洗剤、タオル、ハンガーなど、いろいろなモノでゴチャゴチャになりがちな洗濯機まわり。限られたスペースで整理整頓して、キレイに収納するコツはあるでしょうか? 洗濯機まわりの収納に関するアイデア、DIYアイデアを具体的な事例を集めてご紹介。さらに、ニトリ、無印良品などのおすすめ収納グッズもご紹介します。
洗濯機まわりの収納のコツ
洗濯機の周辺には、洗剤や柔軟剤のボトル、ハンガー、洗濯バサミ、タオルなどのアイテムが多くなりがちです。しかもそれらは、形も大きさもバラバラなものが多いため、ただ置くだけだとゴチャゴチャした印象になってしまいます。それに洗濯機用のスペースは限られた広さのため、工夫が必要です。
コツ1:洗濯機の上のデッドスペースを有効活用する
洗濯機の両隣のスペースに空間があるなら、その空間を収納スペースとして使うことができます。ですが、両サイドに十分なスペースがない場合は、洗濯機の上の空間をぜひ活用しましょう。
つっぱり棒を使ってハンガーをかけられるスペースを作るなど、上部のデッドスペースを使うと洗濯機まわりがかなりスッキリします。
コツ2:収納グッズの色を揃える
洗剤のボトルや物干しグッズなど、形や色がバラバラなアイテムがあるため、洗濯機まわりは散らかって見えてしまいます。そこで、カゴやボックスタイプの収納ケースを使って整理整頓するときは、ぜひその収納グッズの色を統一してください。そうすることで、洗濯機周辺がきれいに片付いている印象になります。
コツ3:賃貸なら突っ張りタイプの収納グッズを使う
賃貸の物件に暮らしている方は、収納のために壁に棚を取り付けたりできません。ですが洗濯機まわりの収納グッズには、天井と床、あるいは左右の壁に突っ張り棒を設置して使うタイプもあります。
突っ張りタイプの収納グッズは、壁や床に穴をあけないので、賃貸でも比較的安心して使うことができます。
洗濯機周辺の収納アイデア
実際に、洗濯機まわりの収納をどのように工夫しているのか、SNSでリサーチしました。「真似したい!」と思える収納アイデアをご紹介します。
ランドリーラックの活用法:洗濯物入れ用に設置
こちらのお宅では、洗濯物を入れるランドリーラックを洗濯機横に設置しています。これまでは洗濯機の前に子どもの服と大人の服をわけて入れるカゴを置いていたそうですが、今はよりすっきりと分別できているそうです。
収納棚の活用法①:可動棚を活用
洗濯機の上部とサイドにたくさんの棚をつけて、収納している例がこちらです。自分で細かく設計図を書いて、作ってもらったそう。棚はすべて可動式にしているため、収納するアイテムによって、棚の幅を変えられて便利です。
収納棚の活用法②:セレクトショップ風に見せる収納
洗濯機の上部のスペースにある2段の棚を活用した事例。洗剤のボトルなど、統一感あるボトルや瓶を置いて、まるでセレクトショップのよう。おしゃれな“見せる収納”を実践している例です。
洗濯機収納のDIYアイデア
100均グッズを使ったり、ホームセンターで購入した板を活用して、DIYで洗濯機まわりの収納を工夫されている方もたくさんいますよ。
突っ張り棒の活用法:上部のデッドスペースを活用
洗濯機の上に突っ張り棒を設置して、収納スペースを作り、ボックスタイプの収納カゴを乗せています。
突っ張り棒で支えているため、あまり重いものはのせられませんが、パジャマなどの軽い衣類なら入れても大丈夫。
突っ張り棒の活用法②:棚付き突っ張り棒を活用
突っ張り棒を使って収納スペースを作るなら、上部に物を置きやすいように、棚付き突っ張り棒を使ってもいいでしょう。
こちらのお宅では、突っ張り棒の上に、洗濯ネットや洗濯ボトル、洗濯する衣類などを置いているそうです。
マグネットの活用法:マグネットラック
洗濯機の横のちょっとした隙間にも、マグネットで取り付けられるラックがあります。洗剤のボトルを置くのに便利。こちらの写真では、お風呂の残り湯を洗濯に使うときのためのホースもまとめて収納できるタイプを使っています。
おしゃれな洗濯機収納のおすすめ
最後に、洗濯機スペースの収納で使えるおすすめグッズをご紹介します。ニトリ、無印良品など、人気のホームセンターのアイテムから厳選してご紹介します。
ニトリ「隙間収納庫」
幅30cm×奥行40cm×高さ180cmと、隙間にフィットする収納棚。オープンになった棚と、扉付きの棚の両方があるので、すぐに取り出せるものと隠したいものを分けて収納できます。
床面は高さ11.5cmのスペースが設けられているため、排水溝の上に設置したり、ヘルスメーターをしまったりもできます。
無印良品「ポリプロピレンファイルボックス」
洗濯機まわりはもちろん、リビングルーム、デスクまわりなど、家じゅうのあらゆる場所の収納に使えるファイルボックスです。
横に並べたり、上に重ねたりして収納すれば、それだけで中のものを目隠ししながら、スッキリ見せることができます。
また、無印良品のランドリーラックは、シンプルなのにおしゃれと人気。無印良品の洗濯機周辺の収納グッズをさらに詳しく見たい方は、こちらをどうぞ。
カインズ「パーカーが乾きやすいハンガー 2本組み」
洗濯機のまわりに置くハンガーをすべて同じもので統一すると、それだけで印象がスッキリします。このハンガーは、風が吹いても動きにくい固定グリップ付き。折りたたみタイプの7連式ハンガーなので、1個でたくさん干すことができます。
アイデア次第で収納力も見た目もアップ
洗濯機まわりは雑然としていて、生活感があふれがち。でも、ここで紹介した事例を見てみると、ちょっとしたアイデアや工夫で、収納力の点でも、見た目の点でも満足できるスペースに変えられそうです。
洗濯機の上部や周囲のデッドスペースをうまく活用して、工夫しながら整理整頓してみてください。
文・構成/HugKum編集部