現在テレビ朝日系で大人気放送中の「仮面ライダーゼロワン」と、平成最後の仮面ライダーとして人気を博した「仮面ライダージオウ」。そのゼロワンチームとジオウチームがタッグを組んだのが、現在公開中の映画「仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション」です。
令和最初のゼロワンと平成最後のジオウ、決して交わらないはずの世界が並び立ったとき、何が起こるのか…。
人気のレギュラーキャストに加え、映画オリジナルのキャストやライダーも登場する今作では、ゼロワン誕生の秘密も明らかになります!
熱気あふれる「完成報告イベント」
12月16日、丸の内TOEI①で映画公開に先駆けて行われた「完成報告イベント」に潜入!
ゼロワンからは高橋文哉さん、岡田龍太郎さん、鶴嶋乃愛さん、井桁弘恵さん。ジオウからは奥野壮さん、押田岳さん、大幡しえりさん。そして映画オリジナルキャストの和田聰宏さん、生駒里奈さんと仮面ライダー1型が登場!
MCから1人づつキャストのみなさんの名前が紹介されるたびに「或人ー!」「イズちゃーん」と客席から役名で掛け声がかかり、キャストの顔がほころびます。
フォトセッション終了後、或人の決め台詞「或人じゃーないと!」にひっかけ、高橋さんと奥野さんの「この冬は」「仮面ライダーじゃー」の掛け声が続き、全員で「ないとーーー!」と叫ぶとともに、ゼロワンカラーの黄色とジオウカラーのピンクの祝砲が放たれ、イベントを締めくくりました。
登壇者コメント
上映前のコメントだったこともあり、みなさんネタバレにならないよう色々と気をつかいつつ、MCからの質問に答えてくれましたよ。
飛電或人/仮面ライダーゼロワン 高橋文哉さん
ーー映画ができあがっての感想は?
高橋さん「ついに完成してみなさんに届くんだな、とワクワクします。」
ーージオウチームと共演して思ったことは?
高橋さん「ジオウチームのみんなに関しては、自分たちにはまだない、1年を通して仮面ライダーをやったという貫禄を感じました。」
ーー映画の見どころを教えてください。
高橋さん「台本を見て思ったのは、テレビシリーズとは違って或人が感情をあらわにするシーンが多いなということ。どうしてそんなふうに思うのか、そこまで思いつめてしまうのかなど或人の感情に寄り添って、考えながら楽しんで欲しいと思います。」
イズ 鶴嶋乃愛さん
ーー映画ができあがっての感想は?
鶴嶋さん「監督と試行錯誤しながら、熱を込めて撮った作品なので、ぜひ見ていただけたらと思います。」
ーー映画の見どころを教えてください。
鶴嶋さん「イズはヒューマギアなので、テレビシリーズでは感情が一定に保たれています。でも映画ではイズの感情をあらわすシーンもあるので注目してください。」
不破 諫/仮面ライダーバルカン 岡田龍太郎さん
ーー映画ができあがっての感想は?
岡田さん「アクションが大迫力です。内容も涙あり、笑いありで仮面ライダーの枠にとらわれない映画ということでワクワクしています。」
ーー映画の見どころを教えてください。
岡田さん「『A.I.M.S.』チームに関しては完全にアクションですね。それと武器。武器マニアにしかわからない(笑)打ち方や銃の持ち方、メンテナンスのシーンなど全て監修の方に聞きながらやってますので、そういった細かい部分のリアルさを楽しんでほしい。映画館で見る大迫力のアクションシーンには圧倒されます!」
刃 唯阿/仮面ライダーバルキリー 井桁弘恵さん
ーー映画ができあがっての感想は?
井桁さん「ゼロワンチームもジオウチームもスタッフ皆さんが思いを込めて作った大切な作品。自信を持ってみなさんにお届けできるのが本当に幸せです。」
ーー映画の見どころを教えてください。
井桁さん「アクションは本当にかっこよく撮ってくださったので、大画面のスクリーンで観ていただけると楽しんでもらえると思います。テレビシリーズとは髪型や衣装が違うところも楽しんでいただけたらと思います。」
常盤ソウゴ/仮面ライダージオウ 奥野壮さん
ーー映画ができあがっての感想は?
奥野さん「ゼロワンチームの仮面ライダーに真摯に向き合う姿が好印象でした。」
ーー映画の見どころを教えてください。
奥野さん「これどう撮ってるんだろう?ってくらいに凝った変態カメラワーク(笑)って感じの、鳥肌が立つようなかっこいいカメラワークがあって、そこは見どころかなと思います。」
明光院ゲイツ/仮面ライダーゲイツ 押田岳さん
ーー映画ができあがっての感想は?
押田さん「テロリスト『滅亡迅雷.net』は最初怖いなと思ったんですけど(笑)二人とも気さくで、楽しく本気で一緒にアクションシーンをやらせてもらいました。」
ーー映画の見どころを教えてください。
押田さん「スタッフみんな本当にこだわって作っていて、こんな撮り方あるんだなっていう新しくておもしろい画面が多いんですよ。『仮面ライダー』って作品が令和になって新しい一歩を踏み出したんだなってことが伝わる作品だと思います。」
ツクヨミ/仮面ライダーツクヨミ 大幡しえりさん
ーー映画ができあがっての感想は?
