子どもが大好きなパスタをお弁当にも活用しましょう!お弁当で食べやすいショートパスタのレシピを中心に、人気のパスタ弁当や前日作り置きもできるパスタサラダ、さっぱり味の和風パスタなどを、幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載されたなかから厳選しました。1品で野菜もたんぱく質も取れるので、おかずいらず!忙しい朝にもぴったりです。
お弁当にぴったり!パスタのレシピ
【1】ツナとミニトマトの冷製パスタ
ポン酢とオリーブ油であえるだけ!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
スパゲッティ 300g
ミニトマト 1パック(20個)
ツナ(ノンオイル) 小1缶(70g)
【A】
ポン酢しょうゆ 大さじ3
オリーブ油 大さじ2
◆作り方
【1】ミニトマトはへたを除き、横半分に切る。ツナは汁気をきる。
【2】ボウルに【1】を入れ、【A】を加えて混ぜ合わせる。
【3】スパゲッティは半分に折り、1%の塩(分量外・湯2リットルに大さじ1強が目安)を入れた湯で、袋の表示時間どおりにゆでる。ざるに上げ、冷水で冷やし、水気をきって【2】に加えてあえる。大人は好みでこしょうを振っても。
◆ポイント
ミニトマトは、パスタソースにするときは横半分に切るのがコツ。縦半分に切るよりも、汁気が出やすくなる。
教えてくれたのは
あまこようこさん
フードコーディネーター。8才と2才の男の子のママ。料理教室「amacoven(アマカヴァン)」主宰。テレビや雑誌、広告、ケータリングなどで幅広く活躍中。おかずケーキの人気店「カヴァンラボ」が6月にリニューアルOPENしたばかり。
『ベビーブック』2018年8月号
【2】一発ミートソースパスタ
〝ゆで〟と〝味つけ〟を同時に行う超スピード仕上げで、見た目も味も本格派!
◆材料
(2人分)
スパゲティ(1.6mm、7分ゆで) 160g
サラダ油 大さじ1/2
玉ねぎ 1/2個
マッシュルーム(生) 3~4個
合いびき肉 200g
水 2カップ
コンソメ(顆粒) 小さじ1
トマトの水煮缶(カット) 1/2缶
トマトケチャップ 大さじ3
砂糖、こしょう 各少々
好みでオリーブオイル 大さじ1
塩、粉チーズ 各適量
◆作り方
【1】フライパンにサラダ油を入れ、粗みじん切りにした玉ねぎとマッシュルーム、合いびき肉を、ひき肉の色が完全に変わるまで炒めておく。
【2】【1】に水、コンソメ、塩少々、トマト缶を加え、スパゲティを半分に折って入れ、ふたをして強めの中火にかける。煮立ったら一度ほぐすように混ぜ、再びふたをして弱めの中火で7分蒸しゆでにする。
【3】ふたを取り、火を少し強くして混ぜ、最後にケチャップ、塩少々、こしょう、砂糖で味をととのえる。好みでオリーブオイルを回しかけ、粉チーズをふる。
※スパゲティのゆで時間と水分の量は必ず守ってください。
◆ポイント
教えてくれたのは
武蔵裕子
さん
料理研究家。和食をはじめ、洋食、中華、エスニックと、幅広いジャンルにたけた家庭料理のエキスパート。わかりやすくて作りやすい、おいしいレシピの数々は、忙しい主婦たちから厚い支持を受けている。著書も多数。
『めばえ』2019年7月号
【3】流れ星のカレーマヨパスタ
パスタをお弁当箱いっぱいに広げると、あら不思議、空や海に見えてくる!流れる星を演出して!
