小学校低学年が好きなYouTubeチャンネルをランキング発表!1位はHikakinTV、2位はまいぜんシスターズ!3位以降は?

毎年次々に新しいYouTuberやVtuberが現れて、子どもたちからの人気の勢いはとどまるところを知らない動画配信サイト・YouTube。さまざまな動画がありますが、その中でも、お子さんたちは一体どんなチャンネルを好んで見ているのでしょうか。
そこで本記事では、小学校低学年のYouTube事情をアンケート調査! YouTubeに関する疑問を、小学校低学年育児中の500人のママパパに聞いてみました。

1日にどのくらいYouTubeを見る?

まず聞いてみたのはこちらの質問。そもそも小学校低学年のお子さんたちは、1日のどのくらいの時間をYouTube視聴に使っているのでしょうか。

調査媒体:小学館『小学一年生』 8月号
有効回答数:500人
設問:1日にどれくらいYouTubeを見ていますか? あてはまるものを選んでください。

1位:30分〜1時間(23.8%)
2位:ほとんど見ない(20.2%)
3位:1〜2時間(18.6%)
4位:30分以内(14.8%)
5位:まったく見ない(13.8%)
6位:2時間以上(7.4%)

アンケートの回答を集計してみると、このような結果に。

23.8%の票を集めて1位となったのは「30分〜1時間」。僅差で2位となったのは「ほとんど見ない(20.2%)」、3位は「1〜2時間(18.6%)」。たとえ見ている場合でもあまり長時間は見ないように気をつけているご家庭が多いことが伝わってきますね。

また、「ほとんど見ない(20.2%)」と「まったく見ない(13.4%)」を合わせれば、「見ない派」は全体の34%を占める結果に

一方で、時間にかかわらず「見る派」の割合を合わせてみると、64.6%。視聴時間の長さにかかわらず、多くの小学校低学年のお子さんたちがYouTubeを見ていることが読み取れます。

【ランキング発表】よく見ているYouTubeチャンネルは?

では、そんな小学校低学年のお子さんたちはどのようなYouTubeチャンネルを見ているのでしょうか? アンケート結果をランキング形式でお伝えしていきます。

【設問】いちばんよく見ているYouTubeチャンネルを教えてください。

1位:HikakinTV

1位は安定の人気を誇るYouTuber・HIKAKINさんによる『Hikakin TV』。マイクラやApexをはじめとしたゲームの実況動画から、旅動画、HIKAKINさんご自身の音楽活動関連のミュージックビデオまで、バラエティに富んだ動画が配信されているチャンネルです。

今年に入ってからは、ご結婚や赤ちゃんの誕生など、ファンにとってもうれしい話題に尽きません。他のYouTuberとのコラボ動画も多いので、HIKAKINさんの動画を通じて人気のYouTuberを知ることもできます。

2位:まいぜんシスターズ

子どもたちが大好きなゲーム『マインクラフト(通称:マイクラ)』の実況動画といえば、『まいぜんシスターズ』が大人気。

ぜんいち&マイッキーのふたりのキャラクターがマイクラを遊び尽くすチャンネルです。マイクラの無限の遊び方を知るだけでなく、ふたりのやりとりも病みつきになります。

3位:ゲーム実況

特定のチャンネルにこだわらず、好きなゲームのさまざまな実況を見るお子さんも少なくありません。

ハマっているゲームの攻略方法や新しい遊び方を調べるのに、YouTubeの実況動画はとっても便利。一緒に遊んでいるような感覚も味わえる点も、子どもたちが夢中になる理由ではないでしょうか。

3位:タコボンド

『マインクラフト』のほか、Roblox、ColonySurvival、teliadaunn、Snakebasなどを実況する『タコボンド』チャンネルも人気。

頭でっかちのタコに似た謎の生物『タコボンド』が、優しい声でゲームを実況してくれるチャンネルです。さりげないダジャレや「あぶぬ」「あぶじゅる」(※「危ない」の上位互換)などの造語で子どもたちの心を掴みます。

3位:ポケモン関連

「ポケモン」関連のYouTubeチャンネルを見ている子も多数。

みんなが大好きな「ポケモン」には、通常の公式チャンネルのほか、キッズ向けのチャンネルもあります。体験探検やダンス、童謡、英語、パペット劇場等々、親としても安心して子どもに見せられるのが嬉しいポイント。

6位:マインクラフト関連

『マインクラフト』関連の動画を色々と見ている、という声もありました。

「デジタル版レゴ」とも呼ばれる「マイクラ」は、遊び方が無限にあることに加えて、自分ひとりでは攻略できないような難解な場面が多いゲームでもあります。助けを求める気持ちで「マイクラ」関連の動画を見る子もいるのではないでしょうか。

6位:特になし

特定のチャンネルにこだわらないで色々な動画を見るという子も。縦横無尽にさまざまなチャンネルを見る子には、子ども向けに機能や情報を適切に管理できるアプリ『YouTube Kids』を必ず使いたいですね。

8位:CO-DAのぐっばいちゃんねる!

