SixTONES松村北斗も「何度も笑って何度も涙が出ました」と絶賛!新海 誠監督作『すずめの戸締まり』がついに完成

『天気の子』以来3年ぶりとなる新海誠監督作『すずめの戸締まり』が遂に完成!豪華声優陣やスタッフ陣が、興奮気味に映画の感想を語ってくれました。

『すずめの戸締まり』の仕上がりを声優陣が大絶賛

岩戸鈴芽役の原菜乃華

『君の名は。』(16)、『天気の子』(19)に続く、新海誠監督3年ぶりの最新作『すずめの戸締まり』(11月11日公開)の完成報告会見が10月25日(金)に東京国際フォーラムで開催。声優を務めた原菜乃華、松村北斗(SixTONES)、染谷将太、伊藤沙莉、花瀬琴音、音楽を担当したRADWIMPSの野田洋次郎、陣内一真が登壇しました。

試写でひと足早く完成した映画を観たばかりのゲスト陣は、興奮冷めやらぬ様子でした。
原さんは「言葉にできないぐらい素晴らしかったです」と感激し「寝る間を惜しみ、音楽や映像をギリギリまで作ってくださった制作スタッフさんとも一緒に登壇したかったです。皆さんの熱意みたいなものを早く大画面で、大音量で皆さんに肌で感じてもらいたいです」と目を輝かせました。

松村さんも「観終わって思ったことは、何度も笑って何度も涙が出ましたし、そのポイントは数えきれないぐらい訪れるんですけど、その度にその理由と種類が違うんです。自分の面白いという感情ってこんなに幅があったのかと驚きましたし、こんなことに感動したり、救われたりして涙が出るんだなと、何か自分を見ているような不思議な気持ちになりました」と感激しきりでした。

宗像草太役の松村北斗

完成作を当日観たばかりだという染谷さんも「いやあ、胸に突き刺さりすぎて、もう帰ろうかなと思ったぐらい本当にぐっと来ました。今は余韻に浸っている気持ちです。本当に没入しました。自分も一緒に旅に出ているような感じでした。本当に自分が体験したことのない、観たことがない映画だなというのが正直な感想です」と絶賛しました。

伊藤さんも「気がつけば前のめりになっていて、泣いていました。みんながすごく器用なわけではないし、一生懸命に生きているというところにすごく胸を打たれて、なんかこうじわって熱くなった感覚でした。とても面白かったです」と賛辞を送りました。

花瀬さんも「私も染谷さんと一緒で観たことないアニメーションを観たなという感覚が強くて。始まってすぐ、新海さんを浴びている感じ。まるで自分も戸締まりしてるような気持ちになれる参加型の映画だなと感じました」とコメント。

声優初挑戦の原菜乃華と松村北斗を新海監督がサポート

新海誠監督

今回初めてアフレコにトライした原さんは「私は右も左もわからないまま現場に入りましたが、新海さんが1から100まで教えてくださいました。ブロックごとに割って録っていますが、パートが終わるごとに、『菜乃華さん、素敵でした。ありがとう』という言葉をいただけて、なんて夢のような幸せな時間だったんだろうと思いました」とうっとりした表情を見せます。

新海監督は原さんたちの声について「1枚1枚、色が鮮やかに塗り直されていくというか、自分が最初に設計していたものが、どんどんカラフルに 想像しなかったような色になっていくのがとても幸せでした」と穏やかな笑みを浮かべます。

同じく、声優に初挑戦したまた松村さんも「新海さんが僕らのことを“楽器”だと表してくれたことがあって。そう思うと、僕が演奏するよりも、新海さんが演奏することで、草太が完成するということをすごく感じました」と新海監督に感謝しました。

また、『君の名は。』や『天気の子』でも組んだ野田さんについて、新海監督は「僕が脚本を書き終わったあとに、誰かに感想を言ってほしいなと思って、それを洋次郎さんに送ると、数か月後に音楽の形になって感想が返ってくるんですよ」とおちゃめに言うと、野田さんが「自動的にみたいに言いますね」と笑いながらツッコミます。

野田さんは「新しい起爆剤というか、掛け算で増えていくような新しい要素が欲しいということは、新海さんとも話していました」と言うと、新海監督も「スケジュールがもうあまりないねという時に、陣内さんと出会うことができました。こういう音は、今までの僕たちにない音だなと思い、お願いすることにしました」と陣内さんとの初タッグを組んだ経緯について語ってくれました。

手を振るゲスト陣

野田さんは「陣内さんとはけっこう役割を分担していきました。新海誠という鬼コーチの100本ノックを受けるような形ではあったのですが、僕は本当に心強かったです。また、陣内さんからものすごく刺激も受けました」とうれしそうに語りました。

陣内さんも「すでに2作を作られているところに僕が入っていくことに緊張感はありましたし、お話を伺い、コンテも見せてもらった時に、自分にできることがあると思えました」と、当時を振り返りました。

また、本作で東日本大震災を真っ向から扱った理由について聞かれた新海監督は「僕の作品を観る観客は10代の方が多いんです。自分の娘もそうですが、共通体験としての震災がどんどん薄くなっています。でも、今ならまだ同じ気持ちを共有できるかもしれないと思いました。また、2011年3月に東京で桜が咲きましたが、どこまでも冷徹で冷酷ですが美しいんです。その冷徹さと鋭利な美しさを、エンターテインメントとしての形で映画にできないかと思いました」と熱い思いを語ってくれました。

『すずめの戸締まり』の概要

©2022「すずめの戸締まり」製作委員会

本作は、日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女、すずめの解放と成長を描く冒険物語。オーディションで選ばれた原菜乃華が九州で暮らす17歳の女子高生、岩戸鈴芽役を、SixTONESの松村北斗が“災い”をもたらす扉を閉める「閉じ師」の青年、宗像草太役を演じました。

『すずめの戸締まり』は11月11日(金)より公開
原作・脚本・監督:新海誠
声の出演:原菜乃華、松村北斗、深津絵里、染谷将太、伊藤沙莉、花瀬琴音、花澤香菜、松本白鸚……ほか
音楽:RADWIMPS 陣内一真
公式HP:https://suzume-tojimari-movie.jp/

取材・文/山崎伸子

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