「マタニティフォト」人気の理由とは? 撮影時期やおすすめアイテム&アイデア

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マタニティフォトを撮影する人が増えています。妊娠という特別な期間に撮る写真だからこそ、衣装や小物にこだわって撮影に臨む人は少なくありません。マタニティフォトが人気の理由や、素敵な写真を撮るために押さえておきたいポイントなどを紹介します。

マタニティフォトが人気の理由

スマホやSNSが普及し、写真がより身近なものとなった近年、マタニティフォトを撮影する人が増えています。人気の理由を知ればきっと撮影したくなることでしょう。どのような点が魅力なのか見ていきましょう。

妊娠中の貴重な時を残せる

マタニティフォトは、妊娠中にだけ撮影ができる特別な写真です。

妊娠中は、時間と共に体形が変化していきます。お腹に赤ちゃんがいることで作り出される神秘的な曲線は、妊娠中ならではでしょう。

あとから見返して、妊娠中に感じた幸福を何度でも噛み締められるところも魅力です。子どもが成長していくにつれ、その貴重さはどんどん増していきます。

人生を長い目で見れば、妊娠期間はとても短く貴重な瞬間です。そのため「撮影して記念に残したい」と考える家族が増えているのです。

新しい家族の始まりの1枚に

マタニティフォトは、単に妊娠中の姿を収めた写真というだけでなく、新しい家族の始まりをとらえた家族写真でもあります。

子どもが誕生してからは、お宮参り・七五三・入学式など、節目ごとに成長の記録を撮影するのは珍しいことではありません。これらに加え、マタニティフォトは生まれる前の段階から思い出を記録できるのです。

写真を見返すたびに子どもが誕生する前の気持ちに浸ることができ、「家族愛が深まるきっかけ」にもなります。赤ちゃんが生まれたあとのいそがしいとき、育児中につらさを感じたときに、気持ちを支えるアイテムにもなってくれるでしょう。

生まれてくる子どもへのプレゼントに

マタニティフォトは親だけでなく、生まれてくる子どもにとっても価値のある写真になります。

優しくお腹を触る母親の姿や、幸せそうに微笑む両親の写真を見るたびに、自分がどれほど待ち望まれて生まれてきたのかを実感できるでしょう。小さいうちはその貴重さを理解できないかもしれませんが、成長すればきっと意味が分かるようになります。

マタニティフォトは、子どもが大人になってからより深みを増す、特別なプレゼントになるのです。

マタニティフォト体験談

HugKumでは、0~2歳のお子さんがいるママやパパにマタニティフォトについてアンケート調査しました。マタニティフォトを撮ろうと思った理由など、体験談を教えていただきました。

「一生の中でも経験できるのがこの時期だけなので」(30代・静岡県・子ども4人)
「1人目のときは撮ることができなくて後悔しました。2人目を妊娠することができ、思い出に残したいと思い撮影しました」(20代・兵庫県・子ども2人)
「大きいお腹とラブラブな頃の写真として残せて思い出になりました」(20代・埼玉県・子ども1人)
「体調がすぐれなかったのでスタジオでの簡易的な物になってしまった。景色の良い屋外で撮れたらよかったと思う。」(30代・神奈川県・子ども1人)

撮影におすすめのタイミングは?

マタニティフォトを撮るチャンスはたくさんありますが、タイミングを間違えると普通の記念写真のようになってしまいかねません。撮影におすすめのベストなタイミングを知っておきましょう。

美しいラインを残すなら9カ月ごろ

マタニティフォトを撮影する時期は「妊娠中期から後期」にかけてがおすすめです。

特に、衣類を着た状態で撮影したい場合、「お腹の膨らみがよく分かる状態」が望ましいでしょう。7~9カ月ごろなら、十分に存在感のあるお腹を撮影できます。

出産予定日に近い時期に撮影すると、出産の準備で忙しかったり体調管理が難しかったりすることもあるため、9カ月ごろが安心です。

双子や第二子の場合は早めが安心

双子を妊娠している場合はお腹が大きくなりやすく、腰や背中に負担がかかりやすいものです。「双子妊娠に安定期はない」という言葉もあるほど、単胎妊娠よりも注意しなければならないことが多くあります。

