2022年の最新「筆箱」を文具ライターが全部試しました!タブレット対応?収納力は?カラバリは?徹底調査【片開き編】

春らしい日が増えてきました。もうすぐ幼稚園・保育園を卒園し、新しいランドセルを背負って小学校へ通い始める子どもたち。お勉強をするために必ず用意しなければならない学童文具のひとつが「筆入」です。
今回は学童文具を販売しているメーカー6社から自慢の筆入をご紹介いただきました。また、お子さんがいらっしゃる保護者の方々からの筆入への悩みもピックアップし、その問題を解決しながら商品をご紹介します。

HugKum編集部が小学生ファミリーにアンケート!筆箱にルールはありますか?

アンケート対象/HugKum編集部メールマガジンを受信している、小学校のお子様を持つご家庭中心にアンケート

【2022年2月集計 有効回答数 699名】

「筆箱にルールはありますか?」

学校によって、そして時代によってもまったく違う筆箱のルール。今回はアンケートを受けて、各学校でニーズの高い筆入の機能やデザインと関係する項目として以下の3点に注目!この条件は最低限満たすことを前提とし筆入れをご紹介します。

  • 学校の筆入れでニーズが高いもの

  • ・赤青鉛筆を入れなければならない(292人)
  • ・キャラクターものはNG(295人)
  • ・缶ペンケース等はNG(202人)

保護者の方から多く寄せられた、筆箱について困っていること

悩み1:学校指定の鉛筆の本数が7本で筆入に入り切らない

悩み2:子供が太めのかきかた鉛筆を使っているため、筆箱の鉛筆ホルダーに入れられない

悩み3:磁石が強すぎてフタを開けるのが大変

悩み4:フタが机からはみ出して、休み時間にお友達がぶつかり落としてしまう

悩み5:毎日鉛筆や消しゴムが揃っているか、確認をするのが大変

悩み6:ランドセルの中でフタが開いてしまって、中のものが散乱してしまう

記事内で、上記のお悩みも解決できる商品をそれぞれの特徴と合わせてご紹介します。皆さんの悩みを解決できる商品がきっと見つかるはずです!「片開き」「両開き」の2記事に分かれているのでぜひ両方ご覧ください。

「両面開きはNG」という学校もあるようなので、この記事ではまず、片開きの筆入をご紹介します。

レイメイ藤井 すべりにくい片開筆入 くるグリップ

筆入に詰めてみました

片開きのため、収納スペースが厚めに取られています。
鉛筆ホルダーは6本まで収納可能。ホルダーの下には1cmほどの空間があり、定規セットを入れることができます。お名前ペンは専用スペースが設けられています。

特徴

この筆入の一番の特徴はフタが大きく開き、折り返すと底まで回り込むことです。
フタをぐるっと下まで持ってくると、手前が下がっている直角三角形の台に鉛筆等の収納スペースがトレイのように乗った状態で固定できます。
また、フタの裏面、開いた時に底になる面には素敵なデザインのスベリ止めがつけられています(スベリ止めのデザインは筆箱の色にベストマッチな単色で、商品によりデザインは変わります)

水色の線がスベリ止め加工されている部分です

 

悩み1:学校指定の鉛筆の本数が7本で筆箱に入らない を解決!

公式発表にはありませんが、実験をしてみたところホルダー下には定規セットを入れた上で標準の太さの鉛筆7本を入れることができました。ただし、スペースの大きさの関係で削りたての鉛筆やある程度長い鉛筆にキャップをつけると入らなかったり、入れづらかったりするので、少し使用したものを入れるのがベストなようです。

鉛筆ホルダーの下に鉛筆を追加で入れてみました。少し使用した鉛筆の方が収まりは良さそうです

悩み2:子供が太めの鉛筆を使っているため、筆箱の鉛筆ホルダーに入れられない を解決!

鉛筆ホルダーにアジャスター機能がついていて、太さ9mm程度の太軸鉛筆も入れることができます。

太軸三角かきかた鉛筆も入ります

悩み4: フタが机からはみ出して、休み時間にお友達がぶつかり落としてしまう を解決!

フタをぐるっと筆入の下まで回してセットするため、フタが机からはみ出すことが少なくなります。また、スベリ止めがついているので、机が揺れても落としづらくなっています。

おすすめPoint

フタを収納箇所の下に固定できるので、収納スペースを常に開いておくことができます。そのため何かを取り出すたびに筆入を開く手間が省けるので、集中力を切らす心配が減りますね。ホルダーに差し込んだ鉛筆の芯は尖っていると見えるので、削っているかどうかの確認ができます。鉛筆ホルダーは立てたままにできるので、その下に収納した定規類も取り出しやすいです。

 

カラーバリエーションは7色!

色のバリエーションが多く、ブラック、ネイビー、パールミント、バイオレット、ピンク、ライトブルー、パールホワイトの7色展開です。それぞれスベリ止めのプリント柄が異なっているので、お好きな柄で選んだり、筆入の色をランドセルのカラーに合わせてコーディネートを楽しんだりすることもできますね。

ブラック

 

ネイビー

 

パールミント

 

バイオレット

 

ピンク

 

ライトブルー

 

パールホワイト

 

詳しくはこちらから>>レイメイストア:https://www.raymay-store.jp/products/detail/722

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