 小さじ1/2
ご飯 茶碗3杯
※カレー粉は商品によって辛さが違うので、お好みの分量に調整してください。

◆作り方

【1】玉ねぎはみじん切り、じゃがいもは2cm角程度に切る。トマトは2cm角に切り、黄パプリカは好みの型で抜く。オクラは小口切りにする。
【2】鍋に【B】を入れて中火で熱し、玉ねぎとじゃがいもを加えて炒め、しんなりしたら【A】を順に加えてそのつど炒める。水3カップを加えて全体を混ぜ、ふたをずらしてのせて10分ほど煮る。塩で味を調える。
【3】鍋に湯を沸かし、オクラとパプリカをサッとゆでて水にとり、オクラは小口切りにする。同じ湯で豚肉をサッとゆでる。
【4】器にご飯と【2】を盛り、【3】とトマトを散らす。

教えてくれたのは


みないきぬこさん

女子栄養大学を卒業後、料理研究家のアシスタントを経て2007年独立。料理家、フードコーディネーターとして料理雑誌や広告、メニュー開発など、幅広い分野で活躍中。女の子のママ。

『めばえ』2015年7月号

【2】炒り豆腐のドライカレー

豚ひき肉、グリンピースなど、ぽろぽろしがちな具材も水切り豆腐と一緒に炒るので、豆腐の水分で適度にゆるくなり食べやすく。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
絹ごし豆腐  1と1/2丁(450g)
豚ひき肉  150g
玉ねぎ  1/4個
にんじん・グリーンピース  各30g
ミニトマト  6個
にんにく(みじん切り)  少々
サラダ油  小さじ1

【A】
顆粒スープの素  小さじ1/2
カレー粉 小さじ1~1と1/2
トマトケチャップ  大さじ1/2
ソース  大さじ1/2
塩  少々

ご飯 茶碗3杯

◆作り方

【1】豆腐は耐熱皿にのせ、電子レンジで1分30秒加熱する。ペーパーで巻き、重しをのせて15分ほど水きりをする。
【2】ミニトマトは4等分に切る。玉ねぎとにんじんはみじん切りにする(にんじんは少し好みの型で抜いても)。
【3】フライパンにサラダ油とにんにくを入れて中火にかけ、香りが立ったら玉ねぎとにんじんを入れて炒める。しんなりしたら、ひき肉を加えて炒め、肉の色が変わったら【1】を崩しながら加えてよく炒める。
【4】【A】を加えてさらに炒め、汁けをとばし、ミニトマトとグリーンピースを加えて混ぜ、火を止める。器にご飯とともに盛る。

教えてくれたのは


みないきぬこさん

女子栄養大学を卒業後、料理研究家のアシスタントを経て2007年独立。料理家、フードコーディネーターとして料理雑誌や広告、メニュー開発など、幅広い分野で活躍。女の子のママでもあります。

『ベビーブック』2015年3月号

【3】小松菜とにんじんのドライカレー丼

緑黄色野菜とお肉はすべてみじん切りにして大きさを統一すると、子どもでも食べやすくなります。カレー風味が食欲をそそる一品!

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
【A】
豚こま切れ肉 350g
玉ねぎ 1/2個
にんじん 1/2本
小松菜 1/2束

にんにく(みじん切り) 小さじ1
しょうが(みじん切り) 小さじ1
大豆(ドライパック) 1缶(110g)
バター 大さじ1(20g)

【B】
カレー粉 大さじ1と1/2~2
トマトケチャップ 大さじ1と1/2
中濃ソース 大さじ1と1/2
顆粒スープの素 小さじ1
塩・こしょう 各少々

ご飯 茶碗3杯

◆作り方

【1】【A】は細かく刻む。
【2】フライパンにバター、にんにく、しょうがを入れて中火で熱し、香りが立ったら玉ねぎ、にんじんを入れて炒める。
【3】【2】に豚肉を加えて炒め、色が変わったら大豆、【B】を加えて炒め、水1/2カップを加えて汁けがなくなるまで煮詰める。最後に小松菜を加えてしんなりするまで煮、ご飯にかける。

