男性は「結婚向き」「恋愛向き」かで女性を見てる?尊敬していて大切な田中さんは笙野にとって「何向き」?【「セクシー田中さん」連載第9回】

木南晴夏主演ドラマ「セクシー田中さん」第9話で、田中さんにとって恋のライバルとなるふみかが笙野とおつきあいを開始。いよいよ最終回となる第10話で、笙野と三好の間で揺れ動く田中さんの恋は、どういう結末を迎えるのでしょうか?

女性の幸せの価値観をいろんな世代から問うドラマ

「セクシー田中さん」9話 ©日本テレビ

会社ではAIのごとく淡々と仕事をこなす地味なOL、でも夜になれば、ド派手メイクのベリーダンサー「Sali」に大変身するという「セクシー田中さん」(毎週日曜22:30~日本テレビ系で放送)。ここへ来て、田中さん(木南晴夏)といい感じになっていた笙野(毎熊克哉)が、見合い相手のふみか(朝倉あき)と正式に交際をスタートさせたことで、田中さんの心は揺れ動きます。

「セクシー田中さん」10話 ©日本テレビ

一方、朱里(生見愛瑠)は、自分にずっとアプローチをし続けてきた小西(前田公輝)の良さをようやく認め、自然な流れでおつき合いをすることになりました。また、笙野の母・悦子(市毛良枝)は、ここで亭主関白の夫との離婚を本気で考え始めたようです。

「セクシー田中さん」で問われるのは、各年代における幸せの価値観です。自分にとっての幸せとは何なのか?をいろんな世代の人々が改めて考えていきます。

田中さんはある時点で自分を奮い立たせ、人生を切り開いてきましたが、朱里や笙野、もっと言えば小西、そして笙野の母もそんな田中さんの影響を受けてきました。そんな田中さんの恋の行く末に視聴者はやきもきしてしまいます。

田中さんには絶対に幸せになってほしいとみんなが願っているはず。だからこそドラマの最終的な着地点が大いに気になりますが、まずは第9話を振り返っていきましょう。

笙野が気づく、田中さんに変えてもらった自分

「セクシー田中さん」9話 ©日本テレビ

笙野の母に気に入られた田中さんですが、いきなりふみか(朝倉あき)という恋のライバルが出現。年齢も若いし、ルックスも可愛いし、どうやら性格も良さそうで、今のところマイナスポイントが見当たりません。

また、ふみか自身も自分の体調や母のことを思いやる笙野に心惹かれます。さらに笙野の家庭への価値観にも大いに好感を持った様子。きっと田中さんに出会う前の、古風で頭の固い昭和男だった笙野なら、あっさり嫌われていたと思いますが、今の笙野は男としても人間としても成長を遂げているので、ふみかが笙野との交際について、前のめりになるのは無理もないことです。

「セクシー田中さん」9話 ©日本テレビ

でも、小西から「お前にとって田中さんは、結婚向きでも恋愛向きでもなかったってこと?」と聞かれた笙野は、ドキリとします。田中さんを結婚相手とも恋愛対象としても見ていなかった笙野ですが、あんなに意気投合する相手も田中さんくらいだったからです。

©芦原妃名子/小学館

そんな笙野に対しふみかは「自由で寛容で、女性に理解があって、素敵です」と率直に想いを伝えます。その言葉に笙野は「それは全部田中さんが作った僕で、田中さんが僕の中にいる」と田中さんをとても大きな存在として認識したようで……。果たして笙野は、ふみかとこのままゴールインするのでしょうか?

©芦原妃名子/小学館

 

「セクシー田中さん」9話 ©日本テレビ

また、ここへ来て、田中さんの本命である三好(安田顕)が、田中さんにキスを迫るという急展開に。これは最終回が見逃せません。

「セクシー田中さん」9話 ©日本テレビ

その一方で、朱里と小西の穏やかなおつきあいがスタート。ずっと一途にアプローチし続けてきた小西ですが、ようやく朱里のOKが出たときには思わず涙が。そして「絶対に大事にする」と朱里をハグする小西。これは、進吾(川村壱馬)が小西に「朱里を大切にしてやってください」と言った言葉を受けての誓いで、より胸熱でした。

©芦原妃名子/小学館

実は、周りをよくて見ていて、面倒見の良い小西の良さはこれまでに語られてきたので、視聴者も心からほっとしたのではないかと。

田中さんと笙野、ふみか、三好が織りなす恋の行方とは?

「セクシー田中さん」10話 ©日本テレビ

三好のキスを受け入れることができず、自分の気持ちがわからなくなってしまった田中さん。ベリーダンスに真剣に向き合おうとひたすら練習をしますが、思うように踊れなくなってしまいます。そんな中、愛子(未唯mie)が帰国し、「Sabalan」のクリスマスイベントを勝手に自分の生誕祭に変えてしまいます。そこで田中さんと朱里は、愛子のスパルタ指導を受けることに。

「セクシー田中さん」10話 ©日本テレビ

一方、久しぶりに「Sabalan」を訪れた笙野は、三好に自分の思いを吐露。「無難な人生なんてない」と笙野を諭した三好は、クリスマスイベントには必ず来るようにと笙野に言い渡します。


自分らしさを取り戻すことができず、Miki先生(高橋メアリージュン)からレッスンを禁止されてしまった田中さん。ふみかを連れて、悦子の見舞いに行く笙野。メイクで人を元気にすることにやりがいを見出した朱里と、そんな朱里との将来を考え始める小西。それぞれが小さな一歩を踏み出すためにもがき続ける先に、待ち受ける未来とは…? 最終回をお見逃しなく!

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原作: 芦原妃名子
1~7集発売中|定価550円(税込)

姉系プチコミックで連載中
優秀な経理部員だけどアラフォー地味女の田中さん。婚活に励む23歳OL・朱里は最近そんな田中さんが気になって仕方ない…そしてついに、その素顔
はまさかのセクシー○○○〇であることを発見!すっかり田中さんのファンになってしまった朱里は、婚活そっちのけで田中さんの追っかけと化すが…!?
朱里の腐れ縁男・進吾や、婚活相手のこじらせ男・笙野、チャラすぎる既婚者・三好…秘密を抱えた田中さんを巡り、5人の「いい大人」がすれ違いまくりの恋を繰り広げる、新境地ドラマです!

文/山崎伸子

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