爆笑必至!山下智久がバカ正直すぎる不動産営業マンに『正直不動産』【連載第1回】

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人気スターの山下智久が、NHKドラマで初主演を務めた「正直不動産」。嘘八百トークで売上No.1だった不動産営業マンが、ある日突然、嘘がつけなってしまうという展開に抱腹絶倒です!

山下智久演じるイケてる営業マンが突如たたりに見舞われる!

©NHK

今や国内外で活躍中の山下智久が主演を務めたNHKドラマ「正直不動産」(総合毎週火曜22時~)が4月5日よりスタートしました。原作は作画・大谷アキラ、原案・夏原武、脚本・水野光博の同名コミックで、不動産屋の舞台裏を掘り下げつつ、ぷぷっと笑えて、感動もできるという痛快お仕事コメディとなっています。

山下さんが演じるのは、クールでイケメンの不動産営業マン、しかも仕事ができて売上はぶっちぎりのNo.1を誇るという主人公・永瀬財地役。BVLGARIやディオールのアンバサダーを務める山下さんのスーツ姿はまさに目の保養となりますし、冒頭では半裸の肉体美を披露するという出血大サービスぶりにおののきました。

「正直不動産」第1巻
©大谷アキラ・夏原武・水野光博 / 小学館「ビッグコミック」連載中

 

©大谷アキラ・夏原武・水野光博 / 小学館「ビッグコミック」連載中

 

ところがこの永瀬、アパートの建設予定地にあったほこらと石碑を威勢よく壊してしまったことで、そのたたりによって、ウソがつけない体になってしまいます。それまでは“ライアー永瀬”と異名をとるほど、不動産を売るためなら手段を選ばない大ウソつきだったのに、一転してバカ正直に思ったことをぺらぺら口にしてしまう“正直すぎる男”となってしまったようです!

©NHK

バカ正直で本音をぶちまく永瀬に大爆笑!

(以下、1話のネタバレを含みます)
普段なら、口八丁で商談を成立させる永瀬ですが、たたりに遭ってからは、口にしてはいけない本音をぶちまけてしまい、客を激怒させます。こともあろうに、契約寸前の案件まで台無しにしてしまいました。

これまでの永瀬が余裕しゃくしゃくでカッコ良すぎた分、バカ正直男となってからの永瀬とのギャップがすごい(笑)。客や上司にスラスラと罵詈雑言を浴びせる自分の口をふさぐために大わらわとなりますが、その身も蓋もない慌てぶりが笑いを誘います。

©NHK

山下さんは、その端正な顔立ちから、男らしい熱血漢に、ほころびのないキレモノ、腹に一物ありそうなダークな役柄など、いろいろな役を演じてきましたが、こういうスイッチングの激しいコミカルな役どころも大いにハマりますね。

そして永瀬が口にする本音は、かなり的を射ているという点がポイント高し。今回は客にとって間違いなく損失になることを、正直に報告してしまうので、逆に客からの信頼感を勝ち取ることができました。要するに「正直者がバカを見る」という最悪な事態を回避する方向へ物語が進むので、観ていて安心感があるから親子で観るのにぴったりかと。スッキリする結末には、デトックス感さえ感じられます。

また、このドラマにおいて、もう1人、“誠意”を体現するのが、永瀬の部下となる新人の月下咲良です。演じるのは、2022年度後期の朝ドラ「舞いあがれ!」のヒロインに抜擢された福原遥ですが、この2人の“正直バディ”が、営業テクニックが物を言う不動産業界で、どう生き抜いていくのかがなんとも気になります。

「クロサギ」などで共演した山下智久✕山崎努の熱演にファン垂涎

特筆すべき点は、初回ゲストとして登場したいぶし銀俳優・山崎努(崎は正式には「たつさき」)の圧倒的な存在感でしょうか。山崎さんが演じたのは、永瀬にアパート建設などの相談をしにきた和菓子職人・石田努役です。

娘と共にやってきて、永瀬から将来的な土地の運用を含めた提案をされます。娘からはもう和菓子屋を閉めるようにと引導を渡されましたし、永瀬の「石田様は今日まで十分に働かれました。これからは石田さんの土地に働いてもらう番です」という決め台詞によって永瀬のプランを受け入れる決意を固めました。

©NHK

ところが、永瀬が正直者にチェンジし、洗いざらい運用のデメリットをぶちまけたことで契約は一旦、破談となってしまいました。ところがその後、石田は永瀬の誠実さを思い返し、再度彼に担当を任せることに。このくだりが物語のハイライトでしたが、山下さんと山崎さんの信頼関係というバックグラウンドがあったからこそ、より深みのあるシーンになったようです。

そう、山下さんといえば、「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」シリーズをはじめ、数多くの人気作品で主演を務めてきましたが、彼にとって、連続ドラマ単独初主演作となったのが、2006年に放送されたドラマ「クロサギ」でした。本作で共演した山崎さんの役者魂に、山下さんが心酔したことはよく知られているところです。「正直不動産」の名シーンは、そんな2人による掛け合いだったからこそ、フィクションを超えた深みが出たのではないでしょうか。

「正直不動産」第1巻
©大谷アキラ・夏原武・水野光博 / 小学館「ビッグコミック」連載中

 

正直不動産第1巻
©大谷アキラ・夏原武・水野光博 / 小学館「ビッグコミック」連載中

 

ちなみにおふたりは、山下さんの映画初出演かつ初主演作となった2008年の『映画 クロサギ』でも共演していますし、プライベートでも交流があったとか。また、今回の共演は、2012年に放送された「最高の人生の終り方~エンディングプランナー~」以来、10年ぶりとなったそうで、なんとも感慨深かったです。

第2話では、早くも売上No.1の座を後輩の桐山(市原隼人)に奪われてしまった永瀬が、桐山と顧客の奪い合いをしていくなかで、月下は顧客第一主義を貫いて奮闘していきます。ところがある日、桐山が永瀬にある顧客の担当を代わってほしいという話を持ちかけますが、実は物件には家賃に関するトラブルが隠されていました!果たしてその内容とは?今週もお楽しみに!

「正直不動産」毎週火曜日、夜10時からNHK総合にて放送

見逃し配信はNHKプラスで!(放送後、最新話が公開されます)

文/山崎伸子

 

大谷アキラ 原案/夏原 武 脚本/水野光博607円(税込)

営業に必要なこと以外、客に見せも教えもしないーー
そんな不動産業界に前代未聞の爆弾が、いま炸裂する!!千三つと言われる海千山千の不動産業界でかつての成績が一気に低下する中、永瀬は、嘘が上手くつけない正直営業で苦戦するが…!?
不動産屋の裏側を全部ぶっちゃけちゃうニュー・ヒーロー、誕生。

全宅ツイ|1650円(税込)

本書は、大人気漫画『正直不動産』で取り上げてきたテーマのうちの24テーマを、宅建業者のTwitter集団・「全宅ツイ」の各専門クラスターが数人ずつトーク形式で語る本です。

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