教えてくれたのは


みないきぬこさん

女子栄養大学を卒業後、料理研究家のアシスタントを経て2007年独立。料理家、フードコーディネーターとして料理雑誌や広告、メニュー開発など、幅広い分野で活躍中。女の子のママでもある。

『ベビーブック』2014年2月号

【4】カレー焼きそば

困ったときのカレー粉!というくらい、普段よく食べるメニューにこそ、カレー粉をプラスすると新鮮且つさらにおいしくなるんです。マンネリになりがちな味つけを脱出!

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
焼きそば麺 3玉
豚バラ肉 150g
玉ねぎ 1/2個
いんげん 6本
黄パプリカ 1/2個
キャベツ 2枚
ミニトマト 8個

【A】
サラダ油 小さじ1
にんにくのみじん切り 小さじ1

【B】
カレー粉 大さじ1/2
オイスターソース 大さじ2と1/2
しょうゆ 大さじ1/2

塩 少々
※カレー粉は商品によって辛さが違うので、お好みの分量に調整してください。

◆作り方

【1】豚肉は3~4cm幅に切り、塩をふる。玉ねぎは横半分に切り、くし形に切る。いんげんは斜め切りにする。パプリカは好みの型で抜く。キ ャベツは一口大に切る。
【2】フライパンに【A】を入れて中火で熱し、【1】を順に加えて炒める。しんなりしたら麺を加えて炒め、水1/4カップを注ぎ、【B】を加えて調味する。ヘタを除いたミニトマトを加えて全体を混ぜ、火を止める。

教えてくれたのは


みないきぬこさん

女子栄養大学を卒業後、料理研究家のアシスタントを経て2007年独立。料理家、フードコーディネーターとして料理雑誌や広告、メニュー開発など、幅広い分野で活躍中。女の子のママ。

『めばえ』2015年7月号

【5】焼きカレードリア

かぼちゃの甘みを加えたカレーが新しい。チーズを載せて焼くだけでカレーがドリアになって、いつもと違う味わいに。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
豚ひき肉 250g
玉ねぎ 1/4個
にんじん 1/3本
かぼちゃ 1/8個
サラダ油 大さじ1

【A】
小麦粉 大さじ1
カレー粉 小さじ2

水 150cc

【B】
トマトケチャップ 大さじ2
塩 少々

ピザ用チーズ 大さじ6
ご飯 茶碗3杯

◆作り方

【1】玉ねぎはみじん切り、にんじんは5mm角、かぼちゃは1cm角に切る。
【2】フライパンにサラダ油を熱して玉ねぎとにんじんを炒め、玉ねぎに色がついたら、ひき肉を加えて炒める。肉の色が変わ ったら【A】を加えて炒め、香りが立 ったらかぼちゃと水を加え、【B】で調味し、汁けがなくなるまで煮詰める。
【3】耐熱容器にご飯を敷き、【2】のカレーをかけて、チーズを散らす。温めておいたオーブント ースターで10分ほど焼く。

教えてくれたのは


鈴木薫さん

シンプルで、おいしくて、センスのいいレシピが人気。双子の女の子と男の子のママ。今回は、盛りつけのポイントも伺いました。

『めばえ』2014年4月号

【6】カレー風味シシカバブ

アスパラガスを芯にして、刻んだ野菜を混ぜ込んだ肉を貼り付けるだけ。カレーの風味が効いたでエスニック仕上げ。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
【A】
豚ひき肉 200g
カレー粉 小さじ1
塩 小さじ1/3

にんじん 1/3本
アスパラガス 3本
オリーブ油 大さじ1

◆作り方

【1】にんじんはみじん切りにして、ラ ップに包み、電子レンジ(600W)で2分加熱する。
【2】【A】と【1】を合わせて粘りが出るまで混ぜ、アスパラガスに棒状に貼りつける。
【3】フライパンにオリーブ油を熱し、【2】を転がしながら焼き、食べやすい大きさに切る。
*ミニトマトを添えても。

