デザートやケーキから、ピザやサラダなどのおかずになる一品まで!パイナップルの人気レシピを幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載されたなかからご紹介。やさしい甘さで、子どもが喜ぶレシピばかりです♪
パイナップルの人気デザートレシピ
【1】2色のフルーツ白玉
たまに食べたくなる白玉。果物をふんだんに使用して栄養価はとりつつも、見た目も可愛い。味もさっぱり美味しいです。 冷凍したまま持ち運べば、お昼に溶けて食べ頃に!
◆材料
(6人分)
白玉粉 100g
絹ごし豆腐 1/3丁(100g)
【A】
砂糖 大さじ1
水 大さじ1/2~1
キウイ 1個
ぶどう(皮ごと食べられる緑色のもの) 20粒程度
パイナップル(缶詰) 150g
みかん(缶詰) 100g
【B】
砂糖 大さじ2
缶詰のシロップ 1と1/2カップ
◆作り方
【1】キウイ、パイナップルはひと口大のいちょう切りにする。
【2】ボウルに白玉粉、絹ごし豆腐を入れて【A】を加える。白玉の粒をつぶしながら粉っぽさがなくなるように混ぜ、耳たぶ程度の固さにこねる(※水分が足りなければ、水を少量加えて調整)。24等分して丸め、中央を凹ませて熱湯で茹でる。2分30秒~3分を目安に団子が浮いてきたら、さらに1分ほど茹で、氷水に入れて冷ます。
【3】【B】を混ぜ合わせる。
【4】冷凍可能なフタ付き容器6個に、【2】、【3】を分け入れ、3個には【1】のキウイとぶどう、残りの3個には【1】のパイナップルとみかんを均等に入れて冷凍する。
教えてくれたのは
市瀬悦子さん
フードコーディネーター。料理研究家。「おいしくて、作りやすい家庭料理」をテーマに、書籍、雑誌、テレビ、企業のメニュー開発など幅広く活躍。NHK(Eテレ)の食育番組の料理監修など、子ども向けの料理提案も多数行っている。
『めばえ』2016年8月号
【2】ソーダゼリー入りフルーツサラダ
ソーダ入りのぷるぷるゼリーが爽快!たっぷりのフルーツでおなかも大満足です。
◆材料
(4~5人分)
【フルーツサラダ】
マンゴー 1個
すいか(小玉) 1/2個
パイナップル 1/4個
【A】
水 300cc
砂糖 120g
レモン果汁 1/2個分
【ソーダゼリー】
炭酸水(無糖) 320cc
板ゼラチン 10g
【B】
水 50cc
砂糖 40g
◆作り方
【フルーツサラダ】
【1】【A】を鍋に入れてひと煮立ちさせる。砂糖が溶けたら火を止め、粗熱を取る。
【2】フルーツは皮をむき、ひと口大に切る。
【3】ボウルに【2】を入れて【1】を回しかけ、落とし蓋のようにラップをぴったりかける。冷蔵庫に2時間以上入れて、味をなじませる。
【ソーダゼリー】
【1】板ゼラチンはたっぷりの冷水(分量外)でふやかしておく。
【2】小鍋に【B】を入れてひと煮立ちさせ、完全に溶けたら火を止める。
【3】【1】の水気を切って【2】に加え、余熱で混ぜ溶かす。ボウルに移して炭酸水を静かに注ぎ、氷水のボウルに当てながら全体にとろみがつくまで冷やす。容器に移して冷蔵庫で固める。
【盛りつけ】
器にフルーツサラダ、ソーダゼリーの順に盛りつけて、ミント(分量外)を飾る。
教えてくれたのは
柳瀬久美子さん
フードコーディネーター。1988年から4年間フランスで修業し、エコール・リッツ・エスコフィエ・ディプロマを取得。帰国後、広告や雑誌のフードコーディネート、レシピ提案、企業のメニュー開発、お菓子教室講師など幅広く活躍。おしゃれでおいしいスイーツレシピに定評あり。
『めばえ』2016年9月号
【3】すいかといろいろフルーツのトライフル
チーズとトースト、果物を重ねて華やかに。同じ形、大きさにするのがかわいさのコツ。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
すいか 約200g
メロン 適量
パイナップル 適量
ぶどう(皮も食べられる品種) 適量
カッテージチーズ(つぶタイプ) 120g
砂糖 大さじ3
食パン(6枚切り) 2枚
◆作り方
【1】果物は1cm角程度に切る。カッテージチーズに砂糖を混ぜ合わせる。
【2】食パンはトースターでこんがりと焼き、1.5cm角に切る。
【3】グラスに【1】と【2】を重ねるように盛る。
