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まるでゲームの世界に飛びこんだよう!任天堂&イルミネーションの最強タッグが実現
任天堂が世界に誇る人気ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」シリーズを原作とした本作。連日ニュースになっている通りすでに全世界の興行収入は1000億円を突破しており、初週は『アナと雪の女王2』(19)を超えるなど異例の大ヒットを記録しています。
それもそのはずで、製作は「ミニオンズ」「SING/シング」「ペット」シリーズなどを手掛けるイルミネーション・スタジオと任天堂の最強タッグが実現。イルミネーションの創業者で最高経営責任者のクリス・メレダンドリ氏と、任天堂の代表取締役フェローの宮本茂さんが6年にも渡って話し合いを重ねて製作。監督や脚本など製作スタッフから吹替えキャストに至るまで、全員が本シリーズの大ファンというまさに「スーパーマリオブラザーズ」へのビッグな愛がつまった作品となっています。
ニューヨークで配管工を営む双子の兄弟のマリオとルイージ。物語では、2人が謎の土管を通じて魔法に満ちた世界に迷い込んでしまい離ればなれに…。強大なクッパに捕まってしまったルイージを助けるため、はたまた世界の危機を救うため、マリオは仲間たちとともにクッパ軍団に立ち向かい迫力満点のスリリングな冒険が展開します。
強くて勇敢なピーチ姫にしびれる…!人気キャラクターたちが続々とスクリーンに登場
ルイージをとらえキノコ王国を滅ぼそうとするクッパを倒すため、マリオとともに立ち上がるのがピーチ姫とキノピオ。キュートな言動で画面の中をピョンピョンと飛びまわるキノピオに心を奪われつつも、思わず見惚れてしまうのが優しく勇敢なうえ運動神経も抜群の闘うお姫さま、ピーチ姫。クッパにさらわれるゲームのキャラとは異なる、まさに世の女の子たちが憧れるであろう今の時代にマッチしたカッコいい女性ヒーローとなっているのにも注目です。
また、シリーズにかかせない人気キャラクターのドンキーコングも大活躍。さらには「スーパーマリオ 3Dワールド」の大人気ネコマリオも登場!続々と登場する可愛くて臨場感たっぷりなキャラクターたちの姿に1秒たりとも目が離せません。「マリオのどんなところを伝える物語にするのか。ファンが望むのはどんなシーンか。膨大なキャラクターの中から、誰を作品に登場させるべきなのか。非常にたくさんのテーマを議論した」と話すのは、先述の任天堂の宮本茂さん。また、けっして凶暴なだけではない愛すべき最強の敵キャラ“クッパ”の描き方も、本作の大きな見どころのひとつ。劇中では、クッパの意外な音楽の才能など新たな一面に何度も驚かされるかも…!?
ゲームでおなじみの音楽も随所に溢れ、テンションあがりっぱなしの92分!
キャラクターたちの魅力はもちろん、ゲームファンにはたまらない臨場感たっぷりのマリオカートのバトルシーンや(マリオやピーチ姫たちがそれぞれ好きなカートをデザインするというゲームの中のような描写も絶妙にファンの心をくすぐります!)、ファン待望のレインボーコースの映像化、さらにマリオたちがジャンプしたりキノコを食べて大きくなる音はゲームと同じ効果音で再現されており、また「スーパーマリオ」おなじみの音楽も随所に散りばめられ、ファンの見たいものがすべて詰めこまれているテンションあがりっぱなしの92分になること間違いなしです!
そして物語の根底で描かれるのは、マリオとルイージの強い兄弟の絆。心配性で気弱な弟のルイージと、そんな彼をなにがあっても守り抜こうとする兄のマリオ。ゲームの世界ではけっして見ることのできなかった2人のほほ笑ましい会話や深い愛情を感じる物語を見られることも、映画化ならではの醍醐味でしょう。本作を手掛けたアーロン・ホーヴァス監督が、「この映画の最も重要なテーマは忍耐。決して諦めないこと。スーパーマリオブラザーズのゲームで負ける唯一の方法は諦めること。ゲームをプレイし続ければ、操作が上手くなり、最終的にはクッパを倒せる。それが本作のテーマになった」と語っている通り、クッパを倒そうと力をあわせて立ち向かうマリオ&ルイージ2人の兄弟の姿は、子どもたちの大きな希望の象徴となるはず。
こだわり抜かれた日本語吹替え版&数量限定の入場者特典にも注目!
また日本語吹替え版では、マリオを宮野真守さん、ピーチ姫を志田有彩さん、ルイージを畠中祐さん、クッパに三宅健太さん、キノピオに関智一さん、ドンキーコングを武田幸史さんが担当。さらに日本語版の脚本は、任天堂の宮本茂さんが自ら監修をして日本独自のものを作ろうと収録や編集まで立ち会ったというこだわりよう。はじめから最後までスピード感たっぷりの本作ですが、テンポのいいさすがの掛け合いがますます映画を盛り上げます!
さらに映画館では、映画とゲームを繋ぐ秘密の情報が詰まった<『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』ハテナブック>を先着で入場者にプレゼント。紹介内容が異なるマリオ、ルイージ、ピーチ姫、クッパの4種類の中から1冊がランダムでプレゼントされ、それぞれの冊子にはキャラクターのデザインされたステッカーも封入。映画とゲームがどのように繋がっているのかをより深く知ることができる貴重な入場者プレゼントとなっており、数量限定となっているためぜひ早めのゲットがおすすめです!
任天堂の宮本茂さんは本作を製作するにあたって、最大の目標は「誰もが楽しめる作品を作ること」だったといいます。「ゲームをプレイしたことがある人も、マリオを知らない人も、子どもも、幼少期からゲームをプレイしてきた大人も、どんな人でも楽しんで欲しい」。筆者の小学生の娘たちもテレビのCMを見るたびに「早く観たい…!」と絶叫して公開を待ちわびていた本作。思いっきり笑ってドキドキして、親子一緒に最高に楽しめる本作をぜひ映画館で体感していただきたいです。
映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は、全国公開中!
声の出演:クリス・プラット、アニャ・テイラー=ジョイ、チャーリー・デイ、ジャック・ブラック、キーガン=マイケル・キー、セス・ローゲン、フレッド・アーミセン、ケヴィン・マイケル・リチャードソン、セバスティアン・マニスカルコ
監督:アーロン・ホーヴァス、マイケル・ジェレニック 脚本: マシュー・フォーゲル
製作:クリス・メレダンドリ(イルミネーション)、 宮本茂(任天堂)
日本語版吹替声優: (マリオ)宮野真守、(ピーチ姫)志田有彩、(ルイージ)畠中祐、(クッパ)三宅健太、(キノピオ)関智一、(ドンキーコング)武田幸史
原題:THE SUPER MARIO BROS. MOVIE
配給:東宝東和
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文/富塚沙羅