目黒 蓮「佐野くんとだから出来たバディ感が詰まっている」プライベートの仲の良さでさらにパワーアップした劇場版『トリリオンゲーム』公開!

小学館「ビッグコミックスペリオール」連載中の人気漫画「トリリオンゲーム」を原作にした、目黒蓮(Snow Man)主演ドラマが劇場版になって巨大スクリーンに登場!今回のターゲットは“世界一のカジノ王”。誰が味方で誰が敵か、新たなマネーゲームを制すのは誰なのか!?テンポよく爽快感たっぷりに描かれています。

大人気ドラマ『トリリオンゲーム』の続編が映画化!

原作は「マンガ大賞2022」にノミネートされ、「第 69 回小学館漫画賞」を受賞、累計発行部数210万部を突破した小学館「ビッグコミックスペリオール」連載中の人気漫画(原作:稲垣理一郎・作画:池上遼一)。ワガママで人たらしの“世界を覆すハッタリ男”【通称:ハル】と、気弱で心優しい“凄腕エンジニア”の【通称:ガク】という正反対の二人がタッグを組んでゼロから起業し、予測不能な作戦で、世界的企業の時価総額である1兆ドル(トリリオンダラー)を稼ぎ、この世のすべてを手に入れようと成り上がる前代未聞のノンストップ・エンターテインメント。

今回の劇場版は、莫大な利益を生む夢とロマンを秘めた新事業【日本初のカジノリゾート】開発にハルとガクのトリリオンゲーム社が乗り出すというストーリー。豪華絢爛なカジノリゾートを舞台に、ハルとガクそして豪華なキャラクターたちが、会社と人生を賭けて壮大な闘いを繰り広げる!

ざっくりドラマの内容をおさらい

Ⓒ2025 劇場版『トリリオンゲーム』製作委員会 Ⓒ稲垣理一郎・池上遼一/小学館

劇場版はドラマを観ていない人でも楽しめる内容になっていますが、ドラマでも活躍した人物がたくさん登場するのでざっくりドラマを振り返っておくとより楽しめるのでおすすめ!

2023年に放送されたドラマでは、主人公の天王寺陽(てんのうじ・はる)【ハル】を目黒蓮(Snow Man)、平学(たいら・まなぶ)【ガク】を佐野勇斗が演じ、話題になりました。まだ何者でもないハルとガクが、資金ゼロ・事業計画ゼロの状態から起業し、ハッカー大会、EC サイト、花ビジネス、ホストクラブ、スマホゲーム、動画配信サービス、キャッシュレス決済と、あらゆる事業に挑戦していきます。全話を通して巨大企業「ドラゴンバンク」と覇権を奪い合う攻防戦が繰り広げられ、最終回ではハルとガクが「ドラゴンバンク」買収まで辿り着きます。ドラマのラストシーンではハルとガクが2年後に再会し、ハルが「俺らのロードマップの続きを始める!」と高らかに宣言。

「これは…続きがあるのでは!」と待っていたファンも多いのではないでしょうか。完全オリジナルストーリーの劇場版では、ハルが不在だった2年間について明かされる!また、若い頃のハルの姿が映し出されるシーンもあるのでお楽しみに。

久しぶりの再会も二人の息はピッタリ

目黒蓮さんと佐野勇斗さんが参加した公開直前イベントでは、プライベートでも親交のある二人の仲の良さがうかがえました。ドラマの時よりもパワーアップした佐野のアドリブに目黒さんは、「佐野くんとだから出来たバディ感が詰まっているので、そこら辺を注目して見てもらいたい」とコメント。佐野さんは「今回もすごく楽しかったです。二人の掛け合いはもちろん、キャストのみなさんのキャラが濃ゆすぎて、おなかいっぱいになって帰れると思う」と見どころを紹介しました。

個性豊かなキャラクターがストーリーを盛り上げる

Ⓒ2025 劇場版『トリリオンゲーム』製作委員会 Ⓒ稲垣理一郎・池上遼一/小学館

「トリリオンゲーム」の魅力のひとつが個性豊かなキャラクターたち。「ドラゴンバンク」の令嬢である黒龍キリカ(今田美桜)、ド真面目社長の高橋凜々(福本莉子)、トリリオンゲーム社の社員には蛇島透(鈴木浩介)、功刀数良(津田健次郎)、桜心護(原嘉孝)などがドラマから再集結!