教えてくれたのは


井澤由美子さん

旬の食材を使い、食べ合わせによる体への相乗効果を大切にしたレシピが人気。食育にも力を注ぐ。一女の母。

『めばえ』2014年9月号

【7】刻み野菜入りご飯の肉巻き

ボリュームのある肉巻きご飯は、スープとサラダをプラスしておいしくいただけます。

◆材料

(大人2人分+子ども1人分)
豚しゃぶしゃぶ用肉 10枚(120g)
にんじん 1/6本(30g)
ピーマン 2個(60g)

【A】
塩 小さじ1/4
こしょう 少々
カレー粉 小さじ1/3

小麦粉 大さじ1
サラダ油 小さじ2
ご飯 茶碗山盛り2杯(350g)

【B】
焼き肉のたれ(市販) 大さじ2
水 大さじ1

◆作り方

【1】にんじんとピーマンはみじん切りにして、熱湯で2分ゆでて、水けをふく。
【2】ご飯に【1】と【A】を加えてよく混ぜ、10等分の俵形に握る。
【3】豚肉を1枚ずつ広げ、【2】を巻いて手でなじませ、全体に小麦粉を薄くまぶす。
【4】フライパンにサラダ油を中火で熱し、【3】の巻き終わりを下にして並べ入れ、転がしながら全面を5~6分焼く。火から下ろして【B】を回し入れ、再び火にかけて煮からめる。

教えてくれたのは


青木恭子さん

小田真規子主宰のスタジオナッツ所属。2つの保育園に7年間、栄養士として勤務。0歳児の離乳食~5歳児の給食とおやつ作りを担当。現在は、雑誌やWEBなどで活躍。

『ベビーブック』2014年7月号

鶏肉を使ったカレーレシピ

【1】チキンヨーグルトカレー

カレーの鶏肉を特製ヨーグルトだれに漬けて下ごしらえ。あとはいつものカレーと同じように作るだけなのに、マイルドで味わい深い一皿に。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
鶏もも肉 1枚
ヨーグルトだれ 1/4量
玉ねぎ 小2個
ブロッコリー 小1株(100g)
じゃがいも 2個
サラダ油 大さじ1

【A】
チキンスープの素 1個
水 2カップ

カレールー(好みのもの) 2皿分
ご飯 適量

◆作り方

【1】鶏肉はたれに1時間以上漬け、たれをつけたまま一口大に切る。
【2】玉ねぎは薄切りにし、ブロッコリーは小房に分ける。じゃがいもは一口大に切り、水に2分さらす。
【3】鍋にサラダ油と玉ねぎを入れて中火で炒め、しんなりしたら【1】をたれとともに加えて2~3分炒める。【A】を加え、煮立ったら火を弱め、ふたをして5分煮る。
【4】【3】にじゃがいもを加えて10分煮、ルーとブロッコリーを加えて混ぜながら5分煮る。ご飯とともに盛る。

◆ポイント

玉ねぎを加えるとうま味が増す、ヨーグルトだれの作り方。

(作りやすい分量)
プレーンヨーグルト 1カップ
塩 小さじ1/2
玉ねぎ 1/4個
ローリエ 1枚

【1】玉ねぎはすりおろす。
【2】すべての材料を混ぜ合わせる。
*冷蔵庫で10日ほど保存可能。

教えてくれたのは


夏梅美智子さん

身近な食材を使った、作りやすくておいしい家庭料理が人気。基本の料理からエスニックまで幅広いレパートリーがある。高校3年生の男の子のママでもある。

『めばえ』2015年2月号

【2】鶏ひき肉のカレーとナン

冷めてもおいしいカレーは温める手間いらずで、持ち寄りパーティにぴったり! 不足しがちな野菜の補給にも◎。

◆材料

●カレーの材料(4人分)
鶏胸ひき肉 200g
じゃがいも(中) 2個
にんじん 1本
野菜ジュース 200ml
玉ねぎ(みじん切り) 1個分
カレー粉 大さじ2
しょう油 大さじ4
オリーブオイル 大さじ3