また、第二子の妊娠中は、第一子に比べお腹が大きくなるタイミングが早い場合があります。個人差はあるものの、早い段階からマタニティフォトを撮影できる可能性があるのです。

妊娠初期や臨月に近い時期だと体調面のトラブルが心配なので、「5~7カ月ごろ」を目安にするとよいでしょう。

セルフ撮影なら毎日でも!

妊娠初期の姿も残したい人は、セルフで撮影するのもおすすめです。毎日変化していくお腹を写真に残すことで、より生命の神秘を感じられることでしょう。

お腹の変化が分かりやすいように、毎日同じポーズで撮影してみましょう。横向きでお腹を出したポーズをすると分かりやすいです。

「毎日撮影するのは大変」という場合は、週ごと・月ごとでも構いません。第一子・第二子と、同じように撮影すれば、あとから違いを見返して楽しむこともできます。

マタニティフォトはロケーションも大切

人生の大切な瞬間を撮影するとなれば、できるだけ見栄えのよい写真を撮りたいものです。マタニティフォトにおすすめの場所を見ていきましょう。

設備のそろった「スタジオ撮影」

プロのカメラマンにスタジオで撮影してもらえば、素人では叶わないハイクオリティーな写真が残せます。

自分たちでは思いつかないポーズや演出を提案してもらえる場合もあり、家族の新しい魅力を引き出してもらえるでしょう。また、スタジオの利用であれば天候に関係なく撮影できるため、スケジュールの調整がしやすい点もメリットです。

充実した機材に加え、背景やセットなどは各スタジオでさまざまに工夫を凝らしているため、自分たちのイメージにぴったり合った場所を見つけられるでしょう。

開放的な非日常空間「リゾート地」

リゾート地に出かけて、マタニティフォトを撮影するのもおすすめです。日常から離れて美しい景色の中で撮影すれば、きっと印象深い写真を残せるでしょう。

青い空や海などをバックにした開放的なロケーションでの撮影は、気持ちを引き立たせ「生き生きとした表情」へ導いてくれます。リゾート地への旅を通じて、妊娠中のストレスを和らげることもできるでしょう。

子どもが成長してから、撮影した場所を一緒に訪れる楽しみ方もできます。

リラックスできる「自宅撮影」

日常の自然体を映した写真が撮りたいなら自宅での撮影も検討しましょう。妊娠中の体調変化が心配なときも自宅なら対応しやすく、小さな子どもがいて移動が大変な場合にも向いています。

自宅の一角に自分たちでフォトブースを手作りすれば、場所代や交通費もかからないので、低予算で撮影したい人にもぴったりです。

自宅に出張撮影してくれるカメラマンに依頼する方法もあります。

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マタニティフォトにおすすめの衣装

ロケーションが決まったら、衣装にもこだわりましょう。初めて撮影する場合、何を着たらよいのか分からない人は多いものです。

マタニティフォトを引き立ててくれる、おすすめの衣装を紹介します。

お腹を強調できるマタニティドレス

マタニティフォトの魅力は「妊娠中の姿を残せるところ」ですから、お腹を強調できる衣装がおすすめです。

オーソドックスなのは、お腹の丸みがよく分かるマタニティドレス姿の写真です。妊娠中以外は着ることがない貴重な衣装であり、お腹を圧迫することがなく、ポーズを取りやすい点も魅力です。