※お好みでメープルシロップをかけても。
『ベビーブック』2017年7月号
【4】パイナップルの黒糖豆乳寒天
黒糖のこっくりとした甘みは優しく、豆乳でヘルシーなデザートに。
◆材料
(直径6cmのシリコン型×8個分)
パイナップル 約150g
豆乳 300㏄
【A】
黒糖(粉末) 大さじ4
粉寒天 約5g
水 100㏄
◆作り方
【1】パイナップルは1cm角程度 に切る。豆乳は常温にする。
【2】小鍋に【A】を合わせて火にかけ、沸騰したら弱火にし、2分ほどかき混ぜながら煮溶 かす。ゆっくりと豆乳を加え混ぜる。
【3】シリコン型の底にパイナップルを敷き、【2】を流し込み、冷蔵庫で1時間ほど冷やし固める。
教えてくれたのは
鈴木薫さん
身近な食材で簡単に作れて、おいしく、センスのいいレシピが人気。双子の女の子と男の子のママ。
『ベビーブック』2017年7月号
パイナップルの人気レシピ|ケーキ&パンケーキ
【1】パイナップルチーズケーキ
チーズの塩加減と甘さのバランスが絶妙!子供はもちろん、大人のおやつにもぴったりのスイーツです。
◆材料
(口径7~7.5cm×深さ2cmの厚手のアルミカップ8個分)
ホットケーキミックス 50g
クリームチーズ 100g
パイナップル(缶詰) 80g
【A】
粉チーズ 大さじ1と1/2
砂糖 大さじ2
溶き卵 1個分
生クリーム 1/4カップ(50ml)
レモン汁 大さじ1/2
◆作り方
【1】クリームチーズは一口大にちぎり、 直径22cmほどの耐熱ボウルに広げ入 れ、ラップをかけて電子レンジ(600W)で30秒ほど加熱する。パイナップルは1cm角に切って水けを拭く。
【2】【1】のクリームチーズに【A】を加えてす り混ぜ、溶き卵を2~3回に分けてそのつど混ぜて加え、生クリームも加え混ぜる。ホットケーキミックスを加え、 粉っぽさがなくなるまで混ぜたら、レモン汁、パイナップルを加え混ぜる。
【3】アルミカップに②を均等に流し入れ、平らにならす。
【4】オーブントースターの天板にアルミ ホイルを三重に敷いて予熱し、【3】を並 べて6~7分焼き、表面がややこんがりしたら、アルミホイルをかぶせて8 ~9分焼く。取り出して粗熱をとる。
教えてくれたのは
市瀬悦子さん
フードコーディネー ター、料理研究家。「お いしくて、作りやすい家 庭料理」をテーマに、書籍、雑誌、テレビなどで活躍中。
『ベビーブック』2016年2月号
【2】フルーツとチーズのふわふわパンケーキ
卵を卵黄と卵白に分けて作るとお店で食べるパンケーキのような本格的な仕上がりに。旬のさくらんぼにメロンや黄桃を組み合わせて。
◆材料
(直径6cm×4個分)
卵白 1個分
卵黄 1個分
バター 大さじ1
牛乳 50cc
ホットケーキミックス 50g
【A】
カッテージチーズ 100g
砂糖 大さじ1
さくらんぼ 6個
【B】
メロン 1/6個
黄桃(缶詰) 1/2切れ
パイナップル(缶詰) 適量
◆作り方
【1】型を4個作る。アルミホイルを4cm幅に折り、クッキングシートで巻き、直径6cmの輪にし、ホッチキスなどで留める。
【2】ボウルに卵白を入れ、泡立て器でしっかりと泡立てる。
【3】別のボウルに卵黄を入れて混ぜ、電子レンジで溶かしたバター、牛乳を加えてさらに混ぜる。全体がなじんだら、ホットケーキミックスを加えてゴムべらなどで混ぜる。粉けがなくなったら【2】を加え、泡をつぶさないようにさっくりと合わせる
【4】フライパンを中火で熱して【1】の型を置き、【3】を流し入れ、弱火にしてふたをして焼く。3分ほどして表面がぷつぷつと泡立ってきたら裏返し、ごく弱火にしてふたをし、15分ほど蒸し焼きにする。楊枝を刺して、生地がついてこなければ取り出し、型をはずして冷ます。
【5】器に盛り、混ぜ合わせた【A】、1cm角に切った【B】(パイナップルは星型で抜いても)、種を除いて半分に切ったさくらんぼをのせる。
教えてくれたのは
鈴木薫さん
身近な食材で簡単に作れて、おいしくて、センスのいいレシピ が人気。双子の女の子と男の子のママ。
『ベビーブック』2015年7月号
パイナップル缶詰で作る人気レシピ
【1】ヨーグルトクリームのティラミス風
カップの中でいろんなおいしさが層を成す♪ ヨーグルトクリームだからさっぱりしていていろいろなフルーツと相性ピッタリ!
