再び“アナ雪旋風”到来!日本版エンドソングに19歳の新人を大抜擢【親子で観たい映画】

©2019 Disney. All Rights Reserved.

小さな子どもから大人まで、「レリゴ~!」と、主題歌「レット・イット・ゴー」を口ずさんだ「アナ雪」旋風が、またもやこの冬、日本中を席巻しそう。待望の続編『アナと雪の女王2』が、いよいよ11月22日(金)より公開となります。

日米同時公開となる本作は、いまだその内容がベールに包まれたままですが、来る続編を観る前に、驚異の「アナ雪」旋風を数字で振り返りつつ、昨晩発表された、『アナと雪の女王2』のメイン楽曲の日本語バージョン「イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに」と、日本版エンドソングを歌う19歳の新人アーティスト、中元みずきの魅力にも迫ります。

日本の興行収入は255億円、世界興行収入は約1279億円!

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前作『アナと雪の女王』については、プリンセスと王子様の純愛よりも、姉妹愛がクローズアップされた物語にまず驚きました。まさに、女性が活躍する現代を象徴するような内容で、ディズニーのスタッフ陣が、しっかりとアンテナを張り、ちゃんと時代を読み取っていることにも、心を打たれた次第です。おそらく、ママたちも共感するところが大きかったのではないかと。日本では、興行収入255億円、観客動員数2000万人という驚異的な数字を叩き出しました。

ちなみに、日本での歴代興収1位は、308億というケタ外れの数字を出した宮崎駿監督作『千と千尋の神隠し』で、全く王座を譲る気配はありません(笑)。でも、その次が『タイタニック』の262億円なので、当然ながら、ディズニー映画としては、ぶっちぎりのメガヒット作となりました。当時、『ハリー・ポッターと賢者の石』の203億円を抜きさり、13年ぶりに3位に躍り出たことも話題となりました。

世界興行収入も1279億円というすさまじい数字残していて、アニメーション映画としては、歴代ナンバー1を樹立。第86回アカデミー賞では、長編アニメーション賞と歌曲賞「Let it Go」をW受賞。オリジナル・サウンドトラックは、発売11週目でミリオンを達成し、プラチナ・ディスクに認定されました。

「レリゴ~!」に続け!本作でデビューする19歳の新人アーティスト、中元みずき

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アレンデール王国を平和に治めていたエルサとアナの姉妹。ある時、エルサが、自分にしか聞こえない不思議な歌声を耳にしたことで、再び予想外の冒険へと誘われていきます。やがて、エルサとアナの過去の秘密が明かされると共に、なぜエルサに“魔法の力”が与えられたのかが判明されていきます。これが『アナと雪の女王2』のあら筋です。

前作に続き、作詞・作曲を手掛けたのは、クリステン・アンダーソン=ロペスとロバート・ロペス夫妻。今回、未知の世界へと足を踏み入れる、エルサの複雑な想いを表現した楽曲「イントゥ・ザ・アンノウン」が日本でも解禁となると、大いに反響を呼び、『アナと雪の女王2』への期待感を煽りました。

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そして10月24日には、本作のエンドソングアーティストに大抜擢された、19歳の女性新人アーティスト、中元みずきが、お披露目イベントに登壇。劇中のアレンジバージョンとなるイントゥ・ジ・アンノウン~心のままに」を生披露し、スポットライトを浴びました。

中元さんにもお姉さんがいるそうで「私と姉も、エルサとアナのように正反対の性格なんです。その中で、いろいろなことを相談したり、応援し合ったり、とても仲が良いので、エルサとアナの絆と似ているなと共感しました」と、「アナ雪」さながらの姉妹愛を語っていました。

彼女は今回の起用でメジャーデビューを飾りますが、日本版エンドソングを歌うアーティストに新人を起用するのは、ディズニーとしても初めての試みとなりました。そのシチュエーションと、知らない世界へと足を進めるエルサの勇気を歌い上げたイントゥ・ジ・アンノウン~心のままに」の内容がリンクし、より一層、感動が広がりそう。

すでに予告編を観ただけでも、心が弾む『アナと雪の女王2』。この冬、親子で観たいイチオシの映画なので、早めに前売り券をゲットしておきたいところです。

『アナと雪の女王2』は11月22日(金)より全国公開
監督:クリス・バック、ジェニファー・リー
声の出演:イディナ・メンゼル、クリステン・ベル…ほか 日本語吹替版の声の出演:松たか子、神田沙也加…ほか
公式HP:https://www.disney.co.jp/fc/anayuki.html

文/山崎伸子

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