「2度目の入学準備は効率重視!」二人目入学ママが実践する【入学準備の手抜きポイント】を徹底レポ

4月から新1年生となるお子さんがいらっしゃるご家庭は、成長のうれしさと同時に、新しい生活への不安も大きいのではないでしょうか。入学準備も沢山あって気が重い…周りが具体的にどうしているのか分からないから、自分のやり方が正しいのか心配…という方も多いと思います。

筆者は3年前に長男で一度入学準備を経験し、同じ気持ちを味わいました。そしてこの春次男が小学校入学を迎えるため、2度目の入学準備に取りかかります。
今回はその様子を実況しながら、前回の経験を活かした効率的な方法や、手抜き術をお伝えしていきます!

丈夫で長持ちする袋物の【手作りポイント】を紹介

筆者は長男が幼稚園に入園する際に張り切ってミシンを購入してしまったので、この時ぐらいは動かさないと…と思い、入園・入学グッズは毎回手作りしています。
決して上手くはないのですが、自分の子どものリクエストを聞きつつ、本人の雰囲気に合うデザインを考えて作るのも、何だか楽しいです。そこで、私が感じた手作りする上でのちょっとしたポイントをご紹介します。

ポイント①手作りバッグの生地は表はオックス、裏はキルティングが丈夫でおすすめ

こちらが、私が作った袋物です。ランドセルのキャメル色に合わせた雰囲気でデザインしました。

ランドセルのキャメル色に合わせた雰囲気でデザイン

レッスンバッグを作るときは、表はオックス、裏はキルティングという組み合わせが、丈夫かつ扱いやすくておすすめです。

ポイント②底を切り替えるデザインは丈夫な生地にすべし

こちらは幼稚園の入園の時に作ったもので、これも表はオックス・裏キルティングの組み合わせで作っています。しかし、先ほどのレッスンバッグと異なる点があります。それは、底に切り替えの布を付けているのですが、それを裏地と同じキルティングにしているのです。

底の切り替え布をキルティングにしたら…

これは、正直あまりよくなかったなと感じています。なぜならば、キルティングは中綿ですが、表面の布は結構薄地ですよね。そのため、3年ほど使用すると、下の写真のようになってしまうのです。

3年でボロボロに(涙)

正面の布地が破れて、中の綿が飛び出してしまっています。ちょっとみすぼらしいですよね。息子の使い方もあまり良くなかったのかも知れませんが…。底を切り替えるデザインにする方は、丈夫な生地を選ばれることをお勧めします。

ポイント③市販のバッグに名前やワッペンだけでもオリジナル感がアップ

市販のバッグもひと手間でオリジナル感アップ

筆者は手作りしましたが、今はネットショッピングで何でもすぐに揃う時代ですし、裁縫モノも代行して行ってくれるサービスが沢山ありますので、そういったものをどんどん活用していくのも一つの手段でしょう。各家庭の考えやスタイルに合わせた無理のない方法で、入学準備をするのがいちばんです。このように簡単に名前を刺繍したり、アイロンワッペンを付けたりするとオリジナル感が出ていいと思います。

メルカリで袋物をオーダーするのもおすすめ! 詳しくはこちらの記事を参考に

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避けては通れない最大の難所!【算数セット】はお名前シール必須!

入学準備の最大の難所は「さんすうセット」

入学準備一番の難所といえば、間違いなく算数セットでしょう。物品購入で手元に受け取った方の中には、中身をのぞいてゾッとしたという方もいらっしゃるのでは? その理由として、以下のふたつが挙げられます。

・めちゃくちゃ名前を付けるパーツが多い!

・手書きでは困難なほどパーツが細かい!

これに関しては、筆者の個人的意見から申し上げると、いさぎよく「算数セット用お名前シール」を購入すべきだと思います。

算数セット用お名前シールはものすごくおすすめ!

「算数セット用お名前シール」とは、算数セット独特のお花のおはじきや数え棒などの形状に合わせた形の名前シールです。
Amazonや楽天などのネットショップで、『算数セット 名前シール』と検索すると沢山見つかると思います。価格は1,000円ほどです。名前付けにそんなお金をかけたくないと最初は考えましたが、実際にやってみて今思うのは、これなくして算数セットに名前を付けるのは無理なんじゃないかと思うほどです。

それでは実際に見ていきましょう。

1つ1つ名前を書くのは困難

黄色の正方形のパーツには何とかサインペンで書けたとしても、お花のおはじき、そして溝の付いている細い数え棒には、手書きで名前を書くのは非常に困難なことがお分かりいただけるでしょうか? ここはもうシールに頼った方が、圧倒的に楽だと思います。シールを使ったとしても、全部に名前を付けるのに30分以上はかかりました。

お名前シールのおすすめはこちらの記事をチェック!

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兄弟で使い回す場合は【名字だけ作戦】が有効!

我が家のように兄弟がいて、算数セットを下の子にも回したいという方は、このように名字だけシールを貼る作戦がかなり有効です。下の子の時に随分と時短になります。

兄弟で使い回す場合は名字だけ作戦で

シールよりスタンプが有効な場面も

場合によっては、シールよりもお名前スタンプがより時短になるケースがあります。それは、このようなカード類です。ポンポンポンっとテンポよく押していけば、あっという間に終わったので、とても楽でした。お名前スタンプもネットショップで1,000円前後で販売されています。しかし、我が家は持っていなかったので、100円ショップのハンコで代用しました。誰のものか分かればいいので、特に不便はなかったようです。

ゼッケンのアイロン接着は「ハサミで角を丸くする」ひと手間が大切!

入学準備をするものの中に必ずと言っていいほど現れるのが、アイロン接着のシートですよね。これに関してはご存知の方も多いと思いますが、接着する前にハサミで角を丸くしておくと、圧倒的に取れづらくなりますよ

このようにほんの少しだけ丸くすることで、効果は抜群です! 最初から角丸のゼッケンも市販されているほどなので、ぜひこのひと手間を加えてみてくださいね。

通学用の洋服は3パターンあれば安心!

小学校に通学する洋服について悩まれているご家庭も多いと思います。洋服はあらかじめ上下をセットにして、3パターンほど用意しておくと、コーディネートをあれこれ悩まずに済むので楽ちんです。

とにかく汚れてもストレスを溜めないで済むもの、ある程度丈夫な素材で出来ているものがおすすめです。UNIQLOやGUあたりは、やはり安心かと思います。我が家ではその他に、ちょっと他人と被らないようなデザインが良ければ、韓国子供服を取り入れたりもしています。

UNIQLOのドライスウェットパーカーはすぐ乾いて生地も丈夫

また、洗濯しやすいものを選ぶのもポイントです。乾燥機に入れてもOKなのか?乾きやすいか?などの点に注意してみてください。パーカーはかわいいですが、フードがなかなか乾きづらくて、困ることが多々あります。ちなみに上の写真のパーカーはUNIQLOのドライスウェットなので、すぐ乾きますし生地も丈夫で、通学用にとても良いです。

入学にドキドキするのは親も子も同じ! 少しでも心にゆとりを持てる工夫を

ここまで入学準備についていくつかご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?いざ取り掛かると思ったよりもあっという間に終わるものです。しかし取り掛かるまでが、腰が重いのですよね。

入学に対して親御さんもドキドキすると思いますが、それはお子さんも一緒です。まずは親の方から心にゆとりを持つ工夫をして、入学をワクワク楽しみに待てるようにしてみましょう。そのためには、力を入れるところと抜けるところ、メリハリを付けるといいかも知れません。晴れやかな気持ちで入学の日を迎えられますように。

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文・構成/小島有里

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