◆材料
(1人分)
パスタ 40g
【A】
カレー粉 少々
玉ねぎの薄切り(塩もみ) 大さじ1
マヨネーズ 大さじ1
しょうゆ 小さじ1/2
【B】
ソーセージ、プロセスチーズ 5mm厚さ各1枚
絹さや 2枚
オクラ 2本
ミニトマト 2個
うずら卵の水煮 3個
焼きのり 適量
◆作り方
【1】パスタは袋の表示通りにゆでて粗熱を取り、【A】を混ぜ合わせる。
【2】【B】はそれぞれ星型で抜く。絹さやは筋を取って塩ゆでし、1枚を半分の長さに切る。それぞれの切り口はVの字に。
【3】オクラは塩ゆでしてヘタを落とし、5mm幅に切る。ヘタを取ったミニトマト、うずらの卵は横半分に切る。
【4】【1】と【3】を混ぜ合わせて弁当箱に盛る。【2】で流れ星を作って並べ、のりで顔を完成させる。
教えてくれたのは
中村陽子さん
料理研究家。味はもちろん、見た目の美しさも重要視したオリジナル料理が人気。持ち前の美的センスと器用さを活かしたモチーフ料理に定評があり、書籍も多数。一男一女の母。
『めばえ』2016年6月号
【4】くるまパスタパン
かわいすぎる!パスタパンを車に見立て、ウィンナーくんが運転しています。子どもの笑顔必至の一品。カットした部分を連結して、楽しみながら召し上がれ。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
バターロール 6個
玉ねぎ(薄切り) 1/4個分
にんじん(粗みじん切り) 1/4本分
パプリカ(粗みじん切り・星形) 1/8個分
バター 5g
【A】
トマトケチャップ 大さじ3~4
塩 適量
スパゲッティ 80g
スライスチーズ・のり 各適量
ウインナー 6本
黒ごま・パスタ 各適量
◆作り方
【1】バターロールは真ん中からL字にカ ットして、中身をくりぬく。
【2】フライパンにバターを熱して玉ねぎとにんじんを炒め、パプリカを加えて炒める。
【3】【2】にゆでたスパゲッティを加えて【A】で調味し、パンに詰める(星形のパプリカは後部座席に飾る)。
【4】【3】にスライスチーズを貼り、のりで顔を作る。ソテーしたウインナーと揚げたパスタでタイヤを作り、揚げたパスタでカットした部分を連結する。ソテーしたウインナーと黒ごまでお客さんを作って乗せる。
*ピックを飾る場合は、幼児に食べさせる前に必ず抜いてください。
◆ポイント
教えてくれたのは
ほりえさちこさん
料理コーディネーター。キャラクター料理や子ども向け料理など、見た目が楽しく、かわいく、かつ、おいしくてヘルシーなレシピが人気。
『ベビーブック』2013年6月号
前日作り置きもOK!お弁当向きのパスタサラダ
【1】焼きなすとトマトのイタリアンパスタ
なす、トマト、モッツァレラチーズはイタリアンの定番の取り合わせ。食べやすいショートパスタに合わせて召し上がれ。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
ショートパスタ 150g
なす 2個
トマト 2個
モッツァレラチーズ 100g
【A】
オリーブ油 大さじ2
レモン汁 大さじ1
にんにくのすりおろし 少々
塩 少々
パセリのみじん切り 大さじ1
◆作り方
【1】なすは1個ずつラップに包み、電子レンジ(600Wの場合)で各2分加熱して皮をむき、一口大に切る。
【2】トマトは皮を湯むきして種を取り、角切りにする。モッツァレラチーズは1cm角に切る。
【3】ボウルに【A】と【1】、【2】を入れて混ぜ、冷蔵庫で冷やす。
【4】パスタをゆでて水で洗い、【3】とあわせる。
【2】夏野菜のサラダスパ
彩のいいサラダスパは、マヨネーズ&レモン味がさっぱりおいしい! 冷たいパスタがつるっと食べやすく、栄養たっぷりのパワーサラダです。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
サラダスパゲッティ 200g
かぼちゃ 100g
ズッキーニ 1/2本
いんげん 8本
ベーコン 3枚
オリーブ油 大さじ1
