《ボックスカッターってどんなカッター?》箱の角が切れるから便利! ダンボールサイズの縮小にも! 【ボックスカッター/ミドリ】

届いた荷物を開けるだけじゃない! これ一つで、お子さんがたくさん飲む牛乳パックを開くとき、ダンボールのサイズを小さくするときにもおすすめなカッターなんです!

ボックスカッター! …って、どんなカッター?

スライダーで刃を出し入れできるカッター

セラミックの刃を使っています

このカッターの刃は前面のスライダーと連動していて、スライダーを下ろしたときにのみ刃が出ます(切りたい間はスライダーを指で固定する必要があります)。作業をしているときに中断することもあると思います。そんなときはスライダーから手を離すとともに刃は本体内にしまわれるので、安全性も◎です。

マグネットがついています

冷蔵庫などわかりやすい位置につけられますね

裏面にはマグネットもついています。冷蔵庫や物置など使う場所の見やすいところに貼り付けられるので保管しやすくなっていますよ!

替刃もあります

切れ味が落ちてきたかも? と思ったときには替刃もあるので、本体を長く使い続けられるのもエコですね。

実際に牛乳パックのカットに使ってみよう

牛乳をたくさん消費していませんか?

1週間でこんな感じです

育ち盛りのお子さんは牛乳をたくさん飲みますよね。
我が家では娘が毎日1〜2杯の牛乳を飲んでいて、気付けば週に2〜3本の空のパックが溜まってしまいます。

そうすると牛乳パックの処理が待っています。

牛乳パックの処理方法

筆者の住む自治体では牛乳パックは資源ごみで、1枚に開いて重ねて収集場所に出すことになっています。

牛乳パックにも書いてある方法ですが、側面の角を1ヶ所だけ縦に開いて、底が平になるようにそこの3辺をカットしていきます。

今まではどうしてた?

普段家庭では1リットルの牛乳パックを飲み終えたら、さらっと中身をゆすいでキッチンハサミでジョキジョキ切っていました。ですが、角、特に厚くなっている底面の角の部分を切り開くときって結構大変なんですよね。

牛乳パックを開いてみましょう

ポイントはピンク部分をしっかり押さえること

牛乳パックを開けるときには、注ぎ口のところを反対の手でしっかり押さえて、すーっと下まで切っていきます。

底が厚いので安定感もあり

そこから底の3辺を切っていくと……、牛乳パックをきれいに開くことができました。

牛乳パックを開けました

ヒミツは底面が直角に凹んでいるんです

硬い箱の角を切り開きやすいように、実はこの商品、箱の角が切れるのです。底面には直角になった凹みがあります。そこを角に当てて切ると、普通のカッターでは切りづらい箱の角に切り込みを入れられます。

箱の角に当ててみました

商品を側面から見ると凹んでいることがわかります。これは牛乳パックやダンボールの角にピッタリと収まる直角になっています。ここの溝を箱状のものにピッタリと合わせて切れ目を入れることにより、箱の角を切ることができるのです。

二つの切り方ができます

1ヶ所凹んだ台形にも意味が

前面から見ると左下の角が落とされているのですが、この角が落とされているのがポイント。ここでカットすると、刃をより深く使うことができます。出てくる刃の長さが5mm程。普通の紙よりも厚みのあるダンボールを切り離すことができます。

他にも、商品の底を平らな面に当てると2mmほどの浅い切り目を入れることができます。これは、ダンボールを切り離すほど深くないので、折り目をつけたいときにとても便利です。また、クラフトテープや布テープなど梱包するためのテープを切り開くときにも便利です

これって、ダンボールあるある、ですよね?

実家からの仕送り

ガッチリとテープで止まっていました

地元でしか売られていない食べ物や子どもへのプレゼントなど、実家から荷物がたまに届きます。筆者の母は心配性なので、きっちりしっかりとテープ留めをして送ってきます。

手では切れないテープを使っていたり、クラフトテープだったりすると上手に開けられなくて……開けづらいんですよね。最近は通信販売も増えて箱を開梱するためのアイテムも増えてきています。

お下がりの服を送るとき?

お子さんの小さくなったきれいな洋服を親戚に送ることもあると思いますが、そんなときにダンボールに入れて送る際に、あともう少し小さければサイズが小さくなり、安く送れるのに……となるときもあります。

ダンボール箱の処分に

大きさが揃わないダンボール箱。処分の際、大きいものはある程度の大きさにカットすると紐で縛りやすいことがわかりました。そんなときに、ダンボールを揃えるためのカットに小さなカッターでは折れてしまいそうですし、大きなカッターは刃が大きくて少し怖いのです……。

ダンボールの実践1

ダンボールの処分

ダンボールを資源回収に出す準備をしていましたが、15箱を20分ほどですべて同じくらいの大きさに切り揃えて、きれいに縛ることができました。いつもだと大きめの刃を持ったカッターを使っていて、うまく切れなかったり、床を傷つけそうになったりしていたので、こんなに安心して切れるとは! と感動しました。

最初、刃を当てるときの角度をマスターするまでちょっと難しかったです

角が直角になっているときれいにボックスカッターがハマり、角に刃が入るので、上下の蓋を閉めると作業しやすいなと思いました。

だんだん楽しく切れるようになってきました

4つの辺を切ったら……、こんな感じであっという間に小さく解体することができました。

ここまですると箱を紐で縛りやすいんです

ダンボールの実践2!

ダンボール箱のサイズ調整

荷物を送るとき、ちょうどいいサイズの箱が見つからないということ、ありますよね? そんなときにはボックスカッターでサイズ変更をすることができます。

四隅を線のところまで切ります。

側面にはあらかじめ目安となる線を引いておくと作業がしやすくなっています。

パタンと倒してまず1面の出来上がり。
他の3面も同様に側面を切ったら荷物を詰めて、側面の切り目を補強するように布テープなどで閉じれば出来上がりです。

まとめ

そこに凹みを作ることで角ピッタリに切り目を入れられるようになったボックスカッター。パッケージの中には詳しい使い方の説明書が入っています。さまざまな工夫が入っているので、ぜひ便利に使ってみてください

ボックスカッター/ミドリ
 価格(税込み):1,430円(替刃:638円)
 カラー:黒・カーキ・ベージュ
 本体:樹脂製(PC+グラスファイバー+POM製)
 刃:セラミック製(別売り替刃あり)
 その他:マグネット付
詳しい情報はこちらをご覧ください。

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文・構成:ふじいなおみ

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