現代の子どもは運動不足で足のアーチが育たない?
私たちの身体の正常なバランスを支えているのは、足の“アーチ“です。足裏は安定性・パワー伝達・衝撃吸収の3つの機能があります。足のアーチの成長は、2歳過ぎに変化し始め、3歳以降に発達するようになり12歳でほぼ大人と同じ形になるそう。
このアーチがバランスを崩すと全身に影響し、運動パフォーマンスを低下させたり、身体にさまざまなトラブルを発生させる原因の一つになっていくと言われています。しかし、現代の子供は運動の基礎となる“歩く“ということが少なったことや運動不足ということもあり、足が正常なアーチを築けないまま成長をしてしまっているそう。
そのため、小学生の扁平足の割合は約3割を占めています。扁平足であると衝撃をうまく吸収することができず関節に負荷がかかってしまい疲れやすかったり怪我をしやすかったり、バランス能力や重心移動がスムーズに行えなくなることでパフォーマンスの低下や姿勢が悪くなること、さらには外反母趾などの足自体の変形にも繋がっていきます。
高齢の方が運動不足になることで扁平足になりやすい話はよく聞いておりましたが、子供までそうなっているとは衝撃です。コロナ禍による運動不足で子供の骨折が増えた話もよく聞きましたが、これも少し関係しているのかな?なんて。確かに、人間の体は足の裏で支えているので、適度なアーチがないとしならずに負荷がかかりやすくなるのは納得です。では、どうやったら私たちの身体を支えている足を守ってあげることが出来るのでしょうか?
アーチが正しくなることで身体のバランスも整う
インソール(中敷き)の世界的トップブランド、「シダス」は足を補うアイテムとして“インソール“を提案しています。特に、成長期に足にあった靴を履いて、しっかり歩くことは全ての運動の土台となり、その後の運動動作へと影響をしていきます。正しいインソールを使うことで、シューズと足のフィット感を高め、衝撃吸収をして足にかかるストレスを軽減し、さらにアーチをサポートしながら本来の機能を維持させます。インソールを入れてアーチが正しくなることで、身体のバランスも整えてくれます。
筆者は平日は仕事で立ちっぱなし&座りっぱなしになったり、休日は朝から夕方まで子供のスポーツ観戦で立ちっぱなしになることも。マッサージをしても翌朝ふくらはぎがパンパンになっていることは多々あります。なんとなく体のバランスの悪さを感じて、膝や腰が痛くなることも。そこで、子供と私のシューズにシダスさんのインソールを入れてしばし生活をしてみることに!
今回使用してみたのは「COMFORT 3D」。スタンダードなモデルであり、通気性や抗菌効果もあるのでこれからの季節に最適です。た、17cmからジュニア用もあり絶賛成長中の子どもの足を補ってくれます。こんなお話を聞いたら子どもにはぜひインソールを使ってみたくなります。5mm単位でカットが出来、サイズを合わせられるのも嬉しいポイントです。
転びやすい娘がほとんど転ばなくなった!
こちらを息子と娘に使用したところ、転びやすい娘は最近ほとんど転ばないそうです!お、いい効果!
ママが使ったら足のむくみが軽減
私は週末の息子のサッカーの試合観戦の際に、このインソールを使用してみました。子どもが頑張る姿を観るのは楽しみでもありますが、一日中ずっと立ちっぱなしになることもあり、足がパンパンになるのはしょっちゅう。私はサッカーをしていないのに、足腰の張りはMAXになるのでした。笑
サッカー応援の帰りは靴がきつくなって車内では脱いでいるのですが、インソールを使うといつもより軽い気が。靴や靴下の締め付け感もなく、いつも感じるだるい腰の痛みもない気がするのです。正直、目に見える効果は出にくいのですが確かに体が違うので確実に実感をします。ちなみに様々なスポーツ用もあり、社会人サッカーを続けている主人はSIDASさんのインソールを付けた日に2点決めました(笑)。
足のサイズもアーチの高さも小学校高学年までで大体決まる
足のサイズの成長は、思春期でほぼ大人と同じ大きさになるそう。大腿骨や脛骨より成長が早く、身体の割に足が大きくなっているのは小児の筋力不足を補って身体を安定させていためのようです。なるほど、子供の足の大きさって身体のバランスよりも大きく感じるのはこのためなんですね!“成長期に足に合った靴を履いて、しっかり歩くこと“がとても大切。
小さなお子さんがいる方は早いうちから使ってみるのが良いと思います。4月にグランドオープンをするららぽーと福岡のヤッホーストアさんでは、SIDASさんの計測機が登場するそう。お近くの方は、ぜひこの機会にご自身の足の形に合ったインソールを見つけてみてくださいね!
毎日私たちの体を支えてくれる足。お子さんの将来のために、そして大人は健康体であるためにも足を見直してみてはいかがでしょう.
文・構成/HugKum編集部