目次
家飲みする頻度は?
今回は、HugKumと@DIMEが協同で家飲みについてのアンケート調査を実施し、1899人のママ・パパから回答をいただきました(男女の内訳は男性1204人、女性695人)
まずノンアルコール飲料を含む家飲みをする頻度についてアンケートで聞いてみたところ、「年に数回ほど」という回答も含めると全体の約80%の人が家飲みをするということが判明。そのなかでも「週1~2回」という声がもっとも多く、「毎日」、「週3~4日」と続きました。家飲みが習慣化している人が多いようです。
家飲みにかけるひと月の費用は?
家飲みにかけるひと月あたりの費用は、約40%が「1,000円~5,000円」という結果に。次いで多かった「5,000円~10,000円」、「1,000円以下」と合わせると、全体の80%以上の人が月1万円以内で抑えているということになります。店で飲む場合の平均相場は1回で平均3,000円ほどと言われているので、それに比べるとだいぶリーズナブル。
家飲みする時間帯は「夕食時」か「子どもが寝たあと」
配偶者やパートナーと一緒に家飲みをする時間帯については、ほとんどの人が「食事と一緒に」、または「食事後」と回答。夕食の段階でお酒を楽しみつつも、全ての家事を終えたあとや子どもが寝たあとにゆっくり飲むというスタイルのご家庭が目立ちました。
「食事と一緒にも飲むが、ゆっくりと飲めるのは子供を寝付かせたあと。」(男性)
「すべての家事を終え、寝る前の段階の自由時間。」(女性)
「深夜に映画を鑑賞しながら。」(男性)
夫婦の家飲みでの話題はなに?
配偶者やパートナーとの家飲み中の話題として圧倒的に多かったのは「ニュースや世間のできごと」と「子どもの話題」。その日にあった出来事や子どもの様子など、夫婦間で共有しておきたいことをお互いに話す時間に家飲みタイムが充てられているご家庭がほとんどのようです。
「コロナ禍ですが、なるべく楽しい夢が広がる話題で盛り上げるようにしています。」(男性)
「今日あったこと。主に子供たちのこと。そのほか学校行事や家庭内のイベント事の話。」(男性)
「一緒にテレビや映画を観ながら話します。」(女性)
夫婦の家飲みでよく飲むものランキング発表!
ここからはパパ&ママたちが家飲みで普段よく飲んでいるお酒のBEST8を発表していきます。
8位 焼酎
第8位は焼酎。定番のロックや水割りだけでなく、自分好みのアレンジを見つけて飲んでいる人も目立ちました。ちなみに焼酎を挙げた人の中での1番人気の銘柄は断トツで「黒霧島」という結果に。
「黒霧島。きりっとうまい。」(大阪府・男性)
「神の河。いろんな料理に合わせやすくておいしく飲める。飽きない。」(大阪府・女性)
「鍛高譚。焼酎は得意でないが鍛高譚は美味しい。たっぷり梅干しの果肉を入れて梅干しサワーのようにするのがおすすめ!」(東京都・女性)
焼酎の中でも一番人気だった「黒霧島」
7位 梅酒・果実酒
女性からの票が大多数を占めた梅酒や果実酒。甘さがありビールや焼酎などが苦手な人にとっても飲みやすいことや、自分好みに濃さを調節できる点が女性からの支持を得ている理由になっているようです。
「チョーヤの梅酒。カルピスで割ったら甘酸っぱくておいしい。」(大阪府・女性)
「とろける黒糖梅酒。黒糖のコクがあり美味しい 。」(千葉県・女性)
「杏露酒。甘くて何で割っても美味しい。下戸でちょっとしか飲めないけど長く保存がきく。」(愛知県・女性)
好きな割り方で楽しめる人気の「チョーヤ梅酒」
6位 ノンアルコール飲料
クオリティが年々上がっていくノンアルコール飲料。味だけでなく身体のことを考えた商品まで、酒類売り場には種類豊富に並んでいます。
「からだを想うALL-FREE。内臓脂肪を減らす効果が期待でき、ビールの苦みもあり飲みごたえがあるので」(福岡県・女性)
「零ICHI。ビールに近い飲み心地と味で、ノンアルコール飲料にありがちな、甘いような後味が残らないので」(長野県・男性)
「チョーヤの酔わないウメッシュ。本格的な味なのにノンアルコールで美味しいから」(三重県・女性)
内臓脂肪を減らす「サントリー からだを想うオールフリー」
5位 発泡酒
麦芽比率が50%未満だったり、50%以上でもビールでは使用できない副原料が使われているもののことを指す発泡酒。健康意識の高まりからか、低糖質・プリン体ゼロの機能性発泡酒への人気が集中しました。
「淡麗グリーンラベルは後味スッキリで飲みやすいです。」(栃木県・男性)
「キリンの淡麗プラチナダブルが気に入ってます。」(長野県・男性)
「アサヒのスタイルフリー。糖質ゼロで美味しいので。」(東京都・男性)
ビールと同じ作り方で糖質70%オフの「キリン 淡麗グリーンラベル」
4位 第3のビール(新ジャンル)
第3のビールは麦や麦芽を使っていない発泡性の醸造酒や、麦芽比率50%未満の発泡酒に麦由来のスピリッツを合わせたビールテイスト飲料のこと。ビールと比べて酒税が安く価格が手頃なことから、日々の晩酌に選ぶ人が多い模様。
