人間1人とキカイノイド4人が戦う、スーパー戦隊45作目の「機界戦隊ゼンカイジャー」と、戦隊史上これまでにない異例づくしの内容だった、46作目の「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」。
とにかく何かと話題だった2大戦隊の戦士たちが、縁あってまさかの集結!イケメンキャストの勢ぞろいで、女子率やや高めの会場は大いに盛り上がりました♡
10人の仲良し感がハンパない、わちゃわちゃトーク開幕!
戦隊ファンにはおなじみのMC、松本寛也さんの「盛り上がっていきましょう!楽しんでいきましょう!」の掛け声で幕を開けた舞台挨拶。まずは10人のキャストの挨拶&自己紹介からトークがスタート♪
樋口さん 「樋口幸平です、みなさん! ドンブラザーズ対ゼンカイジャー楽しみですか? 本当に笑える作品になっていますので、ぜひ楽しんでください」
別府さん 「予告を見ていただいたらわかる通り、だいぶハチャメチャな感じなのでみなさんそこを楽しんでいただけたらなと思います」
志田さん 「上演前ということでネタバレしてしまわないかちょっと不安なんですけど、この映画の魅力をたくさんお伝えできればなあと思っています」
柊太朗さん 「この映画はゼンカイジャーのように全力全開で、ドンブラのようにハチャメチャで、どっちものいいとこ取りになっているので、その素敵な作品を見ていただく前に、より…(言葉に詰まる)」
ここで「頑張れー!」と、客席から優しい声援が届くと…
「つっかかるとめっちゃ応援してくれるんだ(笑)『ガンバレ鬼』がいる。本当にみんなで楽しみながら、この時間を過ごせればいいなと思っています」
鈴木さん 「本当にこのそうそうたるメンバーの入場で、一番最初に出てくるのがどんだけ恥ずかしかったか。背負えないのよ、こんなにたくさんのかっこいい人たちを! 映画はドンブラのエキスがたっぷり注入された、意味わからん映画になってると思うんで、楽しんでいただけたらなと思います」
石川さん 「ゼンカイジャーの人たちとお仕事するたび、僕は衣装的にはあっちなんじゃないかなと思うんです。あっち行くと馴染むんです(笑)」
駒木根さん 「みなさん、1年ぶりにゼンカイジャーが帰ってきました! ただいま〜。まず、マスターの正体から話させていただくと…」
いきなり大きなネタバレをふり始める駒木根さんに、思わずキャスト全員が止めに入る騒ぎに!
「正体は、見るまで楽しみにとっておいてください!」
増子さん 「みんな、ただいま〜!映画を見る前に、みんなのハートを奪っていこうかな?」
鈴木さんから思わず「かっこいいな〜それ!」と掛け声が入ります。
「みんなチェンジ痛快して、柏餅に目がハートになりながら、この映画を見ていってください。そして帰りは必ず柏餅が食べたくなると思うので、柏餅をお願いします! ヨホホ〜イ!」
森さん 「みんな、おかえり〜! あ、間違えた!! ただいま〜みんな、会いたかったよ!」
世古口さん 「みんな、ただいま〜! 短い時間になりますが、楽しんでいってください」
「マスコミにささる」映画のPRを披露せよ!
続いて、MCからは「挙手制で、マスコミにささるような映画のPRをお願いします」と、お題がふられます。この言葉を聞いて、いち早く手を挙げたのが増子さん。
増子さん 「僕今回、柏餅王をやらせていただくんですけど、王様なんですよ。で、今やってるスーパー戦隊が『王様戦隊キングオージャー』。…本当の王様は、この俺様だー!」
柊太朗さん 「これ僕、自信満々なんですよ。(テレビシリーズの)本編中に(特撮の聖地である)岩船山に行ったこと1度もなかったんです。でもこの映画でやっと行けて。めっちゃ嬉しかったんです。ってだけです」
森さん 「これ絶対記事になりますよ。偉人の方の名言借りますから。ゼンカイジャーとフリントは永久不滅です。どうでしょうか、みなさん?」
すると負けじと、世古口さんも「掲載」アピールをしました。
世古口さん 「これ、絶対載るんですけど(笑) スーパー戦隊全部ひっくるめて、仲間であり、友であり『ブラザー』っていうことをすごく感じる作品になりました」
続いて樋口さんは「笑いとかなくなっちゃうけど、いいですか?」と前置きして話し始めました。
樋口さん 「スーパー戦隊という長い歴史の中で、ゼンカイジャーはある”殻”を破ってくれた作品だと思っています。その次がドンブラザーズで、ゼンカイジャーに負けないくらい本当にハチャメチャに1年間やれたんじゃないかなと思っていて、その2作が組み合わさったことは、これからも続くスーパー戦隊の中で歴史に残る作品になってると思います」
駒木根さん 「みなさん、涙は見せないでください。実は…二役やっています。そして物申したいことがあります。僕は二役やっているにも関わらず、ポスターに名前が1つしかありません!!これはどういうことなんでしょうか!?」