◆材料
(作りやすい分量)
プレーンヨーグルト 200g(約1/2パック)
ハチミツ 20g(約大さじ2)
生クリーム 100ml
パイナップル(缶) 3枚
パイナップル缶のシロップ 適宜
フィンガービスケット 約8~10枚
ココア 適宜
◆作り方
【1】ざるにペーパータオルを敷いてヨーグルトを入れ、水受け用のボウルに重ねる。表面にラップをして、冷蔵庫で3時間~一晩おいて水切りをする(水切り後のヨーグルトは約半量の重さになる)。
【2】【1】をボウルに入れ、ハチミツを加えて混ぜ合わせる。
【3】別のボウルで生クリームを九分立て(短い角が立つ感じ)までホイップし、【2】のボウルに加えて全体をムラなく混ぜ合わせる。
【4】パイナップル缶を果肉とシロップに分け、果肉3枚は各8等分に切る。
【5】ビスケットを器に合わせてカットし、【4】のシロップに浸す。
【6】器に【3】→【4】の果肉→【5】の順に入れ、再び【3】に戻る。これを器の大きさに合わせて繰り返し、最後が【3】になるように入れたら冷蔵庫で1時間以上、全体の味がなじむまで冷やす。食べるときにココアを表面に茶こしでふるい、パイナップル(分量外)を飾る。
教えてくれたのは
柳瀬久美子さん
フードコーディネーター。 1988年から4年間フランスで修業し、エコール・リッツ・エスコフィエ・ディプロマを取得。帰国後、広告・雑誌のフードコーディネート、企業や店舗のメニュー開発など幅広く活躍。自宅で教える少人数制のお菓子教室も人気。
『めばえ』2017年8月号
【2】フルーツロールサンド
キウイ、パイナップル、みかんを具にしてくるくるっと巻いて。一口サイズに切って並べれば子供が喜ぶ手作りおやつに。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
キウイ 1個
パイナップル(缶詰) 輪切り1枚
みかん(缶詰) 9粒
生クリーム 100cc
砂糖 大さじ1
サンドイッチ用パン 6枚
◆作り方
【1】キウイは粗みじんに切る。パイナップルはよく汁けをきって1cm角に切り、みかんもよく汁けをきる。
【2】生クリームに砂糖を加えて固めに泡立てる。1/3量に【1】のキウイを混ぜる。
【3】パンはめん棒などで薄めにのばす。パン2枚に【2】のキウイクリームを塗り、端から巻いてラップでしっかり包む。残りのパンに生クリームを塗り、2枚にパイナップル、残りにみかんをのせて同様にし、冷蔵庫で冷やす。
【4】ラップを取り、食べやすい大きさに切って、器に盛る。
教えてくれたのは
鈴木薫さん
身近な食材で簡単に作れて、おいしくて、センスのいいレシピ が人気。双子の女の子と男の子のママ。
『ベビーブック』2015年7月号
パイナップルのおかずレシピ
【1】ひと口ピザ
ピザ生地はひと口サイズに作れば、切らずに食べられて手軽。ベーコンとパイナップルの甘しょっぱい組み合わせは、一度食べたらクセになる味わい!