●ナンの材料(小サイズ4枚分)
【A】
強力粉 200g
オリーブオイル 50ml
水 80ml
ベーキングパウダー 小さじ1と1/2
塩 ひとつまみ

バター 少々

◆作り方

●カレー
【1】じゃがいもは皮をむいて1cm角、にんじんは皮付きで5mm角に切る。
【2】フライパンにオリーブオイル、玉ねぎ、鶏胸ひき肉を入れて強火で加熱する。玉ねぎが透明になったら、【1】を入れてさっと炒め、しょう油、カレー粉を入れ混ぜる。野菜ジュースを入れて中火で野菜に火が通るまで煮込む。

●ナン
【1】【A】をボウルに入れて手でこね、ひと塊になったらポリ袋に入れて20分ほど寝かせておく。
【2】【1】を4等分して、麺棒で長さ15cm程度に平らに伸ばす。(手に生地がつきやすい時は、打ち粉をする)
【3】熱したフライパンに【2】を入れ、中火で両面をこんがり焼いて取り出し、表面にバターを塗る。粗熱が取れたら、温かいうちにポリ袋に入れ、冷めたら口を結んで持ち運ぶ。

教えてくれたのは


minokamo 長尾明子さん

料理家・写真家。出身地の岐阜県美濃加茂市から名前を取った「minokamo」は、料理提案・提供時の活動名。季節や土地の食材、素材を活かしたおいしい料理、写真家としてのセンスが光るおしゃれな料理が人気で、出張料理やメディアの撮影など幅広く活躍。

『めばえ』2018年4月号

【3】チキンときのこのカレー鍋

チキンときのこのうま味たっぷりのカレー鍋。子供「は仕上げに生クリームを入れてマイルドに!

◆材料

(大人3~4人分)
鶏もも肉 2枚
しめじ、まいたけ 各1パック
しいたけ 6個
エリンギ 3本
長ねぎ 1本
にんじん 1/2本

【A】
水 5カップ
顆粒スープの素 大さじ1
カレールウ 90g(4~5皿分)
にんにくのすりおろし 1片分

◆作り方

【1】鶏肉は食べやすい大きさに切り、しめじとまいたけは小房に分け、しいたけは軸を除いて半分に切る。エリンギは5mmの厚さに切り、ねぎは斜め薄切りにし、にんじんは輪切りにして好みの型で抜く。
【2】 鍋に【A】を入れて火にかけ、【1】(ねぎ以外)を加えて火が通るまで煮、最後にねぎを加える。

◆ポイント

子どもは「マイルドカレーうどん」で。

別鍋に汁を取り分け、生クリームを混ぜ(汁2に対し1)、うどんを加えて煮る。器に盛って具を取り分ける。

教えてくれたのは


ほりえさちこさん

栄養士、フードコーディネーター、飾り巻き寿司インストラクター1 級。男の子のママ。育児経験を生かした簡単で栄養バランスのとれた料理やかわいいレシピが人気。

『ベビーブック』2018年2月号

【4】かぼちゃ入りカレーミルク鍋

解けたカボチャ、にんじん、玉ねぎは甘く、カレールーのピリ辛がよく合います。牛乳を加えてでマイルドに仕上げて召し上がれ。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
鶏肉 250g
かぼちゃ 150g
にんじん 1本
玉ねぎ 1個
にんにく 1かけ
オリーブ油 大さじ1
水 500cc

【A】
牛乳 1カップ
鶏ガラスープの素 小さじ2
カレールー 70~80g

ご飯 茶碗1杯
粉チーズ 適量

◆作り方

【1】にんにくはみじん切りにする。にんじん、玉ねぎ、鶏肉は1.5cm角に切る。
【2】かぼちゃはラップに包み、電子レンジ(600W)で2分加熱して、1.5cm幅に切る。
【3】鍋にオリーブ油と【1】を入れて炒め、肉の色が変わったら水を加えて10分煮、アクを取る。【A】と【2】を加えて5~6分煮る。

