子どもの「かゆい!」の原因は?頭・肌・目のかゆみの症状や治療・対処法まとめ【小児科医・専門医監修】

子どもの「かゆみ」に悩まされている保護者の方は多いのではないでしょうか? 特に乾燥する冬は、肌のかゆみなどが特に気になりますよね。大人でも我慢することがつらいかゆみですが、子どもはかゆいと我慢できずに掻いてしまうもの。かゆいからと言って掻いてしまうと、傷になってしまったり、悪化してしまうことも。子どもの「かゆみ」の原因は、虫さされ、かぶれ、じんましん、アレルギー、アトピー性皮膚炎、アタマジラミなど様々。また、目・肌・頭などかゆくなる場所も色々なうえ、なんとなく癖で掻いてしまう「掻き癖(かきぐせ)」がついてしまう子どももいます。そこで今回は、子どもの「かゆい」の原因や症状、治療法や対処法を探ってみたいと思います。

「かゆい!」の原因は?│子どものかゆみの症状、対処・治療法

子どもの掻くという行動には、さまざまな原因が考えられます。いざ症状が現れたときに慌てないように、きちんと知っておきましょう。

頭がかゆい!│子どものかゆみの原因・症状、対処・治療法

頭がかゆい!子どものかゆみ原因や症状、対処法
頭がかゆい!子どものかゆみ原因や症状、対処法

 

子どもが頻繁に頭を掻き始めたら、「アタマジラミ」の感染を疑ってみましょう。髪と髪の接触でうつるので、保育園や幼稚園で集団発生することもあります。

✔詳しくは「子供の保育園・幼稚園でアタマジラミが流行中!対処法は?小児科医が回答」をチェック!

目がかゆい!│子どものかゆみの原因・症状、対処・治療法

目がかゆい!子どものかゆみ原因や症状、対処法
目がかゆい!子どものかゆみ原因や症状、対処法

 

子どもが頻繁に目を掻き始めたら、「結膜炎」を疑ってみましょう。目のかゆみや目の充血、めやになどの症状が出たら、すぐに眼科を受診しましょう。

✔詳しくは「【小児科医監修】子供の結膜炎、症状や原因は?どんな目薬が有効?」をチェック!

肌がかゆい!│子どものかゆみの原因・症状、対処・治療法

肌がかゆい!子どものかゆみ原因や症状、対処法
肌がかゆい!子どものかゆみ原因や症状、対処法

 

子どもが腕やわきの下、膝やひじの裏などを掻き始めたら、「アトピー性皮膚炎」を疑ってみましょう。鼻水やくしゃみ、じんましんなどのアレルギー反応が出たら、すぐに病院を受診しましょう。

✔詳しくは「子どものアトピーは治る? 小児科医に聞いた、治る過程や年齢、方法について」をチェック!

「かゆい!」をどうすればいい?│子どものかゆみの原因・症状、対処・治療法

症状が出てしまった場合、親はどんなことに気をつけ、対処してあげればよいのでしょうか?

アタマジラミの駆除方法│子どものかゆみの原因・症状、対処・治療法

アタマジラミの駆除 子どものかゆみ原因や症状、対処法
アタマジラミの駆除 子どものかゆみ原因や症状、対処法

 

見た目はフケやホコリに見える「アタマジラミ」の卵ですが、手で払ったり、くしでとかしても除去できません。病院でしっかり対応してもらうことが必要です。

✔詳しくは「子供の保育園・幼稚園でアタマジラミが流行中!対処法は?小児科医が回答」をチェック!

肌トラブルから守る│子どものかゆみの原因・症状、対処・治療法

肌トラブルから守る 子どものかゆみ原因や症状、対処法
肌トラブルから守る 子どものかゆみ原因や症状、対処法

冬は乾燥、夏は汗などが子どもの肌トラブルの原因に。子どもの肌はいつも清潔に保つようにしましょう。ただ子どもの肌を洗えばいいというわけではありません。どんなタイミングで、何をすべきかなど、子どものスキンケア法を学びましょう。

✔詳しくは「肌トラブルから子供を守りたい。 皮膚科医の友利 新先生がママたちの疑問にお答え!」をチェック!

アレルギー反応が出た場合│子どものかゆみの原因・症状、対処・治療法

アレルギー反応が出た場合 子どものかゆみ原因や症状、対処法
アレルギー反応が出た場合 子どものかゆみ原因や症状、対処法

皮ふに出る症状(じんましん、かゆみ、湿疹など)や、呼吸器官に出る症状(鼻水・咳、呼吸がしにくくなるなど)、全身に出る症状(アナフィラキシー)など、子どもによって様々な症状が出るアレルギー反応。まずは慌てず、そして自分で見極めることはせずに、専門医に受診して、適切な対応を行っていきましょう。

 

✔詳しくは「遺伝する?重症化するとどうなる?子供のアレルギー基礎知識【アレルギー専門医監修】vol.1 」をチェック!

 


 

大人でも我慢するのが辛い「かゆみ」。すぐに対処できて早めに治せるものから、長い付き合いになるアレルギーまで、「かゆみ」にはいろいろな原因がありました。「掻き癖(かきぐせ)」がつく前に原因を探り、上手に対処することが大切ですね。

 

文・構成/HugKum編集部

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