「金麦。味、キレ、コク、などバランスが良い。」(沖縄県・男性)
「アサヒザリッチ。飲みやすく、ビールのような味わいも楽しめるから!」(福岡県・女性)
「麦とホップ。サッポロの黒ラベルが好きで、そのテイストに近いから。」(神奈川県・女性)
低価格でおいしいと評判の「アサヒ ザ・リッチ」
3位 ワイン
赤・白・ロゼだけでなく、スパークリング、そしてサングリアなどのフレーバードワインなどとにかく種類が豊富で選ぶ楽しさも味わえるワインが3位にランクイン。その日の気分や合わせる料理によってセレクトしたり、自分好みの1本を見つけ出すのも楽しいですね。
「シャトー・メルシャン萌黄。普段飲むのに、値段も手頃で美味しい!」(神奈川県・女性)
「アルパカワイン赤。手頃なので。料理にも使えるし、飲んでもおいしい。」(山形県・男性)
「デリカメゾン。安いし、容器がペットボトルだから。」(兵庫県・男性)
食事にも合う辛口の白ワイン「シャトー・メルシャン アンサンブル萌黄」
2位 サワー・ハイボール
2位はサワー・ハイボール。こちらも梅酒・果実酒と同じく女性からの票が目立った印象です。もっとも人気が高かったのはやはり王道のレモンサワー。常にある定番商品の他にも各メーカーから季節ごとに限定商品が出たりと、売り場の顔ぶれが少しずつ変化していくのも愛される理由と言えそうです。
「こだわり酒場のレモンサワー。最近レモンサワーにはまっているんですが、このレモンサワーはレモンの味がしっかりしてる様に感じるので気に入っています。」(千葉県・男性)
「本搾りチューハイ。アルコール度数が低く、果汁の味が楽しめるので飲んでいます。」(熊本県・女性)
「男梅サワー。甘じょっぱく、夏にぴったりですごく美味しい。この夏ハマりました。」(神奈川県・女性)
「贅沢搾り。甘いので飲みやすく、季節ごとに限定商品など味も色々あるので。」(兵庫県・女性)
限定商品にもファンが多い「アサヒ 贅沢絞り」
1位 ビール
もっとも得票数が多かったのはやはりビールでした!性別問わず多くの人が1日の締めくくりにビールを愛飲しているよう。最近は大手飲料メーカーが出しているものだけでなく、小規模な醸造所で作られている個性豊かなクラフトビールも人気です。
「サントリーのプレミアムモルツ。まろやかで泡が美味しい。もともとビールが苦手でしたが、この商品に出会って口当たりのよさやのどごし、香りやコクといったビールの美味しさを教えて貰いました。」(愛知県・女性)
「アサヒスーパードライ。辛口でどんなおつまみにも合うところが気に入っています。」(大阪府・女性い)
「インドの青鬼。他にはない苦みと旨味、豊かな香りが◎。」(神奈川県・男性)
「パーフェクトサントリービールは糖質ゼロなのに、おいしいところが気に入っています。」(千葉県・女性)
ビールの美味しさを実感する「サントリー ザ・プレミアム・モルツ」
家飲みで相手に言いたいこと!
家飲みに関して相手にモノ申したいことも聞いてみることに。全体的に見てママさんたちは「お酒を飲みすぎないでほしい」と思っていて、パパさんたちは「もっと家飲みの相手をしてほしい」と思っているという、ちょっぴり切ない(?)実情が垣間見えました。
「ビールが好きなのはわかるが、さすがに風邪を引いている時や体調が悪い時はアルコールをやめてほしい」(女性)
「妻は飲まないですが、ノンアルコール飲料でも良いので一緒に飲む時間が作れたらいいです」(男性)
「我が家は休日の前の夜に夫婦で晩酌することが多いのですが、夫はついつい飲みすぎて…せっかくの休日に寝ていることも多いのが不満です。子供のためにも、もう少し節度を持って飲酒してほしい!」(女性)
「飲みすぎ。量は自分でコントロールできるようになりましょう。食事と一緒にたしなむ程度なら何も言わないが、子どもをお風呂に入れられなくなったり、遊べなくなったりなど、他に支障が出るようなな飲み方は特に子どもが小さいうちはしないで欲しい。」(女性)
「一緒に飲酒する機会をもっと増やして欲しい。」(男性)
「意見はあまりいらないので、家飲みしながら愚痴をうんうんと聞いてほしいです。」(女性)
「お酒に弱いのに、飲むペースが早くてすぐに酔いつぶれてしまうので、もっとゆっくり一緒にお酒を楽しみたいと思う時があります。」(女性)
「「片付けはするよー」と言ってくれるが、翌朝になっても流し台にお皿、鍋などが残っている。彼曰く、「今から片づける」と…。それなら夜のうちに済ませてほしい。」(女性)
普段なかなか話すことができないような真面目な話や本音を言い合うも良し、同じテレビ番組を観ながら揃ってゲラゲラ笑うも良し。夫婦の間にお酒があれば、いつもよりさらに濃い時間を過ごすことができます。
健康のためにも夫婦関係のためにもお酒の量には気を付けつつ、夫婦で楽しいひと時を送れたらいいですね。
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文・構成/鈴木美奈子