はがゆい初恋に思わず“ニヤキュン”！劇場版「からかい上手の高木さん」で青春時代をプレイバック

大人気コミックが、ついに劇場版となってスクリーンへ！

いよいよ到来する爽やかな初夏にぴったりのアニメーション映画、劇場版「からかい上手の高木さん」が6月10日(金)より全国公開中です。中学3年生になったからかい上手の女の子・高木さんと、なにかと高木さんにからかわれてしまう純粋な男の子・西片のみずみずしい初恋と高木さんの思わせぶりな可愛らしい言動に、思わずニヤキュンしてしまうこと間違いなしの青春コメディです。

現在「ゲッサン」（小学館）にて好評連載中の原作は、2021年に第66回小学館漫画賞（少年向け部門）を受賞し、「〇〇さん系」とよばれるジャンルの代表格として人気を博している大ヒットコミック。2018年、2019年、2022年とテレビアニメが第3期まで放映されるほどファンからの熱い支持を得ており、待望の劇場版は原作者である山本崇一朗の監修のもと、テレビシリーズと同じスタッフ陣が手掛けています。

みずみずしい青春の日々と、はがゆい初恋に思わず“ニヤキュン”

いよいよ中学3年生になった高木さんと西片。学校で多くの時間を一緒に過ごすも、いまだ2人の距離は変わらぬまま。中学3年生という特有の時期に、クラスメイトたちもこれからの進路や訪れるかもしれない友達との別れなど、それぞれの将来への不安を感じながら、徐々に大人への階段をのぼりはじめていく。そんななか、中学最後となる夏休みの前日に、2人は帰り道で白くてかわいい子ネコを見つけ、「ハナ」と名づけることに。母ネコが見つかるまで、神社の境内で一緒にお世話をすることにした2人。一緒に遊びながらハナを見守り、幸せな日々が続いていくが…。

劇場版では、冒頭から隣の席の高木さんにまんまとからかわれて一喜一憂する西片の姿に思わず笑みがこぼれつつ、西片のことをからかって楽しんでいる高木さんの抜群の可愛さに思わず釘づけに…！いつかからかい返してやろうと策を練る西片が、それよりはるかに上手（うわて）な高木さんに逆にからかわれてしまうお決まりの流れも、思わずほっこり癒やされる見どころシーンとなっています。

豪華人気声優陣の魅力あふれる声にも注目！

さらに本シリーズは、豪華声優陣の集結も見どころのひとつ。高木さんの声を演じるのは、「魔法つかいプリキュア!」のキュアミラクル（朝日奈みらい）役でもお馴染みの高橋李依。西方をいつもからかうも、その悪気のない可愛らしく清廉な声は、高木さんのキャラクターを見事に表現しています。また西片の声は、「進撃の巨人」のエレン・イェーガー役など数多くの作品で声を演じ分ける梶裕貴。またいつも元気いっぱいの同級生のミナを「スター☆トゥインクルプリキュア」でキュアミルキー（羽衣ララ）役を演じた小原好美、同じく同級生の北条を「魔法少女まどか☆マギカ」の鹿目まどか役の悠木碧が演じるなど、人気声優陣の魅力あふれる声にも注目です！

また本シリーズでは、高木さん本人が歌唱するエンディング曲も話題となっており、テレビアニメでも様々な青春ソングを高木さんがカバー。まさに物語と楽曲がリンクするような演出となっていて、劇場版ではなんとエンディング曲が4週間の週替わりに！1週目には、I WiSHの「明日への扉」が歌われています。

中学最後の夏休みを舞台に、「結局お互いどう思っているの…？！」という高木さんと西片のドキドキはがゆい気持ちも感じつつ、2人のコミカルな掛けあいと初々しい青春模様が、美しく丁寧な映像・音楽と相まってみずみずしく描かれていく本作。はたして2人の未来はどうなっていくのか…？ぜひこの夏にじっくりと堪能していただきたいです。

文／富塚沙羅