目次
コナンからの問いかけ①「むだづかいをしないために、何をしたらいい?」
最初はこの問いかけから。マネー教育はまずこの基本から始めたいところ。お子さんの年齢にもよりますが、お金を自律的に管理することの大切さを最初に確認しておきましょう。
マネー教育の基本①「お金は計画的に使うもの」という意識が大事
ここは迷わず1⃣を選べるようにしておきたいところです。『名探偵コナンの小学生のうちに知っておきたいお金と世の中103』では以下のように解説しています。ふだんから家族で話しておきたい大事なポイントでもあります。
コナンからの問いかけ②「物の値段って、どうやって決まるの?」
数や数量についての理解が進み、実際に家の人といっしょに買い物の経験が増えたら、物の値段について考える機会をつくってみましょう。
最初は、値段の基本である「原価(品物の材料や工程にかかるお金)」や、そこに含まれる人件費(従事する人のお給料)などについて教えてあげられればじゅうぶん。さらに、小学生以上のお子さんの場合は、一歩進んで以下のような用語を学ぶと、「市場原理」という経済の基礎への理解が深まります。
マネー教育の基本②「物の値段」の基本仕組みを理解する
答えは1⃣ですね。ここで使用された「需要」と「供給」について、子どもにもわかる言葉で説明できますか?
同書では以下のように解説しています。需要曲線・供給曲線といった図表の意味はわからなくても、「欲しい!と思う人の数と気持ちの強さが需要」などと感情や気持ちに訴える説明は、案外すんなり理解してもらえるものです。
コナンからの問いかけ③「お金を銀行に預けるのと貯金箱、どっちが得?」
3つめは金融システムの基本である「銀行」について。
「いまはインフレだし、銀行に預けるだけじゃ利息も低いし…」などと、大人の「いま」の話を子どもに聞かせがちですが、いきなり投資教育をする前に、まずは銀行システムについて理解していることが基本です。
マネー教育の基本③金融の概念は「銀行」の仕組みの理解から
「なんで銀行にお金を預けるの?」「銀行に預けるとどうしてお金が増えるの?」子どもからのこの問いに対して、やさしく説明するのはなかなか難しいですね。
同書での説明を見てみましょう。「利息」「利率」といった用語を覚えさせる必要はありませんが、その仕組みがどうなっているのかを説明してあげると、自分のお金を管理するには、金融の仕組みを知って活用すべきという意識が芽生えてきます。
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いかがでしたか。上記の問いかけは『名探偵コナンの小学生のうちに知っておきたいお金と世の中103』から抜粋して掲載しました。
同書は上記のほかにも「消費税って何?」「株を買うとお金は必ず増える?」といった経済の基本を、漫画といっしょに学べる、新しいタイプの学習コンテンツ。家庭でのマネー教育教材として注目を集めています。
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構成・文/HugKum編集部
©Gōshō Aoyama, Shogakukan 2024 Printed in japan