【親子で観たい映画】平原綾香の歌声がすごい!『メリー・ポピンズ リターンズ』

(C)2019 Disney Enterprises Inc.

不朽の名作『メリー・ポピンズ』(64)が、また、新たなエンターテインメント作品『メリー・ポピンズ リターンズ』(2 月 1 日より公開)としてスクリーンに帰ってきます。平原綾香がメリー・ポピンズ役の日本語吹替版の声優を務めますが、日本版エンドソング「幸せのありか」も担当することで熱い視線を浴びています。

続編の舞台は「メリー・ポピンズ」の20年後で、大恐慌時代のロンドン。バンクス家の長男・マイケルは、妻を亡くし、子どもたち3人と悲嘆に暮れていました。そこにまた、魔法使いメリー・ポピンズ(エミリー・ブラント)が、20年前と全く変わらぬ姿で、空から舞い降りてきます。彼女が魔法を使って、子どもたちにいろいろなことを教え、一家は笑顔を取り戻していきす。

まさに和製メリー・ポピンズ!絶賛される平原綾香の歌唱力

【西岡浩記】

 

実は昨年日本で初上演されたミュージカル「メリー・ポピンズ」でも、メリー・ポピンズを演じた平原。その圧倒的な歌唱力とダンス・パフォーマンスは、大勢の観客を魅了しました。そして「日本でメリー・ポピンズ役をこなせるのは彼女しかいない!」と評価され、映画のタイトルロールに大抜擢されたのです。

平原のように、吹替声優とエンドソングを同一人物が担当することは、ディズニー映画の日本版では史上初の快挙となったのです。このことは、昨年12月17日に行われた『L’ULTIMO BACIO Anno 18 15th Anniversary「平原綾香 デビュー15周年記念 一夜限りのスペシャルライブ」』で発表されました。

平原はライブで「本当にすごく嬉しいです。この歌の原題は、“失くしたものが住む場所”で、メリーが亡くなってしまったお母さんに会いたいと言う子供たちに、お母さんは居なくなったわけではなくて、ただここに居ないだけ、だからちゃんとあなた たちを見守ってるわよと諭す、すごく素敵な場面で歌われる曲です」と語っていました。

マイケル役を演じるのは、自身も6人子供をもつパパの谷原章介

洋画吹替声優初挑戦ながら、歌うシーンでは美声も披露!

3人の子供を持つシングルファザーのマイケル・バンクス役の声優を務めるのは、モデルや俳優業、そして司会業も務め幅広く活躍する谷原章介。6人の子供を持つパパである谷原も、まさにピッタリの役どころとなりました。

マイケルは妻を亡くしたばかりで、家の中も荒れ放題。また、大恐慌時代のロンドンでは金銭的な余裕がなく、窮地に追いやられていましたが、その一家の危機を、メリー・ポピンズが救っていきます。

また、ミュージカル映画ということで、劇中で歌も披露している谷原。「歌いながらも心情を表現するのが難しかった」とのことですが、あの柔らかい美声にも注目していただきたい。

脇を固めるのはミュージカル界第一線で活躍の面々

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さらに、メリー・ポピンズの友人・ジャック役を岸祐二、マイケルの姉・ジェーン役を堀内敬子、メリー・ポピンズのまたいとこトプシー役を島田歌穂、マイケルの息子・ジョン役を加藤憲史郎と、まさにミュージカル界の第一線で活躍する面々が集結。ぜひ、音響設備の良い映画館で観ていただきたいです。

 

『メリー・ポピンズ リターンズ』2 月 1 日(金) 全国ロードショー
出演:エミリー・ブラント、リン=マニュエル・ミランダ、ベン・ウィショー、コリン・ファース、メリル・ストリープほか
日本語吹替版・声の出演:平原綾香、谷原章介、岸祐二、堀内敬子、島田歌穂、加藤憲史郎ほか
監督:ロブ・マーシャル
公式HP:https://www.disney.co.jp/movie/marypoppins-returns.html

文/山崎伸子

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