塩 少々
フリルレタス 4枚
ミニトマト 12個
【A】
マヨネーズ 大さじ2
レモン汁 大さじ1
塩 少々
◆作り方
【1】かぼちゃとズッキーニは一口大に、いんげんはざく切りにし、ベーコンは小さく切る。オリーブ油を熱したフライパンで炒めて、塩をふる。
【2】サラダスパゲッティはゆでて、水で洗う。
【3】ボウルに【A】を入れて混ぜ、【2】を加えて混ぜる。
【4】器にレタスを敷いて【3】を盛り、【1】と半分に切ったミニトマトをのせる。
教えてくれたのは
祐成二葉さん
祐成陽子クッキングアートセミナーのメイン講師。男の子のママで、子育ての日常をつづったブログも人気。
『ベビーブック』2011年8月号
【3】コブ風パスタサラダ
オーロラソースをかけて。野菜が主役のヘルシーパスタです。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
パスタ(シェルマカロニ) 300g
塩 適量
アボガド 1個
レモン汁 小さじ1
ハム 6枚
ゆで卵 2個
ミニトマト 10個
きゅうり 1本
ミックスビーンズ(ドライパック) 小1パック(50g)
【A】
ケチャップ 大さじ2
マヨネーズ 大さじ2
酢 大さじ1/2
◆作り方
【1】パスタは、塩を多めに加えて表示時間どおりにゆでる。水にさらして冷まし、ざるにとって水気をきる。
【2】アボカドは種を取って皮をむき、1cm角に切り、レモン汁をまぶす。
【3】ハムは1.5cm角に切る。ゆで卵は殻をむき、8等分に切る。ミニトマトは半分に、きゅ うりは厚さ5mmに切る。ミッ クスビーンズは柔らかくゆでる。
【4】器に1~3を彩りよく盛り、混ぜ合わせた【A】をかける。
お弁当にぴったり!さっぱり和風パスタ
【1】トマトジュースとツナの冷静スープのスパゲッティ
混ぜたら完成のコールドソースで手軽にスープパスタ
◆材料
(3~4人分)
スパゲッティ 300~400g
ツナ缶(油漬け) 2缶(150g)
ゆでた枝豆 100g
オリーブ油 大さじ1・1/2
【A】
トマトジュース 500㎖
水 1/2カップ
ケチャップ 大さじ3
顆粒コンソメ 小さじ2
塩、こしょう 各少々
ドライバジル 小さじ1/2
粉チーズ 適量
◆作り方
【1】沸騰した湯に塩(分量外)を入れて、すぱふぇってぃを表示時間通りゆでてザルに上げ、冷水で冷やして水気をとり、オリーブ油をまぶす。
【2】【A】、汁気を切ったツナ缶、さやからだした枝豆を混ぜ合わせ、【1】を加えて軽く混ぜる。器に盛り、粉チーズをふる。
教えてくれたのは
坂下千恵さんさん
料理研究家・栄養士。外食大手企業、食品宅配会社を経て独立。現在は書籍、雑誌、テレビ、WEB、企業販促用のレシピ作成、食育関連講習会など幅広く活躍。2児の母。
【2】ツナ、しらす、いんげんの和風パスタ
ごまと塩昆布の風味を効かせた簡単和風パスタ。パスタはフォークで刺せるフジッリを選べば、子供でも食べやすくなります。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
パスタ(フジッリ) 300g
塩 適量
いんげん 12本
キャベツ 3枚
ツナ(缶詰) 2缶(75g)
【A】
しらす干し 大さじ3
塩昆布(細切り) 大さじ3
白すりごま 大さじ3
めんつゆ(2倍希釈) 大さじ3
ごま油 大さじ1
◆作り方
【1】いんげんはヘタを切り落とし、長さ3~4㎝に切る。キャベツは芯を取り、幅1cmに切る。ツナは缶汁を軽くきる。
【2】フライパンにごま油を入れて中火で熱し、いんげんとキャベツを加えて3~4分炒め、火を止める。
【3】パスタは、塩を多めに加えて表 示時間どおりにゆで、ざるにとって水気をきる。
【4】【2】に【3】を加えて中火で熱し、ツ ナ、【A】を加えて手早く炒める。
【3】かにかまぼこ、オクラ、えのきのふりかけパスタ
かにかまやふりかけ、デイリーな食材もパスタとの相性抜群!シンプル和風味が食べやすい。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