◆材料
(直径5cm×6~8個)
ピザ生地 基本の生地の1/6量
トマトケチャップ・マヨネーズ 各適量
ピザ用チーズ 適量
パイナップル・ベーコン 各適量
うずら卵の目玉焼き 2個
◆作り方
【1】ピザ生地は6~8等分して直径5cmほどにのばし、ケチャップとマヨネーズを塗り、チーズを散らす。
【2】【1】に2枚残してパイナップルとベーコンをのせ、220℃のオーブンまたはトースターで10分ほど焼く。何ものせない生地に目玉焼きをのせる。
【1】混ぜる
ボウルに強力粉、塩、水を 入れ、箸などで混ぜ合わせる。
【2】こねる
【1】にオリーブ油を加えて、手でこねる。まとまったら、30分ほどおく。
【3】のばす
【2】を2等分し、めん棒(または手)でそれぞれ直径25 ㎝ぐらいにのばす。
*生地は【2】の状態で冷凍保存できる。ラップに包み、冷凍保存用袋に入れる
教えてくれたのは
鈴木 薫さん
シンプルで、おいしくて、センスのいいレシピが人気。双子の女の子、男の子の母。
『めばえ』2015年3月号
【2】フルーツジャーサラダ
おしゃれな見た目が食欲をそそる!オレンジドレッシングでさわやか味に。
◆材料
(大瓶1個+小瓶1個分)
パイナップル 1/6個
オレンジ 1個
キウイ 1個
ミニトマト 8個
きゅうり 1/2本
モッツアレラ(小) 100g
【A】
オレンジジュース 大さじ1
はちみつ 小さじ1
オリーブ油 大さじ1
塩 小さじ1/3
◆作り方
【1】ボウルに【A】を合わせ、よく混ぜる。
【2】パイナップルは2cm幅に切る。オレンジとキウイは皮をむいて輪切りにし、6等分する。ミニトマトは2等分し、きゅうりは1cm角に切る。
【3】容器にフルーツを詰めて【1】を注ぎ、ミニトマト、モッツアレラ、きゅうりを詰め、ふたをする。よく振って味をなじませ、お皿にあけて食べる。
教えてくれたのは
尾田衣子さん
料理研究家。「料理教室Assiette de KINU」を主宰。一児の母。
『めばえ』2015年8月号
【3】パイナップルとトマトのグリル ローズマリー風味
トマト、パイナップルの蜂蜜漬け。ローズマリーの風味でグッと上品な味わいに。ヨーグルトにかけたりパンに塗ったり、作りおきして、いろいろ活用しましょう♪
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
パイナップル 1/4個
ミニトマト 6個
ローズマリー(ドライ) 小さじ1~2(バジル、オレガノ、セージなど、ほかのドライハーブでも可)
はちみつ 適量
◆作り方
【1】パイナップルは芯と皮を取り除き、厚さ約6mmに切りそろえる。ミニトマトは半分にカットする。
【2】【1】にローズマリーをふり、少しこげ目がつくまで焼く。
オーブン:予熱後、200度で20~30分。
フライパン:予熱後、中火で5~10分。
オーブントースター:900Wの場合、ホイルにのせて予熱後、8~13分。
【3】熱湯消毒したビンに【2】を入れ、具材が浸かる程度にはちみつを加える。ヨーグルトにそのままのせて。
※時間は目安。材料の大きさや調理器具によって、様子を見ながら加減してください。
◆ポイント
クリームチーズと一緒にパンにのせてめしあがれ!
また、調味料を加えればドレッシングに!
(大人2人分+子ども2人分)
パイナップルとトマトのグリル(パイナップル 3切れ、ミニトマト 2個、シロップ 大さじ2)
オリーブオイル(サラダ油でも可) 大さじ2(オイルを使わずヘルシーに仕上げてもOK)
酢 大さじ2
塩 小さじ1/2
こしょう 少々
【1】パイナップルとトマトは取り出して5㎜角に刻む。すべての材料をよく混ぜる。
教えてくれたのは
小山有希さん
料理研究家。元日本料理屋の両親、蕎麦屋の祖父母、元和菓子屋経営の義祖父母を持つ、食業界のサラブレッド。おいしく食べて健康に近づける「医食同源」をモットーとしたレシピに定評がある。1男1女の母。
『めばえ』2016年7月号
【4】パインチーズディップ♪プレート
小食な子も楽しくてつい手が伸びる!パイナップルとクリームチーズのちょっと甘いディップはおやつ感覚にも。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
食パン(6枚切り) 6枚
クリームチーズ 80g
卵 3個
青のり 適量
パイナップル(カットタイプ) 6~7切れ(100g)
ブロッコリー 大8房
ミニトマト 6個
◆作り方
【1】子ども用の食パンは2等分してからスティック状に切り、オーブントースターでこんがりと焼く。
【2】パイナップルはポリ袋に入れてつぶし、クリームチーズと混ぜ合わせ、【1】に添える。
【3】子ども用にブロッコリーは小さく分け、ミニトマトは半分に切る。目玉焼きは、フッ素樹脂加工のフライパンを熱して卵を割り入れ、ブロッコリーと水大さじ1を加えて蓋をし、弱火で焼く。子ども用の卵は黄身まで火を通し、食べやすい大きさに切る。
◆ポイント
大人アレンジ♪
食パンをトーストしてディップをぬる。目玉焼きは好みで半熟のうちに取り出し、塩、こしょうを振る
教えてくれたのは
ダンノマリコさん
フードスタイリスト。日々のご飯を手間は省いておいしく作る達人。男児を育てながら、ママ友達に料理の楽しさを伝えている。著書に『フードスタイリストのアイデア満点ほめられ弁当』(主婦と生活社)など。
『ベビーブック』2018年5月号