※ブランドは「kerätä」、会社は「ケラッタ」で表記
ベビー＆マタニティブランド「ケラッタ」って？
ママ、パパに寄り添う、D2C※のベビー＆マタニティブランド「ケラッタ」は、お客様目線の製品を圧倒的なお手頃価格で展開することで、2022年飛躍的な成長を遂げています。
※D2Cとは…「Direct to Consumer」の略。「メーカーが直接（ダイレクトに）消費者と取り引きをする」という意味。
そこで、急成長した裏側に迫ろうと、去る2022年10月14日に、ケラッタが発表した「冬のぬくぬく親子時間に。」をテーマにした、新商品の発表会に行ってきました！
下村祐貴子さんは、ケラッタ株式会社を9月に統合したMOON-X株式会社の代表である長谷川さんとケラッタ株式会社の創業者から、ベビー＆マタニティブランドのCEOの話を受け、ご自身の子どもの受験が落ち着いたタイミングであったのと、自分の子育て経験も生かせるかなと、ケラッタの代表取締役社長 CEOを引き受けたそう。
お話を伺ったのは…
ケラッタの名前の由来は？
聞きなれない「ケラッタ」という言葉には、いったいどんな意味が込められているのでしょうか。
Q. ケラッタの名前の由来や想いを教えてください。
下村さん： フィンランド語で「集める」「蓄積する」を意味する言葉なんです。
お客様の声を蓄積して、それを製品に還元することで、お客様の幸せな気持ちも積み重なっていったらいいなという想いが込められています。
kerätäはもともとはブランド名だったのですが、2022年9⽉1⽇より会社名もケラッタ株式会社に変更しました。
ケラッタという言葉の音、かわいいですよね！
－確かに、可愛い響きです！ そして、ステキな想いが詰まっているのですね。
Q. 商品開発はどのようにされているのですか？
下村さん： 毎日使った方の、良い評価も悪い評価も含め、レビューコメントを全てチェックします。
全カテゴリー分をスタッフみんなで確認。品質会議を毎日行い、あがってきたコメントにすぐさま返信するようにしています。
また、もう少し聞きたいコメントの方には直接連絡を取り、すぐに改善できるよう意見を伺い、きちんと次につなげられるようにしています。
さらに、新製品開発の場合は、乳幼児のいる知人を集め、説明をせず、実際に自由に試してもらい、改善点を見つけます。
例えば、「こうなっていると、抱っこしづらいかな」とか。本気でダメ出ししてくれるのでこれが本当に学びになります。
―なるほど！ 知人は、良いこと言わなきゃと忖度せずに指摘してくれそうですものね。
その結果、総合オンラインストアAmazonで、お客様満足度や売上などを指標に「Amazon.co.jp 販売事業者アワード2022」を受賞することができたのですね！
下村さん： はい！ 結果がついてきたことにより、急成長することができました！
Q. 本社は長野県塩尻市とのこと。どうやって子育てと仕事を両立しているのですか？
下村さん： だいたい毎日一緒ですよ！
5：00 起床→筋トレ→子どものお弁当を作り
7：00 東京から、あずさに乗って長野のオフィスへ
10：00 長野のオフィスに到着。商品のリサーチや会議、レビューのチェックなど。
17：30 あずさに乗って長野から東京の自宅へ
20：30 帰宅。家族一緒に夕食
－メチャクチャ忙しいじゃないですか！ ちなみに、朝の筋トレは、ストレッチ程度とかですか？
下村さん： 実は、ボディコンテスト大会に出ているので、そのためです！
－えええええ！ 筋トレも趣味というより、本気なのですね！ 時間の使い方がうまいですね。
下村さん： いえいえ、唯一こだわっている食事以外の家事は手を抜いているんですよ。
子どもの成長に大事な育ち盛りの時期なので、食事は絶対に自分でつくる！というのは決めています。
2022年 ケラッタ秋冬のラインナップは
「冬のぬくぬく親子時間に。」をテーマに、親子の密着をより感じられる新デザインが多数登場。
ロングセラーの6WAY「ベビースリングu-sling」
新生児から成長に合わせて使える6WAY「ベビースリングu-sling」が進化しました。
・サイズや形をリニューアル。
・より体に密着するようなデザインに。
・今回はネイビー・グレー・ボルドーでチェック柄のタイプも新発売（2022年11月18日～Amazonや楽天で発売予定）
ベビースリングu-sling
kerätäのu-slingはママのゆりかご。ファースト抱っこ紐にぴったりです。さっとつけられて密着できるからまるでママのお腹の中にいるみたい。片肩だけで支えられる布一枚のシンプル設計。腰ベルトもないのでさっと着脱ができます。
抱っこ紐アイテムは、他にもアップデート！
昨年の完売バージョンからより進化した「冬スリーパー」
kerätäの定番商品に、ふわもこibul（イブル）※シリーズが仲間入り！
※イブルとは……韓国語で「布団」の意味。韓国発祥の寝具「イブル」をモチーフにkerätäは、ibul（イブル）シリーズを展開。
下村さん： 昨年完売したものより進化して、表地は上質なフランネル生地、裏地はさらさらなガーゼを使用、熱を逃がして汗を吸ってくれる快適な着心地にこだわりました。速乾性・保湿性にも優れているので、今後はイブルのスタイも展開を考えています。
―ママのひざ掛けとしても使いたくなるような気持ちよさですね♡
ふわもこイブルあったか冬スリーパー
冬の快適なねんねをサポートします。表地には上質なフランネル生地を、裏地にはさらさらなガーゼ生地を使用。
ほかにも、「おうちの中でも思いっきり遊んで、生きる力を育んでいって欲しい」という想いのもと誕生したブランド初のプレイルームシリーズ「kinderhaus」（キンダーハウス）から、すべり台とホワイトボードが登場。
ホワイトボードは、インテリアにもなじむデザイン！ ホワイトボード用クレヨン、マーカーでお絵かきができます。
さらに、クリスマスギフトにぴったりな「レジンミニスターターキット」などもありました。
ボックスはスタジオとしても使用可能な「レジンミニスターターキット」
チャンスに瞬時で動けるよう、ポジティブに
インタビューで下村さんは、ポリシーは「day one」とおっしゃっていました。
「自分の変化は、自分の選択でしかできない。one day（ワンデイ）＝いつかですが、day one（デイワン）は今日一日目、そのday oneにどれだけいろんなことができるかで全然違うと思っています。チャンスが来た時、瞬時に動けるようにしておかないと逃してしまいますからね！」と語る、下村さんだからこそ、育児アイテムのたくさんのブランドから頭角を現したのでしょう！
今後の展開がますます楽しみですね。
ケラッタ【公式】サイトはこちら>>
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取材・文／森岡陽子