大幡さん「ゼロワンチームともたくさん話す機会があり、楽しい撮影でした。」
ーー映画の見どころを教えてください。
大幡さん「アクションは撮ってる時も試写を見た時も、今までと迫力が全然違うなって感じてて。アクション監督と話し合いながらリハを重ねて撮ったので、クオリティの高い作品になってると思います。」
ウィル/アナザーゼロワン 和田聰宏さん
ーー映画のオファーが来た時の感想は?
和田さん「僕は仮面ライダーすごく好きで観てたのはブラックの世代なんですが…。観る側だったので出られるのが嘘じゃないかと思いました。歳も歳だし、仮面ライダーって若い人がやるものだと思っていたので。」
ーー映画の見どころを教えてください。
和田さん「ヒューマギアは何のために生きてるのか、生かされてるのかといったメッセージ性が強く盛り込まれている作品だと思います。」
フィーニス 生駒里奈
ーー映画のオファーが来た時の感想は?
生駒さん「昔から仮面ライダーが好きでやりたいなっていう夢を持っていたので『叶ったんだな』って、鼻血出そうになりました(笑)」
ーー映画の見どころを教えてください。
生駒さん「ファン目線で思ったのは『超おもしろかった!』ですね。これに自分が出たっていうことも一生の思い出だなって思います。」
ゼロワンとジオウが交わるストーリー展開とは?
飛電或人がいつものように朝目覚め、自分が社長を務める会社「飛電インテリジェンス」に行くと、そこには社長を名乗る「ウィル」というヒューマギアがいました。世界は「人間は皆殺しだ!」と叫ぶヒューマギアたちに支配されていたのです。
さらにウィルは仮面ライダーアナザーゼロワンに変身、そのため或人はゼロワンの力を奪われてしまいます。
そんな或人の前に現れたのは、ソウゴ、ゲイツ、ツクヨミ、ウォズ。謎のタイムジャッカー・フィーニスによって世界の歴史が書き換えられたことを知り、元いた世界を取り戻すために12年前にタイムトラベルすることに。
そこには「仮面ライダー1型」となったヒューマギアの父・飛電其雄がいました。
飛電其雄はなぜ「仮面ライダー1型」になったのか、タイムジャッカー・フィーニスとは何者なのか…。
ここに注目!見どころポイント
迫力のアクションに釘付け!
完成報告イベントでも、キャストのみなさんから何度もコメントがありましたが、映画全般を通してとにかくアクションの迫力がハンパありません!
メインとなる仮面ライダーたちの戦闘シーンはもちろん、映画前半の或人、不破、唯阿の変身していないシーンでも、ヒューマギアたちとの臨場感のある銃撃戦が数多く繰り広げられています。
子どもだけでなくパパママもトリコにする、まさに仮面ライダーという枠だけにはおさまらないスケールの大きな映画に仕上がっています。
魅力的なコスチュームは見逃せない!
テレビシリーズではほとんどスーツ姿だった不破と唯阿も、映画ではサバイバルな雰囲気に合わせた髪型や衣装で登場。
滅亡迅雷.netの迅と滅も、テレビシリーズではみられない黒いシックな衣装に身を包んでいるところにぜひ注目してくださいね。
さらにゲストキャラクターでは、フィーニスが中性的なキャラクターということで真っ白な衣装を身にまとっています。そのマントの長さは何と3メートルほどもあるそう!ぜひ映画で確認してみてくださいね。
或人がイズが、感情をおしだすシーンに注目!
或人にとって想像もしないことが次々に起こり、テレビシリーズではあまりみられない、様々な感情を全面に押し出したシーンが次々と出てきます。
一方で或人の秘書であり、感情を持たないはずのヒューマギアであるイズも、今作では人間のような一面を見せてくれるのも見逃せません。
家族みんなが気になる要素がつまった「令ジェネ」は必見!
人工知能=AIをテーマにし、人間とAIロボであるヒューマギアが共存する世界を目指す「仮面ライダーゼロワン」。しかし映画ではヒューマギアに人間が支配されるという設定になっています。
人間が作り出した便利なものに逆に支配されてしまう世界…もしかしたら現実でもそんな未来が来てしまうかも、なんてことも考えさせられます。
もちろんエンターテインメントとしても、親子の絆、アクション、友情、美男美女などといった要素が盛りだくさんで楽しめること間違いありません。この冬、家族で大満足できる「令ジェネ」をぜひ大きなスクリーンでご覧ください!
映画「仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション」
公開日/2019年12月21日より全国で公開中
監督/杉原輝昭
キャスト/高橋文哉 奥野 壮 岡田龍太郎 鶴嶋乃愛 井桁弘恵
押田 岳 大幡しえり 渡邊圭祐
中川大輔 砂川脩弥
山本耕史 和田聰宏 生駒里奈
主題歌/J×Takanori Nishikawa「Another Daybreak」
公式HP : kamenrider-winter.com
「ゼロワン/ジオウ」製作委員会 ©︎石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映
映画をみて、仮面ライダーゼロワンの新刊も楽しもう!
持ち運びに便利なA5サイズのコンパクトなシール絵本です。ゼロワンシャイニングアサルトホッパーや、バルカンアサルトウルフも登場! はってはがせるシールはぜんぶで16まい。ゼロワンドライバーでへんしんしたり、プログライズキーでパワーアップしたり、ゼロワンの世界が楽しめます!
スーパーてれびくん増刊より「仮面ライダーゼロワン」プレミアム特大号は映画を大特集!本物ふろくはなんとトラッピングスパイダーの「プログライズキー」がついてくる!
Ⓒ2019 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映
文・構成/苗代みほ