ぶどうは買うときがピーク! だからこそ、おいしいぶどうを選ぼう
濃厚な果汁と甘さで子どもたちにも大人気のフルーツ、ぶどう。
秋になり、たくさんのぶどうがスーパーに並んでいますが、その数は日本だけでも50〜60種類もあるそうです。
ぶどうは、「追熟」しないフルーツなので、買ったときの甘さがピークです。だからこそ、スーパーでの選び方が大切になります。今回はぶどうを選ぶポイントをご紹介します。
粒の張りがよい
表面につやがあり、しっかり膨らんでいる粒が新鮮です。しわっぽい粒は水分が抜けてしまっています。
色をチェック
巨峰などの黒ぶどうなら濃い紫~黒色、マスカットなら黄緑色〜黄色で透明感のあるものがおすすめです。シャインマスカットの場合、濃いめの黄緑よりは、黄味がかっている方が甘味が強いと言われています。
白い粉(ブルーム)が残っているか
粒の表面に白く見える粉は、実が自分を守る天然のコーティング。鮮度がよい証拠です。洗い落とすと乾燥しやすくなり、しおれやすくなるので、ブルームが残っている方が冷蔵庫での日持ちがよくなります。食べる直前に洗うのがおすすめです。
軸の色が緑色
軸が緑色でみずみずしいものが新鮮。茶色く乾いているものは収穫から時間がたっています。
この4つのポイントをおさえて、おいしいぶどうを選んでみてください!
ぶどうのお花を作ろう!

お弁当にも、ちょっとしたデザートやおもてなしにも使える、とっておきの「ぶどうのお花」の切り方をご紹介します。
準備するもの
- ・まな板
- ・ペティナイフ ※1
・ぶどう 数粒 ※2
※1 果物用の小さな先の細い包丁がおすすめです。- ※2 シャインマスカットやナガノパープルなどの「皮ごと・種無し」のかための品種がおすすめです。
巨峰などの皮がかたく、果肉が柔らかい品種は「お花」には向いていません。
作り方
1.ぶどうを縦長に置いて、上下を指で挟み支えます

2. ぶどうの一番膨らんでいるあたりに、V字の一片を書くイメージで包丁を刺し込みます

3. 左手でぶどうを少しまわしながら、同じようにV字の続きを刺していきます

4. ギザギザが一周したら、そっと上下に分けます

4. ふたつのお花の完成です!

5. お弁当に入れたり、デザートに飾ったり、ワンポイントに

この秋、ぶどうを切ってみよう!
ぶどうは、ちょっとした選び方のコツを知るだけで、ぐんとおいしく楽しめます!
そのまま食べてももちろんおいしいですが、親子で一緒に“ぶどうのお花”を作れば、食卓やお弁当がパッと明るくなります。
次にスーパーでぶどうを見かけたら、ぜひかごに入れてみてください。
旬のおいしさと一緒に、作る楽しさ・食べる楽しさを親子で味わってもらえたらうれしいです。
次回も、「ぶどう」を使ったかわいいアイデアを紹介予定です。どうぞお楽しみに!
他のフルーツカッティング動画レッスン(ぶどうのお花も含みます!)はこちらを>>チェック
こちらの記事もおすすめ
記事監修
フルーツギフトクリエイター。
理系大学院を修了後、メカエンジニアに。長男出産後、一度復職したのち、子育てに専念。
その中で出合った「フルーツカッティング」に魅了され、ディプロマを取得。
現在は東京都世田谷区を拠点に、自宅での少人数レッスンのほか、カフェやマルシェでのワークショップ、ギフト製作・販売などを展開中。大切なひとの笑顔と、日常を彩るフルーツの魅力を伝えています。
三兄弟の母。
特に好きなフルーツは、柿、いちじく。趣味は、キャロットケーキ巡り。
文/さちこ