◆ポイント

カレー風味に、かぼちゃやにんじんの甘みがぴったり。

主食のリゾットもカレー味で変化がつきます。

教えてくれたのは


井澤由美子さん

旬の食材の効能と素材の味を生かしたシンプルな料理が人気。食育にも力を注いでいる。一女の母。

『めばえ』2016年2月号

【5】チキンココナッツカレーうどん

ココナッツミルク、クミンでほんのりエスニック風に。辛みはなく、風味だけなので子供でもおいしく食べられます。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
鶏ひき肉 200g

【A】
玉ねぎのすりおろし 1/6個分
塩 小さじ1
カレー粉 小さじ1
クミンパウダー 小さじ1
ココナッツミルク 1と1/2カップ

赤パプリカ 1個
ゆでうどん 3玉

◆作り方

【1】パプリカは横に細切りにする。
【2】鍋にひき肉と【A】、【1】を入れ、混ぜて火にかけ、煮立ったら中火で5~6分煮る。
【3】うどんをサッとゆでて湯をきり、器に盛る。【2】をかける。
*ココナッツミルクは同量の牛乳または豆乳に替えても。

教えてくれたのは


藤井 恵さん

簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。

『ベビーブック』2014年9月号

【6】カレー風味パエリア

カレーとチキンの組み合わせがおいしい。ソーセージ、パプリカ、パセリを彩りよく飾ったらおもてなしメニューとしても◎。

◆材料

(フライパン24cm)
米 2合
鶏肉 100g
ソーセージ 3本
にんにく 1かけ
赤・黄パプリカ 各適量
玉ねぎ 1/2個
オリーブ油 大さじ4
白ワイン 1/2カップ
カレー粉 大さじ4
塩 小さじ1
※材料の分量は、大人4人分(子どもは大人の1/2人分)が目安です。

◆作り方

【1】鶏肉は一口大に、ソーセージは縦半分に、パプリカは縦に細長く切る。玉ねぎ・にんにくをみじん切りにする。
【2】フライパンにオリーブ油の半量を熱し、鶏肉とソーセージを炒め、ソ ーセージは両面に焼き目がついたら取り出す。
【3】【2】のフライパンに、残りのオリーブ油、洗った米、にんにく、玉ねぎを加え、米の表面が透き通るまで炒める。白ワイン、カレー粉、塩を加えて混ぜる。
【4】カレーの香りが立ったら、水2カ ップを加え、ソーセージとパプリカを並べ入れ、ふたをして、中火で10分、弱火で10~15分加熱する。最後にふたを取り、強火にして水分をとばす。
【5】火から下ろしたら、ふたをして10分蒸らす。
*お好みでパセリのみじん切りを散らしても。

教えてくれたのは


阿部剛子さん

日々の暮らしの中から生まれた炊飯器レシピやフライパン活用レシピを公開して人気。2児のママ。

『ベビーブック』2013年1月号

【7】タンドリーチキン

簡単で味に深みの出るヨーグルトダレを揉み込み、漬け込むことがポイント!あとは中火で焼くだけ。タレがしみ込んだチキンは胸肉とは思えないしっとりとした焼き上がりに。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
鶏むね肉 1枚(約350g)

【A】
プレーンヨーグルト 1/3カップ
ケチャップ 大さじ1
カレー粉 大さじ1
塩 小さじ2/3
にんにく(チューブ) 少々

サラダ油 大さじ1/2

◆作り方

【1】【A】をポリ袋などに入れ、よく混ぜ合わせる。
【2】むね肉は約1㎝幅のそぎ切りにし、【1】に入れてよくもみ、10分ほどおく。
【3】フライパンにサラダ油を中火で熱し、【2】の肉を取り出して並べ入れ、2~3分焼き色がつくまで焼き、返してふたをし、弱めの中火で4~5分焼く。食べやすく切る。