お腹の部分があいたセパレートタイプのドレスや、体のラインにピッタリと沿う伸びる素材のドレスで思い切りお腹を主張してみましょう。

私服でカジュアルに

私服で撮影に臨めば、普段の様子に近い写真が撮れます。体のラインにフィットするようなワンピースや、ストレッチが効いたマタニティ用デニムなどがおすすめです。

夫婦や子どもたちとリンクコーデを楽しんでみてもよいでしょう。生まれてきた子どもに写真を見せながら、当時の思い出を聞かせてあげられます。

カジュアルな雰囲気の写真に仕上がるため、ほかの家族写真と一緒に部屋に飾っても違和感がありません。衣装代を抑えられる点もメリットです。

ウエディングドレスや和装も人気

「おめでた婚」や結婚式を挙げていない人には、ウエディングドレスや和装でのマタニティフォトもおすすめです。平時では着ることがない衣装なので、お祝いの雰囲気にあふれたマタニティフォトを撮影できるでしょう。

マタニティに対応したデザインのウエディングドレスは、豊富な種類があります。足元にかけてスカートが広がるAラインのデザインや、肩紐でドレスの重みを支えるタイプなら、お腹周りへの負担が少なく済みます。

和装の場合は、帯の締め方でお腹周りの調整ができます。体に負担をかけにくい着付けをしてもらいましょう。

マタニティフォトで人気のポーズ

素敵な写真を残すには、どのようなポーズで撮るかも重要です。工夫次第でより印象的な写真を残すことが可能です。マタニティフォトで人気があるポーズを紹介します。

お腹でハートマーク

赤ちゃんの存在を強調するように、お腹を抱えるポーズやお腹をなでたり、手を当てたりすることは、マタニティフォトのポーズの定番です。

お腹に手を当てるポーズの変形バージョンとして、膨らんだお腹の上に両手を置き、手を使ってハートマークを作るポーズもおすすめです。これから生まれてくる「赤ちゃんへの愛情」を表現できます。

パートナーと協力して、2人でハートマークを作ってもよいでしょう。

お腹に耳を当てたりキスしたりする

夫婦でマタニティフォトを撮るなら、お腹に耳を当てたりキスをしたりすると、父親から赤ちゃんへの愛情を表現できます。

ソファに座ってリラックスしたムードで撮影したり、パートナーがしゃがんでお腹に耳を当てたりと、さまざまな姿勢で撮影してみましょう。

「お腹が大きいときにしかできないポーズ」なので、思い出深い写真になります。

男性の中には恥ずかしがる人もいるかもしれません。そんなときは、夫婦で向かい合った状態で、赤ちゃんに話しかけながらお腹をなでるポーズもおすすめです。

夫婦でお揃いのポーズ

夫婦で同じポーズをすると「仲の良さ」が伝わってくる写真になります。2人で一緒に手をあげたポーズ、お腹を見せたポーズなど、楽しさやユニークさを表現した撮影もよいでしょう。

全く同じポーズではなく、左右対称に同じポーズをしても面白い写真に仕上がります。

赤ちゃんに兄弟がいる場合は、家族全員で同じポーズをすればさらに「家族愛」を感じられる写真になるでしょう。

小物を上手に取り入れる

小道具を取り入れると、より印象的なマタニティフォトが撮影できます。例えば、ベビーシューズやベビー服と一緒に撮影すれば、お腹の中にいる赤ちゃんの存在を強調できるでしょう。

また、吹き出しの形や記号などをかたどったユニークなデザインの「フォトプロップス」を持って撮影すると、おしゃれな写真が撮れます。

プリンターで文字や記号を印刷し、それを厚紙に貼り付けて切り抜くだけなので、自作も簡単です。

「coming soon!」「hello baby」などのメッセージ付きの「ガーランド」を用意し、夫婦で両端を持ったり壁や家具などに飾り付けたりする方法もおすすめです。

スタジオの選び方

本格的なマタニティフォトをスタジオで撮影したい場合、どのような点に気を付ければよいのでしょうか?

