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そもそもエビフライの賞味期限とは?
そもそも自宅で揚げたエビフライの賞味期限はどれくらいなのでしょうか。
基本的にエビフライの常温保存はNG。朝に揚げたエビフライを昼食のお弁当に入れるくらいの時間はOKです。しかし、それ以上保存しておく場合は、冷蔵庫で保存が必要でしょう。
冷蔵保存した場合は2~3日保存することが可能になります。さらに保存期間を長くしたい場合は、冷凍保存がおすすめです。
エビフライを冷凍保存するメリットとは?
エビフライを冷凍すると、うれしいポイントがいくつかあります。エビフライを冷凍保存するメリットをみていきましょう。
・保存できる期間が長くなる
冷蔵像保存で2~3日ですが冷凍保存すると、約1か月間の保存が可能になります。食べ切れなかったエビフライは冷凍保存することで、フードロスを少なくすることができるでしょう。
・時短調理が叶う
調理工程が多いエビフライは、忙しいときなどは敬遠しがちですよね。しかし、エビフライを多めに作って冷凍保存しておけば、使いたいときに加熱するだけ。面倒な調理工程を短縮して食べることができ、忙しい日でもすぐに食卓に並べることができます。
・揚げる前でも揚げたあとでも冷凍が可能
エビフライは揚げる前でも揚げたあとでも冷凍が可能です。冷凍保存を簡単に済ませたい場合や揚げたてを食べたい場合は、衣をつけて揚げずに冷凍保存がおすすめ。また調理時間を短くしたい場合は、揚げてから冷凍保存するのがおすすめです。用途に分けて冷凍保存するとより便利でしょう。
エビフライを揚げる前に冷凍する方法
揚げる前に冷凍すると、解凍せずにそのまま揚げることができ、揚げたてを食べることができます。手順や保存期間、上手に揚げるコツをご紹介していきます。
手順
1、エビは下処理をして衣をつけます。
2、衣をつけたエビを1本ずつラップで包みましょう。
3、さらにエビが重ならないようにフリーザーバックに入れます。
4、なるべく空気を抜いて封をし、冷凍庫で保存します。
保存期間
約1か月の保存が可能です。
冷凍エビフライの解凍方法
1、揚げる前に冷凍したエビフライは、解凍せずにそのまま油で揚げることができます。
2、鍋に油を入れ(鍋底から3cmほど)、170℃になるまで熱してください。
3、冷凍エビフライを3本くらい油の中に入れます。
4、約3~5分、衣がこんがりキツネ色になるまで揚げていきましょう。
冷凍エビフライを上手に揚げるポイント
・揚げる直前まで冷凍庫に入れておく
冷凍したエビフライをしばらく常温で置いておくと水分が出て、油はねや、衣がベチャとした食感になる原因になります。揚げる直前に冷凍庫から出すようにしましょう。
また、冷凍エビフライに霜が付いている場合も、揚げると油はねの原因になります。霜は削っておくのが良いでしょう。油はねすると、火傷の原因になったり、調理後の掃除も大変になってしまいます。
・たくさん入れない
冷凍エビフライを一度にたくさん油の中に入れると、油の温度が下がってしまいます。そうすると衣がサクッと揚がりません。サクッと美味しいエビフライにするために、一気に揚げてしまいたい気持ちをグッと堪えて、3本くらいずつ揚げるようにしましょう。
揚げてから冷凍する方法
エビフライを揚げてから冷凍すると、食べる際に揚げる時間を短縮することができます。オーブントースターや、フライパンで解凍できるため、後片付けもラクチン。忙しい朝のお弁当作りなどにおすすめです。
手順
1、揚げたエビフライは、粗熱をとります。
2、粗熱がとれたら、エビフライを1本ずつラップで包みます。
3、フリーザーバッグにエビ同士が重ならないように入れます。
4、なるべくフリーザーバッグ内の空気を抜いて、冷凍庫で保存しましょう。
保存期間
3週間~1か月間の保存が可能です。
再び揚げない解凍方法
電子レンジとオーブントースターを使えば、サクッとした食感が復元できます。
【解凍方法】
1、耐熱皿に冷凍したエビフライを並べ、電子レンジで軽く解凍します。
2、オーブントースターにアルミホイルをひき、エビフライを並べて加熱します。
また、オーブントースターの代わりにフライパンで解凍することも可能。その際は、電子レンジで軽く解凍した後、フライパンに油をひかずに加熱しましょう。
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エビの下処理方法
プリプリの美味しいエビフライにするには下処理が大事。下処理を行わないと生臭さが残ってしまったり、パサパサの食感になってしまいます。
エビの下処理方法をみていきましょう。また、お店のような真っ直ぐなエビフライにする下処理方法も紹介していきます。
用意する物
- ・竹串
- ・ボウル
- ・キッチンペーパー
- ・片栗粉
- ・塩
- ・水
エビの下処理方法
・尻尾の先を斜めに切る
エビの尻尾の先を斜めに切ります。残っている尾の部分を包丁でしごき、余分な水分を出します。
・背ワタをとる
エビの背中を丸め、中心あたりに竹串を刺して背ワタを引き出します。ある程度、背ワタが出てきたら、指でゆっくりと引っ張り出しましょう。
・臭みをとる
ボウルに片栗粉、塩、水を入れ混ぜます。その中に、背ワタをとったエビを入れてよく揉み込みましょう。あとは流水で洗い流し、キッチンペーパーでよく水気を拭き取ればOKです。
真っ直ぐなエビフライにする下処理とは?
・腹側に切り込みを入れる
エビの腹側に包丁で4箇所ほど軽く切れ込みを入れます。深く切り込みを入れると、切り離してしまうので注意してください。
・エビの背をそらせる
手でエビの両端をもち、背をそらせます。筋が切れるような感覚があればOKです。
冷凍エビフライのアレンジレシピ
パンに挟むだけでできて、見た目もゴージャス。エビフライでホットドックの作り方です。手で食べられるので、ピクニックなどのお弁当にいかがですか?
エビフライでホットドック
【材料】
- ・冷凍エビフライ… 2本
- ・お好みのパン(ロールパンやホットドック用パン)… 2個
- ・キャベツ… 適量
- ・マヨネーズ… 適量
- ・タルタルソース… お好みで
【作り方】
1、キャベツは千切りに、冷凍エビフライは、揚げる、もしくは解凍しておきましょう。
2、パンに切り込みを入れ、マヨネーズを薄く塗ります。
3、パンに千切りキャベツ、エビフライをはさみます。
4、お好みでタルタルソースをかければ完成です。
エビフライは多めに作って冷凍保存が便利
調理工程が多く後片付けも大変なエビフライは、一度にたくさん作って冷凍保存しておくのがおすすめです。揚げる前と揚げたあと、どちらも冷凍可能なため、用途別に賢く冷凍して、日々の食事作りをラクにしましょう。
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構成・文・写真(一部を除く)/松田慶子(京都メディアライン)