マイクラやホラー、音楽、アクションのほか、さまざまなジャンルのゲームをプレイする実況者・CO-DAさんのチャンネル。

多角的にゲームの魅力を紹介してくれるので、大人から子どもまで幅広い世代からの支持を得ています。ゲームのほかにもラップを作詞したりと多彩なYouTuberです。

8位:サッカー関連

サッカーなど、自分が好きなスポーツに関連する動画の中から、さまざまなチャンネルを見る子も。上手くなるための練習法やコツなどをまとめてくれている動画も多いですね。

8位:ちろぴの

ちろるさん&ぴのさんの男女二人のカップルによるYouTubeチャンネル『ちろぴの』も子どもたちから人気。

デフォルメキャラをイメージキャラクターとして使用しながら、『Minecraft』『Roblox』『あつまれ どうぶつの森』などのゲーム実況をしています。二人がじゃれあう様子が「かわいい」と好評。

8位:はじめしゃちょー

「自由」をモットーに、フリーダムな動画をアップし続けるYouTuber・はじめしゃちょーさんのチャンネルも子どもたちから支持されています。

特に、「水に濡れない魔法の砂をなんとか濡らす」「いろんな飲み物を炭酸飲料にしてみたら?」のような、実験系の動画は子どもたちの好奇心を刺激します。

8位:ペケペケ!ペケッツくん

『ペケペケ! ペケッツくん』とは、実況YouTuber「チャンネルクロス」のマスコット・ペケッツを主役としたアニメを配信するYouTubeチャンネル。

ペケペケ星からやってきた宇宙人ペケッツと、中学生・二階堂ルイ、豪恩寺ハヤトによる「雑学」や「こんな〇〇はいやだ」「裏技」などのアニメ動画を配信しています。小中学生を中心に人気を集めています。

8位:恐竜関連

恐竜関連の動画も、恐竜の生体についてを解説してくれるものから、ストーリー形式のものまで多数アップされています。YouTubeを通じて、恐竜のことをっと好きになれそう。

14位:mkのゲーム実況ch

マイクラや任天堂ゲームの実況動画を配信するmkさんの実況チャンネル。「家族で安心して楽しめるゲーム実況者」をコンセプトにしているので、子どもも親も一緒に楽しむことができます。

最近では、教育系YouTuberこいこいさんとともに始めたチャンネル『からあげ劇場』も話題に。

14位:ガチャピンちゃんねる

あのガチャピンによるチャンネル『ガチャピンちゃんねる』も人気です。

ゲーム実況のほか、「数のかぞえかた」や「ことばパズル」のような学習動画も充実。驚くようなアクティビティへの挑戦動画や、はたらくくるまへの密着動画が特に人気です。

14位:サンサンキッズTV

『サンサンキッズTV』は、楽しく学べる動画を3~6歳のお子さん&ご家族向けに配信するチャンネル。

お絵かき遊びや、歌、工作、料理、おもちゃ遊び、寸劇など、小さいお子さんたちに安心して見せられるコンテンツが満載です。

14位:ウォーターチャレンジ

『FGO』や『マインクラフト』のゲーム実況をする『ウォーターチャレンジ』。

すまない先生のほか、赤ちゃん、ブラックなど、複数のキャラクターが登場しますが、子どもたちから人気があるのはやっぱりすまない先生。動画の見やすいテンポ感に加えて、何かが起きるたびに「すまないッ!」「すまないすまないすまない!!」と連呼するすまない先生の、覚えやすい決め台詞が子どもたちのツボにハマっているようです。

14位:むし岡だいき

昆虫が大好きな脱サラストリートミュージシャン・むし岡だいきさんのチャンネルは、虫好きの子どもたちから大人気。昆虫採集や昆虫飼育を楽しんだり、珍しい虫を紹介したり…虫の奥深さと魅力を子どもたちに伝えます。

14位:レゴ

レゴ公式チャンネルには、レゴを使ったアニメーションが豊富にあるってご存じでしたか? 可愛らしいレゴたちをモチーフに、迫力満点のストーリーが繰り広げられます。すでにレゴを持っている子なら、レゴ遊びがさらに楽しくなること間違いなしのチャンネルです。

YouTubeを上手に使って、子どもの興味関心を伸ばそう

今回は、小学校低学年のお子さんたちのYouTube事情のアンケート結果をご紹介してきました。

「よく見るYouTubeチャンネルランキング」には、ゲーム実況のほか、恐竜、虫、スポーツ等々…お子さんたちの興味を深掘りしてくれそうなチャンネルもランクインしていましたね。YouTubeは、使い方によっては学びを得られるメディアでもあります。上手に使って、お子さんの興味関心を伸ばしていきましょう。

アンケートを実施したのは・・・

1925年創刊の児童学習雑誌『小学一年生』。コンセプトは「未来をつくる“好き”を育む」。毎号、各界の第一線で活躍する有識者・クリエイターとともに、子ども達各々が自身の無限の可能性を伸ばす誌面作りを心掛けています。時代に即した上質な知育学習記事・付録を掲載し、HugKumの監修もつとめています。

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文・構成/羽吹理美

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