Ⓒ2025 劇場版『トリリオンゲーム』製作委員会 Ⓒ稲垣理一郎・池上遼一/小学館

筆者のイチ推しキャラは、吉川晃司演じる祁答院一輝。ハルとガクの能力を見抜き出資する敏腕投資家なのですが、映画ではなにか思惑がありそうな彼の動きに注目です。「祁答院は劇場版でも相変わらずかぶいていて、風変わりな面白いキャラクターを貫いていますが、より悪ふざけがパワーアップしています。」と吉川晃司さんがコメントするように、スリリングなストーリーの中に登場する祁答院は癒しの存在になっています。

Ⓒ2025 劇場版『トリリオンゲーム』製作委員会 Ⓒ稲垣理一郎・池上遼一/小学館

ドラマでお馴染みのメンバーに加え、劇場版では新たなキャラクターも登場。なにか悪いことを企んでいそうな“世界一のカジノ王”ウルフ・リーは、石橋凌が演じています。原作者・池上遼一氏のファンだったという石橋さんは金髪、ジェルネイル、ピアスなどの演出を自ら提案したのだというから驚き。悪役オーラがすごい!迫力がある演技も見どころです。ウルフの側近のラモーナ・タキガワ役にシシド・カフカ、財閥企業の社長でカジノリゾート開発を計画する宇喜多隼人役の田辺誠一と豪華なキャストが勢揃いしています。

一発逆転なるか!?スピード感がある展開に目が離せない

Ⓒ2025 劇場版『トリリオンゲーム』製作委員会 Ⓒ稲垣理一郎・池上遼一/小学館

誰がなにを考えているのか心理戦で先が読めない

劇場版で登場する新キャラクターに関しては、味方なのか敵なのかわからないので映画を観ながら何度も考察してしまいました。心理戦が続くので、登場人物の目の動きやちょっとした表情も見逃せません。そして最後は「そうきたか!」という展開で期待を裏切らないストーリーに感服。

ハルとガクの友情の危機!?そして、それぞれの恋の行方

ハルが思い描く夢とガクが願う幸せは、違うのかもしれない……。それに気がついたときに二人はどのような決断をするのか。友情パワーはどこまで続くのか、揺らいでいるハルとガクを見ていると切ない気持ちになります。また、ドラマでも描かれていたガクと凛々のもどかしい恋模様も気になるところ。久しぶりの再会を果たしたハルとキリカは相変わらずだけど、それぞれを想う気持ちが見え隠れして今後の展開が気になります。

続編を観終わった後なのに、まだまだ続きが見たい!と思ってしまうほど、すっかりハルのテンポ、ストーリーに引き込まれていました。ドラマからさらにパワーアップした、ハルとガクの活躍をぜひ劇場で見届けてください。

劇場版『トリリオンゲーム』

劇場版『トリリオンゲーム』

出演者:目黒蓮、佐野勇斗
今田美桜、福本莉子・鈴木浩介、竹財輝之助、あかせあかり、原 嘉孝、津田健次郎/シシド・カフカ、田辺誠一、石橋凌/吉川晃司、國村隼
原作:稲垣理一郎/作画:池上遼一 『トリリオンゲーム』(小学館 ビッグコミックスペリオール 連載)
監督:村尾嘉昭
脚本:羽原大介
配給:東宝

公式サイトは>こちら

Ⓒ2025 劇場版『トリリオンゲーム』製作委員会 Ⓒ稲垣理一郎・池上遼一/小学館

文/やまさきけいこ

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