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HugKumメルマガ会員にアンケート
2022年7月27日~8月15日HugKumメルマガ会員にメールにてアンケートを実施。有効回答数375名。
STEAM教育ってどんなもの?
Science(科学)・Technology(技術)・Engineering(工学・ものづくり)・Art(芸術・リベラルアーツ)・Mathematics(算数・数学)という5つの領域の頭文字をとったものがSTEAMです。
これらの5つの分野を学習することで、これからの時代に対応できる人材を育てていこうという取り組みです。海外の動きに続いて日本でも広がりつつあるSTEAM教育ですが、一般家庭ではどれくらいの方が取り入れているのでしょうか。
今回は、ママパパ375人に「ご家庭で、STEAM教育を取り入れていますか?」というアンケートにお答えいただき、その結果をまとめました。
STEAM教育、もうみんな始めてるの?
まず最初の質問では、ご家庭でSTEAM教育を取り入れているのかどうかを聞きました。
「YES」と答えた方が54人、「NO」と答えた方が321人で、8割以上の方がまだ「STEAM教育」を取り入れていないという結果でした。
「S・T・E・A・M」の中で、子どもに取り組んでほしいものは?
次の質問では、STEAM教育の5つの領域の内で一番気になるもの、特にお子さんに取り組んでほしいものはどれかを聞きました。
結果、一番多かった答えが「S/Science(科学)」でした。次に多かった答えは「E/Engineering(工学・ものづくり)」でした。その他は、「M/Mathematics(算数・数学)」、「A/Art(芸術・リベラルアーツ)」、「T/Technology(技術)」と続きました。
STEAM教育、実際にはどんな風に取り入れているの?
話題のSTEAM教育ですが、実際にはどんなことをやっているのでしょうか?
すでにSTEAM教育を取り入れている、というご家庭にどのように取り組んでいるのかをお伺いしました。
プログラミング教材を購入しやらせている。(女性)
親子で一緒にプログラミングと電子工作をしている(女性)
ロボットプログラミング教室に通っている(女性)
科学教室に通っている(女性)
LEGOのプログラミング、統計グラフコンクール(男性)
Think!Think!をやっている(女性)
通信教育のプログラミングと、switchでマイクラをやっている(女性)
上記は、回答の一部ですが、「プログラミング」という回答が多く見られました。
家庭で取り入れているタブレット学習の中にプログラミング学習が組み込まれているものや、LEGOやロボットを使ったプログラミング教室に通っているという回答も多く見られました。
他には、科学館などで行われる体験イベントに参加したという方や、STEAM教育の書籍を参考に自宅で子どもと取り組んでいるという熱心な方の意見も聞かれました。
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今後も広がるSTEAM教育
特にプログラミングは多くの教室がありますね。オンライン教室など取り組みやすいものも増えています。書籍もたくさん発行されていますしアプリもたくさんあります。手始めに、おうちでできるSTEAM教育の書籍を参考にしたり、科学実験のワークショップに参加するなど、取り入れやすいものから家庭でも実践していきたいですね。
子どもたちは順応性が高いので、親世代の私たちよりもすんなり溶け込んでくれるのではないでしょうか。親御さんもぜひ一緒にトライしてみてください。
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文・ひむかちほ/構成・HugKum編集部