手作り夏マスクに挑戦!試行錯誤の結果、レース布が正解な理由は?

外出自粛を明けて学校再開となりましたが、学校でのマスク着用や今年の夏休み短縮などを考えると、中長期的に子ども用マスクはまだたっぷり必要と言えそうです。外出先でもマスクを着用していないと入店できなかったりするので、数あるに越したことはありませんね。

夏のおしゃれマスク

これから夏、それも猛暑になると、肌に密着したマスクの着け心地が気になります。さらに、熱中症も心配です。今では、たくさんのメーカーが夏仕様の機能的なマスクを作っているので、とても助かりますが、数あるに越したことはない!Hugkumライターの私も、最近はマスク作りが半分趣味と化して日々、生産中。今回は、中でも簡単でおしゃれな夏仕様のマスクの作り方をご紹介します。

夏場に適した、マスク用の布素材って?

着物や学校の制服に夏物・冬物があるように、夏場に適した布素材があります。糸の密度が粗く風通しをよくしたリネンや麻、レースなどの布地、涼感加工されたエアリズムや汗の吸収性をあげた布地、キシリトール加工された布地などがあります。

レース地

リネンや麻でもマスクを作ってみたのですが、長時間マスクを装着している時の布のゴワツキ感や繊維がどうしても気になります…。風を通すのには優れていても呼吸の湿度が加わると、リネンや麻は顔の皮膚に負担になるように感じます。冷涼加工された布はなかなか手に入らないのと、話題のエアリズムマスク作りにも挑戦しましたが、縫いにくい…。素人が簡単に!作るのには、ちょっと扱いが難しい布地かもしれません。

レース地で!簡単おしゃれなマスクの作り方

そこで、ハリ感も透け感もあるレース地を使った、簡単おしゃれなマスクの作り方を紹介します。レース地というだけで、おしゃれ感がワンランクアップですよ。

<材料(子ども用1枚)>

レース地 20cm×18cm
ミシン糸
ゴム ●cm

<作り方>

1)20cm×18cm四方に布地を裁断して縦半分に布地をおり、切れ端1cmをミシンで縫います。(ふくろ縫い)

上下半分に折る
端1cmをミシンで縫う

2)縫い目を開いてアイロンをあて、裏返します。

縫い目を開いて、アイロンを当てる
裏返したところ(ふくろ縫いの完成)

3)プリーツを作ります。1 〜2段のプリーツ、3段のプリーツなど、お好みでプリーツを作りたいところにアイロンを当てて成形します。

2段のプリーツ(上)と3段のプリーツ(下)

プリーツをあてた両端を、ミシンで縫います。

プリーツの端をミシン縫い

プリーツ部分も、ミシンで縫います。

プリーツ部分をミシン縫い

4)ゴム通し部分を作ります。両端から3cmを使って三つ折りにし、ミシンでゴム通しを作ります。

ゴム通し部分を縫う

5)ゴムを通し、結び目を隠したら出来上がり!

ゴムを通します
ゴムの結び目を、ゴム通しに隠します
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夏服にぴったり!レース地のおしゃれ

レース地は、女の子の夏服にぴったり。白色なら、お洋服の色や柄も気にせずに身につけられます。プリーツのデザインで表情も変わるから、マスクの機能性だけでなく、お洋服と合わせたらおしゃれもできそう。

夏服にもぴったり

子どもが作れる!「手芸用両面テープ」のマスク

小学生中高学年にもなると、子どもでもマスクが作れます。最近では、裁縫を手助けしてくれる救世主アイテムもあるのでご紹介します。

裁縫が楽々!ミシンが使えなくても大丈夫、救世主アイテム「手芸用両面テープ」

100円ショップでも手に入る「手芸用両面テープ」は、布と布を合わせるのにとても優れたテープです。これを使えば、ミシンを使わなくてもマスクを作ることができます。

布の端に両面テープをつけて折り込めば、3つ折りが完成

レース地を2枚合わせて上下を両面テープで抑え、ゴム通し部分をまつり縫いで仕上げます。

小学校4年の娘が作ったマスク

マスクに清涼感をプラスして

オーガニックアロマを吹きかけて

最後に、できあがったマスクに天然アロマ(オーガニック精油)の清涼感あるスプレーを吹きかけておくと、暑くて息苦しいような日でも気分も爽やかに過ごすことができます。ぜひ、ご家庭での参考にしてみてください。

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文/太田さちか

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