パスタ(カッペリーニ) 300g
かにかまぼこ 8本
オクラ 1パック(10本)
えのきだけ 1/3パック
【A】
水 3カップ
オリーブ油 大さじ1
塩 小さじ1/2
ふりかけ 大さじ3
バター 大さじ3
◆作り方
【1】パスタは半分に折り、よく洗って表面の小麦粉を洗い流す。かにかまは長さを半分に切り、粗くほぐす。オクラはヘタを切り落とし、小口切りにする。えのきは長さを半分に切って、手で粗くほぐす。
【2】鍋(またはフライパン)に【A】を入れて混ぜ、パスタを加えてふたをし、中火にかける。ときどき混ぜ、パスタの表示時間どおりに蒸し煮にする。
【3】ふたを取り、かにかま、オクラ、えのきを加えて1~2分煮る。水分が深さ1cmほどになり、パ スタが好みの硬さになったら火を止める。ふりかけとバターを加えて手早く混ぜる。
教えてくれたのは
村田裕子さん
管理栄養士・料理研究家。イタリア他、ヨー ロッパ各地で家庭料理を学ぶ。管理栄養士の資格を生かした健康指導も行う。ヘルシーで、簡単で、センスのいいレシピが人気。
『ベビーブック』2017年8月号
【4】鮭とキャベツの和えパスタ
子どもに人気の鮭とコーンをパスタに合わせて。味付けはオイルベースでシンプルに。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
甘塩鮭 1切れ(80g)
キャベツ 大2枚
コーン(缶詰) 大さじ2
ショートパスタ 100g
【A】
オリーブ油 大さじ2
塩 小さじ1/4
こしょう 少々
朝食用のり 3~4枚
◆作り方
【1】キャベツは短めの1cm幅に切り、鮭はぬるま湯で洗って皮と骨を外し、3~4等分に切る。
【2】たっぷりの熱湯でパスタを表示時間ゆでる。3分前に鮭を加え、1分前にキャベツを加え、ゆで汁大さじ3をとりおいてから、ざるにあけて水けをきる。鮭は骨を確認しながら箸でほぐす。
【3】ボウルに【2】でとりおいたゆで汁、【A】、コーンを入れて混ぜ、【2】とちぎったのりを加えて全体を混ぜる。
教えてくれたのは
青木恭子さん
小田真規子主宰のスタジオナッツ所属。2つの保育園に7年間、栄養士として勤務。0歳児の離乳食~5歳児の給食とおやつ作りを担当。現在は、雑誌やWEBなどで活躍。
『ベビーブック』2014年3月号
お弁当で食べやすい!ショートパスタのレシピ
【1】トマトソースパスタ
コクのあるソースが好評!パスタとソースをセルフ盛りで
◆材料
(大人4人分+子ども 4人分)
【A】
バター 30g
にんにく(みじん切り) 大さじ1
玉ねぎ(粗みじん切り) 1個分(250g)
トマト缶(カットタイプ) 3缶(1200g)
【B】
トマトケチャップ 1/4カップ
塩 小さじ1
砂糖 大さじ1と1/2~2
好みのショートパスタ 300g
オリーブ油 大さじ2~3
◆作り方
【1】鍋に【A】を入れて中火にかけ、香りが立ったら玉ねぎを加えてしんなりするまで炒める。トマト缶を加え、煮立ったらアクを取 って蓋を少しずらしてのせ、ときどき鍋底から混ぜながら、弱火で15分煮る。【B】を加え、さらに5分煮る。
【2】パスタは袋の表示時間どおりにゆで、オリーブ油をまぶす。
【3】【1】【2】をそれぞれ器に盛り、好みの量を取り分ける。粉チーズを振っても。
◆ポイント
教えてくれたのは
みないきぬこさん
料理研究家。女子栄養大学卒。小2の女の子と1歳の男の子のママ。素材を生かしたシンプル調理で、親子でおいしく、見た目も素敵なレシピが人気。著書に『かんたん、なのに満足! スープでごはん』(池田書店)など。
『ベビーブック』2018年12月号
【2】白身魚とブロッコリーのパスタ
骨を除いたらフライパンで炒めてほぐすだけ!パパッとできる、手軽なお魚パスタです
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
真だら(鯛、すずきなどでも) 2切れ(約350g)
