食感が特徴的な長芋を使ったレシピを、幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載された中から5品厳選し、まとめました。とろ~りチーズと合わせたり、サクサクに焼いてみたり。独特の食感に子どもも夢中♪
子どもが喜ぶ長芋のレシピ
【1】長いもとオクラのトロトロみそ汁
すり下ろした長芋がトロトロで、口あたりがよくて飲みやすい味噌汁。オクラをアクセントに。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
長いも 150g
オクラ 5本
だし汁 3カップ
みそ 大さじ2と1/2
白すりごま 大さじ1/2
◆作り方
【1】長いもは皮をむいてすりおろし、オクラは小口切りにする。
【2】鍋にだし汁を入れて火にかけ、沸騰したらオクラを加えて1分ほど煮る。弱火にしてみそを溶き入れ、長いもを加え、再び煮立ったらすりごまをふる。
教えてくれたのは
コウケンテツさん
料理研究家である母・李映林さんのアシスタント後、独立。韓国料理を中心に、素材の味を生かしたヘルシーなメニューが人気。一男一女の父。
『ベビーブック』2013年8月号
【2】豆乳とほうれん草の長芋スープ
朝のビタミン・ミネラル補給に最高の一杯!とろりとした喉ごしで、体を芯から温める。
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
ほうれん草 200g
長芋 150g
豆乳 600ml
粗塩 小さじ1/4
粗びきこしょう 少々
◆作り方
【1】ほうれん草はゆでて水にさらし、水気を切る。5mmの長さに切って、水気を絞り、切っておく。
【2】長芋は皮を除いて、すりおろす。
【3】鍋に豆乳を入れて中火で煮立たせたら、【1】 を入れ、さらに弱火で5分煮る。
【4】【3】に【2】を流し入れて煮立たせ、粗塩とこしょうで味を整える。
教えてくれたのは
ウー・ウェンさん
北京生まれ。1990年に来日。北京家庭料理が評判となり、料理家に。東京と北京でクッキングサロンを主宰。
『めばえ』2017年6月号
「焼き」でいただく長芋レシピ
【1】さばと長いもの甘辛サクサク焼き
さばのサクサクと長いものしゃきしゃきした歯ごたえはやみつきに。甘辛いタレとしょうがで青魚の臭みを消して。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
さば 3切れ
長いも 150g
【A】
しょうゆ 大さじ1と1/2
酒 大さじ1と1/2
みりん 大さじ1
しょうがのすりおろし 少々
にんにくのすりおろし 少々
片栗粉 適量
サラダ油 大さじ2
塩 少々
◆作り方
【1】さばは骨を除いてそぎ切りにし、【A】をもみ込んで10分以上おき、片栗粉をまぶす。長いもは皮をむいて8mm幅の半月切りにする。
【2】フライパンにサラダ油を熱して【1】を並べ、両面をこんがり焼き、長いもに塩をふる。
*お好みで万能ねぎを散らしても。
教えてくれたのは
山本ゆりさん
学生時代から料理ブログ「含み笑いのカフェごはん『syunkon』」をスタート。『syunkonカフェごはん』などの著書は計350万部の大ヒット中。二人の女の子の母。
『めばえ』2015年9月号
【2】長いもとほうれん草のたらマヨ丼
長いもは火を通すとえぐみがなく歯ざわりがよく、たらこの塩気とよく合う。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
たらこ 2腹(100g)
長いも 1本(300g)
ほうれん草 1/2束
なめこ 1パック
サラダ油 大さじ1
塩 少々
マヨネーズ 大さじ1
ご飯 茶碗3杯
◆作り方
【1】長いもは皮をむいてビニール袋に入れ、麺棒などでたたいて細かくする。ほうれん草は3cm長さに切る。なめこはサッと洗う。たらこは薄皮を除いてほぐす。
【2】フライパンにサラダ油を中火で熱し、長いもを炒め、焼き色がついたら残りの【1】を加えて炒め、塩をふる。
【3】火を止めてマヨネーズを加えて混ぜ、余熱でなじませ、ご飯にかける。
教えてくれたのは
みないきぬこさん
女子栄養大学を卒業後、料理研究家のアシスタントを経て2007年独立。料理家、フードコーディネーターとして料理雑誌や広告、メニュー開発など、幅広い分野で活躍中。女の子のママでもある。
『ベビーブック』2014年2月号
「チーズ」と合わせていただく長芋レシピ
【1】とろ~りチーズリゾット
長いものシャキシャキした食感が絶妙!チーズが加わり優しさ度UP。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
ベーコン 5枚
長いも 60g
スナップえんどう 5?6本
【A】
水 1と1/2カップ
鶏ガラスープの素 小さじ1と1/2
酒 大さじ2
しょうゆ 小さじ1
ご飯 茶碗2杯
溶けるチーズ 40g
◆作り方
【1】スナップえんどうは塩ゆでして冷水にとり、1.5cm幅の斜め切りにする。
【2】ベーコンは粗みじんに切る。長いもは皮をむいて叩いて粗くつぶす。
【3】鍋に【A】を入れて煮立て、酒、しょうゆ、【2】、ご飯、チーズを入れ、かき混ぜながらとろみが出るまで3~5分煮る。
【4】器に盛って、【1】をのせる。
教えてくれたのは
井澤由美子さん
旬の食材を使い、食べ合わせによる体への相乗効果を大切にしたレシピが人気。 食育にも力を注いでいる。 一児の母。
『ベビーブック』2015年5月号