スタジオの特徴を把握せずに依頼してしまうと、思ったような写真が撮れなかったり、撮り直ししたりすることになるかもしれません。後悔しないスタジオの選び方を見ていきましょう。

撮りたい写真のイメージで選ぶ

スタジオを選ぶときは「どのようなイメージの写真を撮りたいのか」をあらかじめ決めておくことが大切です。「自然の中で撮影したい」「少しレトロな雰囲気で撮ってみたい」など、大まかなビジョンを持ちましょう。

スタジオのホームページなどに載っているサンプル写真を見て、イメージを膨らませることもおすすめです。「こんな写真を撮ってみたい」というものをピックアップしていきましょう。

スタジオによって、用意してある背景や衣装は異なります。どのような衣装や小道具を使えるのかも、併せてチェックしておきましょう。

カメラマンやスタッフの性別で選ぶ

お腹を出して撮影する場合、女性カメラマンの方がリラックスできることがあります。担当カメラマンが男性だと、お腹を見せることに抵抗を感じ、思うように撮影ができないことも考えられます。

心配な場合は、カメラマンやスタッフの性別が選べるかどうかもチェックしておきましょう。

オプションや料金もポイント

料金がどれくらい掛かるのかも、しっかりと押さえておきたいポイントです。

撮影から衣装まで、全ての代金がセットになっている場合もあれば、撮影料・アルバムの代金・プリント代が別になっている場合もあります。データで欲しいとなると、別途料金が必要になることもあるので、細部までよくチェックしましょう。

ヘアメイク・衣装・小道具などを利用する場合は、オプションとして「追加料金」が発生することも多くあります。

男性の衣装の持ち込み可否なども合わせ、契約前に「総額でいくら必要なのか」を確認すると間違いないでしょう。

おすすめのマタニティフォトアイテム

最後に、マタニティフォトで使いたいおすすめの小道具を紹介します。いくつか用意しておくと、より印象的な写真が撮れますし、ポーズのバリエーションを増やしたいときにも便利です。

セルフ撮影にも! マタニティフォト ボディペイントシール

セルフ撮影やリゾート地での撮影におすすめなのが「ペイントシール」です。シールを貼りたいところにあてて水でぬらすだけと簡単な作業で、特別感を演出できます。かわいらしい「赤ちゃんのイラスト」や「WELCOME BABY」のメッセージなど好みのパターンから選べて、落とすときもベビーオイルなどで簡単に落とせます。

かわいいベビーグッズと一緒に ASAHI ベビーシューズ


生まれてくる赤ちゃんに履かせるベビーシューズと撮影するのもおすすめです。12cmほどの小さなシューズがかわいらしさを引き立てます。

ASAHIのベビーシューズは、デリケートな赤ちゃんの足に負担をかけにくいように作られています。約6万人もの子どもの足型測定データに基づいて設計され、通気性やインソールの角度などが考え抜いて作られています。

キャンバス素材でナチュラルな印象なので、「カジュアルなマタニティフォト」を撮影するときにおすすめです。

メッセージ入りガーランド KatchOn 黄麻布ハートバナー


写真の印象をパッと華やかにしてくれるガーランドも、マタニティフォトにぴったりのアイテムです。

「LOVE」のメッセージの両端にプリントされた、赤いハートがアクセントになっています。自然の中でも室内でも使いやすいシンプルなデザインなので、ロケーションを問わず幅広く対応してくれるでしょう。

丈夫な黄麻布素材で作られており、撮影が終わったあともホームパーティーなどで使えます。組み立てやプリントの手間もなく、届いてすぐに使えます。

マタニティフォトで思い出を残そう

妊娠中の姿をマタニティフォトは、我が子との最初の家族写真として利用する人も多く、子どもへのプレゼントとしても喜ばれます。スタジオ撮影をするなら、撮りたい写真のイメージを決めてからスタジオを選ぶと安心です。ロケーションや衣装にもこだわり、納得のいくマタニティフォトを撮影しましょう。

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文・構成/HugKum編集部

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