塩 小さじ1/2
ブロッコリー(小房のみ) 120g
ショートパスタ 250g
植物油 大さじ2
◆作り方
【1】真だらは骨を除いて(鯛の炊き込みご飯のPoint参照)一口大に切り、塩を振る。ブロッコリーは小房をさらに小さく切る。
【2】ショートパスタは袋の表示時間どおりにゆで、ゆで上がる4分前にブロッコリーを加え、一緒にざるに上げる。
【3】フライパンに植物油を熱し、真だらを入れてほぐしながら炒める。【2】を加えて混ぜ合わせ、器に盛る。好みでエクストラ・バージン・オリーブ油や粉チーズを振っても。
◆ポイント
真だらは木べらでほぐしながら炒め、パスタになじむように細かくする。
教えてくれたのは
栗原友さん
料理家。3歳の女の子のママ。築地市場の鮮魚店での勤務経験などを活かし、魚料理を気軽に楽しめるようにレシピを提案している。近著『寝ている間においしくなる』(祥伝社)には、忙しいママを救う〝仕込みテク〟が満載。
『ベビーブック』2018年10月号
【3】ソーセージとミニトマトのキャロットマヨパスタ
子どもが大好きなソーセージをパスタにも。仕上げに加えたマヨネーズの酸味が絶妙!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
パスタ(マカロニ) 300g
ソーセージ 6本
玉ねぎ 1/2個
ミニトマト 12個
【A】
にんじんジュース 3カップ
オリーブ油 大さじ1
塩 小さじ1/2
マヨネーズ 大さじ6
◆作り方
【1】パスタはよく洗って、表面の小麦粉を洗い流す。ソーセージは幅5mmの 斜め切りに、玉ねぎは薄切りに、ミニ トマトは半分に切る。
【2】鍋(またはフライパン)に【A】を入れて混ぜ、【1】(ミニトマト以外)を加えてふたをし、中火にかける。ときどき混ぜ、パスタの表示時間どおりに蒸し煮にする。
【3】ふたを取り、ミニトマトを加えて1~2分煮、水分が深さ1cmほどになり、パスタが好みの硬さになったら火を止める。マヨネーズを加えて手早く混ぜる。
教えてくれたのは
村田裕子さん
管理栄養士・料理研究家。イタリア他、ヨー ロッパ各地で家庭料理を学ぶ。管理栄養士の資格を生かした健康指導も行う。ヘルシーで、簡単で、センスのいいレシピが人気。
『ベビーブック』2017年8月号
【4】クリスマスカラーの野菜パスタ
子どもが大好きなパスタ!ショートパスタなら食べやすく、取り分けもしやすくおすすめです。赤と緑、カラフルな2種類のソースでクリスマスを意識して、食卓をにぎやかに。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
ショートパスタ(ペンネ・フジッリ) 各90g
トマトの水煮(缶詰・ホール) 1/2缶
ベーコン 2枚
にんにく 1/2かけ
ブロッコリー 1/2株
ツナ(缶詰) 小1缶
塩・オリーブ油 各適量
カッテージチーズ 適量
◆作り方
【1】ベーコンは1cm幅に、にんにくはみじんに切り、ブロッコリーは小房に分ける。
【2】鍋に1.5リットルの湯(分量外)を沸かして塩大さじ1を加え、パスタを袋の表示どおりにゆでる。ゆで上がる3~4分前にブロッコリーを加え、一緒にざるにとる(ゆで汁は少しとっておく)。
【3】フライパンにオリーブ油少々とにんにくを入れて熱し、香りが立ったらベーコンを加えてサッと炒め、つぶしたトマトを混ぜる。【2】のゆで汁をお玉の半量加えてとろりとするまで煮詰める。
【4】【2】のブロッコリーはボウルに入れてフォークでつぶし、缶汁をきったツナ、オリーブ油大さじ1を混ぜる。
【5】【2】のパスタ1種類ずつに【3】と【4】を混ぜ、器に盛ってカッテージチーズを散らす。
教えてくれたのは
コウケンテツさん
料理研究家である母のアシスタント後、独立。素材の味を生かしたヘルシーで作りやす いメニューが人気。二児の父。
『ベビーブック』2015年12月号
【5】枝豆とパプリカのクリームパスタ
