目次
ハードルが高そうな英語の絵本、おすすめの選び方は?
英語教育ってどうしたらいいの?幼い頃から英語に触れさせた方がいいと聞くけれど、やり方がわからない…。
そんなママパパにオススメなのが、英語の絵本を子供に読み聞かせてあげること。とにかくまずは英語絵本を手に取ることから初めてみませんか。
赤ちゃんから幼児まで楽しめる名作英語絵本といえば、「はらぺこあおむし」
バイリンガルママの二人で発足した私たちLITTLE ARTISTS LEAGUEが、自身の子育ての中で役立った英語絵本を紹介する連載が今回から始まります。第一回目にふさわしい作品は、Eric Carle(エリック・カール)氏の「THE VERY HUNGRY CATERPILLAR」(邦題:はらぺこあおむし)です。日本語版はきっと一度は読んだことがあるという方が多いのではないでしょうか。
英語版「THE VERY HUNGRY CATERPILLAR 」(邦題:はらぺこあおむし) 作:Eric Carle(エリック・カール)
みんな大好き”はらぺこあおむし”は、エリック・カールというアメリカ人作家によって描かれた不朽の名作です。文章も短くて、馴染みのある絵本から読み始めると、英語の絵本も楽しめるはず。我が家には、なんと日本語版、英語版加え、フィンランド語版やドイツ語版もあり、読み比べして楽しんでいます。
何といっても、はらぺこあおむしが次々に食べる食べ物が登場するシーンだけでも、子どもたちは驚くほど早く覚えて一緒に言えるようになります!
One apple (りんごをひとつ)
Two pears(なしをふたつ)
Three plums(プラムをみっつ)
Four strawberries(いちごをよっつ)
Five Oranges(オレンジをいつつ)
数え方やフルーツなど、ほとんど馴染みのある単語から始められ、曜日まで一緒に覚えられてしまいます。
そして、土曜日にあおむしがたくさん食べた食べ物には、徐々にネイティブならではの表現も織り込まれています。
one slice of Swiss cheese(チーズひときれ)
one slice of salami(サラミをひときれ)
one piece of cherry pie(チェリーパイをひときれ)
one slice of watermelon(スイカをひときれ)
何度も読むことで、表現の仕方がなじんできます。そして日本語でペロペロキャンディーが、英語では”lollipop”(candy)となることも、親にとっては新鮮なはず。
英語の本はどこで入手すれば良いの?
さあ、英語の原作も読んでみたいとなっても、どうやって入手すれば良いの?と思ってしまうかもしれません。
書店でもごく一部絵本コーナーの中に、英語版の絵本も扱っている場合もあります。
ネットショップで、「THE VERY HUNGRY CATERPILLAR」と検索してみれば、みつかります。また公的な図書館でも、英語名で検索すると案外所蔵していたりするので、チャレンジしてみてくださいね。
絵本の世界を味わうたった一つのアートを作ろう!
最後のあおむしが蝶になるシーンは、さすが鮮やかな色彩感覚によって「絵本の魔術師」といわれるエリック・カールの世界に満ちています。この蝶を今しかないこのサイズのてのひらでアート作品を作るのは如何でしょうか?
パレットも使わず、てのひらにドンドン絵具を乗せていって(乾燥しないように、水分が多すぎないように気を付けて)、画用紙にてのひらをペッタンと押すだけです。
コツは、グーパーグーパと言って、子どもがグーパーをするのが楽しくなるようにすること。
絵具がひんやりしたり、筆がくすぐったかったりして、子どもが暴れることもありますが、それも含めて親子で楽しみましょう。一度完成作品を見せてあげると、また「やりたい!」と言うのが子ども。そう言われたら、しめたものです。
どんどん、成長する子どもの手のサイズは今だけ。絵本を読んで世界観をもっと楽しめるてのひらアート(HAND ART)、是非チャレンジしてみては?
LITTLE ARTISTS LEAGUEは母になった、アーティスト二人が立ち上げた、
親子へ向けた、本気でアートをやっていく活動団体です。
facebook.com/littleartistsleague/
instagram.com/littleartistsleague/
次回の【リトル・アーティストリーグのTIPS&TRICKS もっと楽しく英語で子育て!】もお楽しみに!
【リトル・アーティストリーグのMAKE ART BY HAPPY 親子でもっとアートライフ!】の過去の記事はこちら