「イネ(稲)」という植物の実
みなさんが食べている米は、日本の食生活において、昔から主食として欠かすことのできない存在ですよね。
米はでんぷんを主成分とする炭水化物を多く含み、体を動かすエネルギー源になります。
米の種
米(イネの実)が種になります。これを「もみ」と言います。1粒のもみからイネを育てると、およそ1,200粒の米がとれます。
茶碗一杯分の米は何粒?
茶わん一杯分の米は、およそ3500粒です。
米の花
米の花を見たことがありますか?
米の花は白っぽい小さな花で、穂の先の実ができるところに咲くのです。
米の呼び方
育ったイネのもみから、殻(もみがら)を取り除くと食べられる米になります。もみが白米になるまでの過程でそれぞれ名前が違うので、見ていきましょう。
もみ【籾】
げんまい【玄米】
もみがらを取り除いたのが玄米です。
はいがまい【胚芽米】
玄米をついて、表面を取り除き、胚芽(芽が出る部分)を残したものが胚芽米です。
はくまい【はくまい】
玄米をついて、胚芽も取り除いたものが白米です。
米から作られる食べ物
原料となる米には種類があり、主にごはんとして食べる「うるち米」と、おこわや餅にして食べる「も米」があります。
餅やだんごの他、おさけやみりんなど、米から作られる食べ物はたくさんあります。
クイズ
せんべいの原料も米です。では、ここで問題です。