と、みんなが知ってる二役ネタを披露して、笑いを誘っていました。さらに二役に対抗したのが、石川さん。
石川さん 「僕は、一応…三人格あります。それで今回の映画で、ワンチャン4(人格)! 見出し『石川雷蔵・ドンドラゴクウ役、映画で第四人格目か!?』これイケるでしょう!」
MCが手を挙げていない別府さんにふると、「ここで一句」でいい?と、猿原お決まりのセリフを披露。
別府さん 「ここで一句。縁できる? みんなが大好き 柏餅」
続けてMCが鈴木さんにふろうとすると、前にいた志田さんが「私が先に」と、素早く遮ってきました。
志田さん 「私は、みなさんが大好きです♡ 映画みてくださいね」
MCからは「シンプルでよろしい!」、客席からは「可愛い〜」との声援が飛びます。ドンブラザーズのトリを任された鈴木さんは、これも雉野・鉄板のセリフを発します。「一言だけ言わせてください」と前へ出て行き…
鈴木さん 「みほちゃーーーん!見てるーー?」
鈴木さんの雄叫びに他のメンバーからは「必殺技じゃねーか」「伝家の宝刀だ!」「ずるー!」と様々な掛け声が飛び交います。鈴木さんは「1年間、これに助けられてきました!」と答えました。
各作品それぞれの主役2人からのメッセージ
最後に各作品を代表して、駒木根さん、樋口さん2人からそれぞれメッセージを披露しました。
駒木根さん 「この映画制作が決まった時、みなさんに早く見て欲しいなという一心で撮影して、この日を待っていました。ゼンカイジャーとしてみなさんの前に1年ぶりに帰ってこれたのも本当に嬉しかったですし、ドンブラザーズとしても携わっていて二役できたこともいろんな方の支えのおかげです。これから先もスーパー戦隊を背負って仕事に励みたいと思います」
最後に介人のセリフ「俺たちはいつまでも、全力全開だー!」で締めました。
樋口さん 「先にいっておくと本当にハチャメチャな作品になってると思います。ドンブラザーズとしてはこの作品が最後ですが、本当に集大成だなと。1年間やってきたことがこの映画に出たなと思います。それとね、僕がドンブラザーズのレッドを演じることが決まってから、もしドンブラザーズとゼンカイジャーが一緒にやったらどうなるんだろうと待ち望んでいた部分もあったので、それが叶ってみなさんの前に立つことができて幸せです。ドンブラザーズとゼンカイジャー、みなさんの記憶に残り続ける作品になっていると思います」
「今日来てくれたお前たち、これでお前たちとも縁ができたなー!」と、客席に向かって放った樋口さんのタロウの決めゼリフで、舞台挨拶の幕は閉じました。
Vシネクスト『暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー』
「ゼンカイジャー編」「ドンブラザーズ編」「VS編」の三部構成された、この作品。ドンブラザーズとゼンカイジャー、2つの世界で勃発した事件が次元を超えた「縁」で結ばれた時、開幕する全力全開のミラクル・バトル!
【公開日】5月3日(水・祝)より新宿バルト9ほか期間限定上映
【監督】渡辺勝也
【脚本】井上敏樹、香村純子
【キャスト】樋口幸平 別府由来 志田こはく 柊太朗 鈴木浩文 石川雷蔵
駒木根葵汰 (声の出演) 浅沼晋太郎 梶裕貴 宮本侑芽 佐藤拓也
富永勇也 宮崎あみさ タカハシシンノスケ
増子敦貴 森日菜美 世古口凌
川岡大次郎 甲斐まり恵/榊原郁恵
(声の出演)村瀬歩 能登麻美子 福圓美里 鈴木崚汰 松田颯水 阿部敦
【公式サイト】https://www.toei-video.co.jp/vcinext-donzenkai/
【配給】東映ビデオ
Vシネクスト『暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー』Blu-ray &DVD
【発売日】2023年9月27日(水)
【通常版】DVD:4,500円+税 Blu-ray:5,500円+税 本編55分(予定)
<特典>(予定)/音声特典(Blu-rayのみ):キャストオーデイオコメンタリー
映像特典:PR集、メイキング、舞台挨拶、データファイル、ポスターギャラリー※DVDはPR集のみ
【スペシャル版(初回生産限定)】DVD:13,500円+税 Blu-ray:14,500円+税 本編55分
<特典>(予定)/音声特典(Blu-rayのみ):キャストオーデイオコメンタリー
映像特典:PR集、メイキング、舞台挨拶、データファイル、ポスターギャラリー※DVDはPR集のみ
封入特典:スペシャルフォトブック(A4 36P) 、DXドンゼンカイブレード&ビクトリースーパーギア
【劇場先行販売】DVD:4,500円+税
<特典>(予定)/映像特典:PR集
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撮影/横田紋子 取材・文/苗代みほ