※お好みでベビーリーフなどを敷いても。
※【2】は冷蔵庫に一晩おき、翌日に使ってもOK。

◆ポイント

■そぎ切り

むね肉に包丁を斜めに入れ、左手で押さえながら、包丁を手前に引いて切る。

■つける

タレに入れてもむと、味がよく染み込み、ヨーグルト効果でしっとりとした仕上がりになる。

教えてくれたのは


武蔵裕子さん

料理研究家。総菜から保存食まで幅広いジャンルを得意とし、だれでも簡単に作れるシンプルでおいしいレシピが好評。

『ベビーブック』2017年10月号

【8】照り焼きカレーチキン

漬け込んだらトースターで焼くだけ。忙しいときに簡単だけど栄養とボリュームたっぷりのカレーチキンは、ママも子供もうれしい一品です。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
鶏もも肉 2枚

【A】
しょうゆ 大さじ1と1/2
トマトケチャップ 大さじ1
カレー粉 小さじ1
はちみつ 大さじ1
酢 大さじ1/2

なす 2個
とうもろこし(ゆで) 1本
赤パプリカ 1/2個
サラダ油 大さじ1

【B】
カレー粉 小さじ1/2
塩 少々
※カレー粉は商品によって辛さが違うので、お好みの分量に調整してください。

◆作り方

【1】鶏もも肉は一口大に切り、【A】をもみ込んで15分~一晩おく。
【2】なすは半月切り、とうもろこしは4cm幅の半月切りにし、パプリカは好みの型で抜く。ボウルに入れてサラダ油と【B】をまぶす。
【3】トースターの天板にクッキングシ ートを敷き、【1】と【2】を並べて15分ほど焼く(焦げそうなときは途中でアルミホイルをかぶせても)。

教えてくれたのは


みないきぬこさん

女子栄養大学を卒業後、料理研究家のアシスタントを経て2007年独立。料理家、フードコーディネーターとして料理雑誌や広告、メニュー開発など、幅広い分野で活躍中。女の子のママ。

『めばえ』2015年7月号

【9】カレーチキンのセルフサンド

彩が良くピクニックやパーティーのもてなし料理としても喜ばれそうな一品。自分でパンにくるっと巻いて、オリジナルサンドを召し上がれ♪

◆材料

(6人分目安)
鶏もも肉 小2枚(400g)

【A】
塩、粗びき黒こしょう 各少々
カレー粉 小さじ1/2

オリーブオイル 小さじ1

【B】
しょうゆ 大さじ1と1/2
はちみつ 大さじ1と1/2

サンドイッチ用食パン 18枚
きゅうり 1本
サラダ菜 7~8枚
トレビス(なければレタス) 2~3枚
トマト 小1個(80g)
ゆで卵 3個
プロセスチ ーズ(ポーションタイプ) 6個
パクチー 適量(なくても可)

◆作り方

【1】鶏肉は筋を切って【A】をまぶす。フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、肉の皮面を下にして3分ほど焼く。こんがりしたら返し、フタをして弱火で7分ほど蒸し焼きにする。フライパンの余分な油をペーパータオルで拭き取り、【B】を混ぜて加え、よく絡める。粗熱が取れたら食べやすく切る。
【2】食パンは麺棒で薄くのばす。
【3】きゅうりは斜め切り、サラダ菜、トレビスは食べやすくちぎる。トマトは薄いくし形切り、ゆで卵は縦に4等分に、チ ーズは半分に切る。パクチーは3~4cmに切る。
【4】【2】に【1】と【3】を好みでのせ、巻きながら食べる。

教えてくれたのは


市瀬悦子さん

フードコーディネーター。料理研究家。「おいしくて、作りやすい家庭料理」をテーマに、書籍、雑誌、テレビ、企業のメニュー開発など幅広く活躍。NHK(Eテレ)の食育番組の料理監修など、子ども向けの料理提案も多数行っている。

『めばえ』2016年8月号

 

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