みんな大好きなスパゲッティ。中でもトマトパスタは鉄板ですよね!そこでこの記事では、幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載されたレシピの中から、トマトを使ったパスタ19品を厳選しました。黄金コンビのツナやなすを合わせたレシピ、人気のクリームパスタなどなど…お馴染のロングパスタにとどまらず、色んな種類のパスタを使ったレシピをご紹介しています。
子どもが喜ぶトマトパスタのレシピ
【1】えびとトマトのパスタ
王道えびとトマトのパスタ。塩、にんにく、オリーブオイルの基本的な味付けだけでも味がしっかりしていて、それぞれの具材のうま味も十分に引き出される満足な一品です。
◆材料
(大人4人分)
むきえび 180g
トマト 大2個
にんにく 1かけ
オリーブ油 大さじ3
パスタ 320g
塩 小さじ1/2
※子どもの分量は、大人の1/2量ぐらいが目安です。
◆作り方
【1】トマトは細かく刻み、にんにくはみじん切りにする。
【2】フライパンにオリーブ油を入れ、弱火でにんにくを2分炒める。トマトを入れて強火にし、5分ほど炒め、塩をふる。
【3】パスタは塩(分量外)を加えた熱湯で、表示時間より1分ほど短めにゆでる。えびは最後の2分前に加えてゆでる。
【4】【3】の湯をよくきり、【2】に加えて混ぜる。
*大人はレモン汁とレモンの皮少々を削 って加えても。
教えてくれたのは
行正り香さん
おしゃれな暮らしぶりと簡単でおいしいレシピが大人気。二児のママ。
『ベビーブック』2012年2月号
【2】ミートボールナポリタン
ボリューム満点、ミートボールが主役のナポリタン。オリーブ油を加えてふんわり肉団子に。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
【A】
合びき肉 200g
塩 小さじ1/3
オリーブ油 小さじ1/2
ピーマン 2個
にんじん 1/2本
トマト 大1個
マッシュルーム 5個
玉ねぎ 小1個
にんにく 1/2片
オリーブ油 大さじ1
【B】
水 1/2カップ
塩 小さじ1/2
【C】
トマトケチャップ 大さじ4
バター 大さじ2
スパゲティ 240g
◆作り方
【1】【A】を合わせて粘りが出るまで混ぜ、10個の団子に丸める。
【2】ピーマンは細切り、にんじんは8mmの輪切り、トマトは粗みじん切り、マッシュルームは3mmの輪切りにする。玉ねぎとにんにくは薄切りにする。
【3】フライパンにオリーブ油とにんにく、玉ねぎを入れて熱し、しんなりするまで炒め、【1】、トマト、【B】を入れてふたをし、5分煮る。ピーマン、マッシュルーム、【C】を加えて煮る。
【4】スパゲティとにんじんを一緒にゆでて、【3】に加えて和える。
教えてくれたのは
井澤由美子さん
旬の食材を使い、食べ合わせによる体への相乗効果を大切にしたレシピが人気。食育にも力を注ぐ。一女の母。
『めばえ』2014年9月号
【3】ナゲットトマトスパゲッティ
おかずで作るナゲットをパスタにも!ナゲットのうまみで煮込む手間なし。
◆材料
(大人2人分)
チキンナゲット 100g
玉ねぎ 1/4個
にんにく 1かけ
カットトマト(缶詰) 1缶
スパゲッティ 160g
塩 小さじ1
オリーブ油 大さじ1
※分量の大人1人分は、子ども2人分くらいになります。
◆作り方
【1】ナゲットは半分にちぎり、玉ねぎとにんにくはみじん切りにする。
【2】耐熱容器に玉ねぎ、にんにく、トマト、塩を入れて混ぜ、ふんわりラップをかけ、電子レンジ(600Wの場合)で4分加熱する。ナゲットを加えて混ぜ、さらに4分加熱。オリーブ油を混ぜる。
【3】スパゲッティをゆで、【2】に加えてからめる。
◆ポイント
おかずで作るナゲットを、いつもの2倍量ぐらい作ってストック!その日に食べる分以外は、保存容器などに入れて冷蔵保存。保存したものにひと手間かけて違う料理にアレンジするのが便利!