鮭のオレンジ、パプリカの黄色、枝豆の緑の元気ないろどりが子供に人気の一品。スプーンやフォークで食べやすく、形のかわいらしいショートパスタで。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
鮭 1切れ
枝豆 10さや
黄パプリカ 1/2個
ショートパスタ 240g
バター 大さじ1
小麦粉 大さじ1
牛乳 400cc
塩 小さじ1と1/2
◆作り方
【1】鮭は皮と骨を除いて1cm角に切る。枝豆はゆでてさやと薄皮を除く。パプリカは1cm角に切る。
【2】パスタは表記の時間より1分長くゆで、ざるにとって水けをきる。
【3】フライパンにバターを中火で熱し、鮭を炒める。色が変わったら小麦粉を加えて炒め、粉けがなくなったら牛乳を加えてよく混ぜ、塩をふる。枝豆とパプリカを加えてとろみが出るまで混ぜ、【2】を加えて和える。
教えてくれたのは
鈴木 薫さん
シンプルでおいしい実用的なレシピが人気。双子の女の子と男の子のママ。
『ベビーブック』2013年7月号
【6】トマトソースパスタの目玉焼きのせ
覚えておきたい、シンプルトマトソースにパスタを和えて、プラス目玉焼きで完成!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
トマトソース 1と1/2カップ
ショートパスタ 200g
塩 小さじ4
卵 4個
サラダ油 小さじ1
◆作り方
【1】フライパンにサラダ油を熱し、卵を割り入れて目玉焼きを4個作る。
【2】2リットルの湯を沸かし、塩を入れて沸騰したら、パスタを加えて表示時間通りにゆでる。
【3】トマトソースで【2】を和え(冷蔵の場合は電子レンジで3分温め)、器に盛って【1】をのせる。
※電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。
◆ポイント
野菜たっぷりトマトソースは、子どもの苦手な野菜をさりげなくたっぷり食べさせらる、親心を安心させてくれるソースなんです。
最初の一品を作るとき、ソースを2~3回分、作っておき、残りは保存容器で冷蔵するのがおすすめ。
(3カップ分)
【A】
玉ねぎ 1個
にんじん 1本
セロリ 1本
にんにく 1かけ
トマトの水煮(缶詰) 300g
オリーブ油 大さじ3
塩 大さじ1/2
こしょう 少々
【1】【A】はみじん切りにし、鍋にオリーブ油とともに入れて強火で炒める。水けがとんでしんなりしたら弱火にし、薄く色づくまで炒める。
【2】【1】にトマトを細かくつぶして加え、強火で1~2分煮立て、弱火にしてふたをし、20~30分煮る。塩、こしょうをふる。
1回分ずつ小分けにし、冷凍保存用袋などに入れて冷凍しても◎。
教えてくれたのは
藤井恵さん
簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。二人の女の子のママ。
『めばえ』2014年5月号
【7】数の子とブロッコリーのシンプルパスタ
おせちの数の子が余ったらアレンジしてパスタに!火を通しても数の子の食感はそのまま、まったく別の料理に変身です。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
数の子(味つき) 80g
ブロッコリー 大1/2株
ショートパスタ 250g
バター 20g
塩 適量
◆作り方
【1】ブロッコリーは小房に分け、数の子は5mm幅の薄切りにする。
【2】鍋に湯を沸かし、塩適量を加え、パスタをパッケージの表示時間より1分少なめにゆでる。ゆで上がり1分前にブロッコリーを加え、一緒に加熱し、ざるにとる(ゆで汁を大さじ2杯をとっておく)。
【3】フライパンにバターを熱し、溶けてきたら数の子を加えてサッと炒め、【2】とゆで汁を加えてよく混ぜ、塩で味を調える。
教えてくれたのは
上田淳子さん
ヨーロッパや日本のレストランなどで修業後、料理研究家として雑誌、書籍、テレビなどで活躍。双子の男の子の母。近著に『共働きごはん』(生活の友社)など。
『めばえ』2014年1月号