保育園での片付け方法は
保育園では、棚におもちゃの写真を貼っています。
子どもたちがひと目見て、どこに片付ければいいのか、分かるようにしているのです。
それぞれのおもちゃに「おうち」を決めよう
家庭では、園のように写真を貼るまではしなくてよいのですが、それぞれのおもちゃを入れる場所(=おうち)を決めることをおすすめします!
我が家でもブロック、お人形、塗り絵など、片付ける入れ物をそれぞれ決めていることで、子どもたちが自ら片付けてくれています!
子どもが片付けをするときのコツ
「片付けのタイミング」も、とても大事です。
例えば、子どもが沢山おもちゃを出して遊んでいる時に
「こんなに沢山めんどくさいな…」
と思ってしまうはずです。
片付けをするタイミング
〝一つおもちゃを出して、遊び飽きて違うおもちゃを出したくなった時〟。
これが、子どもが自ら片付けをするときのコツだと思います。
なぜなら……。
片付けるおもちゃが1種類で済むから
片付けるおもちゃが1種類で済めば、子どもも負担なく片付けられます。
※注意…遊びの中でおもちゃを何種類も出して使いたい時は、使ってもちろんOKです。遊びを思い切り楽しませてあげてくださいね。
自己肯定感も育つ
上記のルールで遊んでいると、家庭以外の場所(保育園やお友だちの家など)でも自然と、出したおもちゃを片付けてから次のおもちゃを出して遊ぶようになります。
するとそれを見た周りの人から……。
と褒めてもらうことが増え、子どもたちの自己肯定感もUPするのです♪
褒めてあげて!
そこで、片付けられた時は
〇〇ちゃん、片付け上手だったよ」
と、褒めてあげています。
みなさんも、ぜひ、上手にできたときは褒めてあげてくださいね。
片付けを子どもが嫌がったときは
もし、子どもが片付けをしない場合は、
「ご飯を食べるから、ブロックを片付けようね」
など、具体的に何をすればいいのかを伝えてあげると良いでしょう。
それでも片付ける気がない場合は、
「片付けなさい!」
と怒るのではなく
と言って一緒にゲームのように競って片付けたり、
「電車さん疲れたから、車庫に入りたいってー」など
前向きな言葉を掛けてあげて。
例外もある!
子どもは普段出来ていることでも、お腹が空いている時、眠い時などは声を掛けても出来なかったり、泣いてしまって出来ない時がありますよね。
そういう時は、親がササっと片付けても大丈夫です。子どもの様子を見て、臨機応変に対応して下さいね。
眠くて泣いている子どもに片付けなくてイライラするよりも、大切なことは「家族が楽しく生活すること」なので子どもの様子を見て、臨機応変に対応しても大丈夫だと思います。
片付けると、スッキリした気分に♪
先日、我が家の3歳次女が鼻水が出ていて、お風呂をお休みした時のこと。
長女と長男と私でお風呂に入って、上がると……なぜだか、お部屋がスッキリしているのです!
お部屋に残っていた次女に話しを聞くと私たちがお風呂に入っている間に片付けてくれたそうです。
これは次女が、物が散らばっている状態の部屋を見て、
「なんだか居心地悪いな……」
と感じて片付けてくれたみたいです。
日々の片付けの習慣で得られるこの感覚こそが「片付け」を自然とする子に育つ、大切な感覚だと思いました。
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