■ナゲットの作り方
■材料
(大人4~5人分)
鶏ひき肉 200g
絹ごし豆腐 100g
プロセスチーズ 60g
玉ねぎ 1/4個
【A】
卵 2個
小麦粉 40g
しょうゆ 大さじ2
揚げ油 適量
※分量の大人1人分は、子ども2人分くらいになります。
■作り方
【1】豆腐はキッチンペーパーに包んで耐熱容器にのせ、電子レンジ(600Wの場合)で2分加熱し、粗熱をとる。チーズは5mm角に、玉ねぎはみじん切りにする。
【2】ボウルに【1】とひき肉を入れてよく混ぜ、ひと口大に丸める。
【3】別のボウルに【A】を合わせ、【2】を入れてからめ、170℃に熱した油で揚げる。
教えてくれたのは
YOMEちゃんさん
女の子のママ。愛情たっぷりの育児日記と日常のアイデアあふれる献立を綴ったブログ「よめ膳@YOMEカフェ」が毎月200万アクセスを誇る。
『ベビーブック』2013年10月号
【4】トマトソースパスタの目玉焼きのせ
覚えておきたい、シンプルトマトソースにパスタを和えて、プラス目玉焼きで完成!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
トマトソース 1と1/2カップ
ショートパスタ 200g
塩 小さじ4
卵 4個
サラダ油 小さじ1
◆作り方
【1】フライパンにサラダ油を熱し、卵を割り入れて目玉焼きを4個作る。
【2】2リットルの湯を沸かし、塩を入れて沸騰したら、パスタを加えて表示時間通りにゆでる。
【3】トマトソースで【2】を和え(冷蔵の場合は電子レンジで3分温め)、器に盛って【1】をのせる。
※電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。
◆ポイント
野菜たっぷりトマトソースは、子どもの苦手な野菜をさりげなくたっぷり食べさせらる、親心を安心させてくれるソースなんです。
最初の一品を作るとき、ソースを2~3回分、作っておき、残りは保存容器で冷蔵するのがおすすめ。
(3カップ分)
【A】
玉ねぎ 1個
にんじん 1本
セロリ 1本
にんにく 1かけ
トマトの水煮(缶詰) 300g
オリーブ油 大さじ3
塩 大さじ1/2
こしょう 少々
【1】【A】はみじん切りにし、鍋にオリーブ油とともに入れて強火で炒める。水けがとんでしんなりしたら弱火にし、薄く色づくまで炒める。
【2】【1】にトマトを細かくつぶして加え、強火で1~2分煮立て、弱火にしてふたをし、20~30分煮る。塩、こしょうをふる。
1回分ずつ小分けにし、冷凍保存用袋などに入れて冷凍しても◎。
教えてくれたのは
藤井恵さん
簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。二人の女の子のママ。
『めばえ』2014年5月号
【5】ソーセージとミニトマトのキャロットマヨパスタ
子どもが大好きなソーセージをパスタにも。仕上げに加えたマヨネーズの酸味が絶妙!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
パスタ(マカロニ) 300g
ソーセージ 6本
玉ねぎ 1/2個
ミニトマト 12個
【A】
にんじんジュース 3カップ
オリーブ油 大さじ1
塩 小さじ1/2
マヨネーズ 大さじ6
◆作り方
【1】パスタはよく洗って、表面の小麦粉を洗い流す。ソーセージは幅5mmの 斜め切りに、玉ねぎは薄切りに、ミニ トマトは半分に切る。
【2】鍋(またはフライパン)に【A】を入れて混ぜ、【1】(ミニトマト以外)を加えてふたをし、中火にかける。ときどき混ぜ、パスタの表示時間どおりに蒸し煮にする。
【3】ふたを取り、ミニトマトを加えて1~2分煮、水分が深さ1cmほどになり、パスタが好みの硬さになったら火を止める。マヨネーズを加えて手早く混ぜる。
教えてくれたのは
村田裕子さん
管理栄養士・料理研究家。イタリア他、ヨー ロッパ各地で家庭料理を学ぶ。管理栄養士の資格を生かした健康指導も行う。ヘルシーで、簡単で、センスのいいレシピが人気。
『ベビーブック』2017年8月号
【6】クリスマスカラーの野菜パスタ
