子どもの画像や動画、どうしてる?
今回は、お子さんの画像や動画について、小学館の幼児誌『めばえ』 2025年2月号の読者1000人にアンケートで回答をいただきました。さっそく気になる結果をランキング形式でご紹介します!
質問:お子さんの画像や動画について、次の中からあてはまるものをすべて選んでください。
第1位:一切公開していない・SNSをやっていない 406人/1000人中

第1位は「一切公開していない・SNSをやっていない」でした。
ネットリテラシーの重要性が認知された近年、大切なわが子を危険にさらさないためには公開しないことも重要。
SNSの怖さをよく知るママパパならではの自衛策と言えそうです。
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第2位:限られた知人や家族だけが閲覧できる形で公開している 380人/1000人中

第2位は「限られた知人や家族だけが閲覧できる形で公開している 」でした。
同じ写真に写り込んでいるお友達や、日頃会えない祖父母との情報共有にSNSを使われている方も多いようです。
第3位:Instagramのストーリーズなど、しばらくしたら消える場所に投稿している 130人/1000人中

第3位は「しばらくしたら消える場所に投稿している 」でした。
どうしてもシェアしておきたいお子さんのイベントなどの最新情報は、親しいフォロワーにのみ期間限定で公開している方もいるようです。
第4位:顔のはっきりわからない角度や加工で公開している 105人/1000人中

第4位は「顔のはっきりわからない角度や加工で公開している」。お子さんの後ろ姿や、スタンプで顔を隠した写真を公開している投稿もよく見かけます。
ただし、加工アプリやスタンプは便利な反面、スタンプを消せるアプリもいくつも存在しています。後ろ姿や手元など、そもそも顔がわからない角度で撮影することが安心かもしれません。
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第5位:SNSなどに公開アカウントで投稿している 67票/1000人中
第5位は「SNSなどに公開アカウントで投稿している」。全世界に向けて子どもの「顔出し」をしているママ・パパは1000人中わずか67人という結果に。
現在進行形でお子さんの写真を公開している方は少数派のようです。
第6位:過去には公開していたが、現在はしていない 63人/1000人中
第6位は「過去には公開していたが、現在はしていない」。 有名人やインフルエンサーも、顔の区別がつきにくい赤ちゃん時期のみ子どもの顔を公開しているケースが。社会との接点が増えるにつれて、非公開にする方もいるようです。
少数意見にはママ・パパの工夫や葛藤が

ここからは少数意見をご紹介します。
使うツールを決めている派も
・「みてね」だけ使用している
・LINEのアイコンに顔がわからない程度に使用している
・LINE等で知り合いにのみ送る
・TikTokのみ
・習い事先のSNSのみ
写真共有専用のアプリや、習い事のグループなど、リアルな知り合いにのみ公開しているという声が多く寄せられました。中には一瞬を切り取ったショート動画のTikTokのみという声も。
個人では投稿していないけれど・・・

・フォトスタジオのモデル等でインスタやHPに掲載
・子どもが描いた絵や子どもの写っていない食事などのみ
・身内がインスタに載せている
・保育園ではSNS等の投稿を禁止している
・幼稚園のインスタ
行事やイベントでお世話になったお店のモデルなど、宣材として子どもの写真や動画が公開される機会も増えています。万が一のトラブルを避けるため、公開範囲や期間、見え方などを必ず事前に確認するようにしましょう。
SNSでの子どもの写真利用は正しい知識でお子さんを守ろう
お子さんをSNSのトラブルや犯罪から守るには、保護者の正しい知識が必要。かわいい写真はついついたくさんの人に見てほしくなりますが、その後の影響やリスクを確認してから投稿したいものですね。
アンケートを実施したのは・・・
親と子をつなぐ、2・3・4歳の学習絵本『めばえ』。アンパンマン、きかんしゃトーマスなど人気キャラクターと一緒に、お店やさんごっこや乗り物あそび、シールあそび、ドリル、さがしっこ、めいろ、パズル、工作、お絵かきなど、さまざまなあそびを体験できる一冊。大好きなパパ・ママとのあそびを通して、心の成長と絆が深まります。
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文・構成/kidamaiko