子どもが大好きなパスタ!ショートパスタなら食べやすく、取り分けもしやすくおすすめです。赤と緑、カラフルな2種類のソースでクリスマスを意識して、食卓をにぎやかに。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
ショートパスタ(ペンネ・フジッリ) 各90g
トマトの水煮(缶詰・ホール) 1/2缶
ベーコン 2枚
にんにく 1/2かけ
ブロッコリー 1/2株
ツナ(缶詰) 小1缶
塩・オリーブ油 各適量
カッテージチーズ 適量
◆作り方
【1】ベーコンは1cm幅に、にんにくはみじんに切り、ブロッコリーは小房に分ける。
【2】鍋に1.5リットルの湯(分量外)を沸かして塩大さじ1を加え、パスタを袋の表示どおりにゆでる。ゆで上がる3~4分前にブロッコリーを加え、一緒にざるにとる(ゆで汁は少しとっておく)。
【3】フライパンにオリーブ油少々とにんにくを入れて熱し、香りが立ったらベーコンを加えてサッと炒め、つぶしたトマトを混ぜる。【2】のゆで汁をお玉の半量加えてとろりとするまで煮詰める。
【4】【2】のブロッコリーはボウルに入れてフォークでつぶし、缶汁をきったツナ、オリーブ油大さじ1を混ぜる。
【5】【2】のパスタ1種類ずつに【3】と【4】を混ぜ、器に盛ってカッテージチーズを散らす。
教えてくれたのは
コウケンテツさん
料理研究家である母のアシスタント後、独立。素材の味を生かしたヘルシーで作りやす いメニューが人気。二児の父。
『ベビーブック』2015年12月号
【7】ミートソース
ちょっと多めに作って冷凍も可能。パスタはもちろん、他のおかずにリメイクするのにもぴったりです。
◆材料
(大人4人分+子ども4人分)
合いびき肉 400g
【A】
玉ねぎ 1個
セロリ・にんじん 各1/2本
にんにく 1片
赤ワイン 1/4カップ
オリーブ油 大さじ2
【B】
トマトの水煮(ホール) 1缶
水 大さじ4
顆粒スープの素 小さじ2
【C】
ケチャップ 大さじ2
中濃ソース 小さじ1
塩 小さじ1/2
スパゲッティ 300g
※麺は大人2人分+子ども2人分
◆作り方
【1】【A】はみじん切りにする。
【2】鍋にオリーブ油を熱し、【1】を弱火でじっくりと炒める。玉ねぎが透き通っ てきたらひき肉を加え、ほぐすように炒める。
【3】 肉の色が変わったら赤ワインを注ぎ、アルコール分が飛んだら【B】を加え、ヘラでトマトをつぶしながら中弱火で30分煮る。最後に【C】で味を調える。
【4】スパゲッティをゆでて器に盛り、【3】をかける。
教えてくれたのは
島本美由紀さん
料理研究家・ラク家事アドバイザー。 忙しい主婦に向けて、身近な食材でパパッと作れるおいしい時短レシピを考案。テレビや雑誌を中心に活躍。暮らし全般のハッピーもプロデュース。
『ベビーブック』2017年5月号
【8】簡単ミートソース
トマトだけじゃなく、玉ねぎやにんじんをたっぷり使ったミートソースは栄養満点。にんじんのイルカを飾ってかわいらしく。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
合びき肉 150g
トマト 1個
玉ねぎ 1/2個
にんじん 1/2本
スパゲティ 200~240g
オリーブ油 大さじ1
【A】
トマトケチャップ 大さじ2
塩 小さじ1/2
◆作り方
【1】トマトはざく切りに、玉ねぎはみじん切りにする。にんじんはすりおろす。
【2】フライパンにオリーブ油を中火で熱し、玉ねぎを炒める。色がついたらトマト、にんじん、ひき肉を加えて炒め、肉の色が変わったら【A】で調味し、汁けがなくなるまで煮詰める。
【3】スパゲティは?の長さに折り、表記の時間より1分長くゆで、水けをきる。器に盛り、【2】をかける。
*ゆでて型抜きしたにんじんや、いんげんなどを添えても。
教えてくれたのは
鈴木 薫さん
シンプルでおいしい実用的なレシピが人気。双子の女の子と男の子のママ。
『ベビーブック』2013年7月号
ツナ+トマトパスタのレシピ
【1】ツナとなすのトマトクリームパスタ
子供の好きなツナのパスタ。オイルごと使うのでツナのうま味を存分に引き出せ、短時間で深みのある味わいに。身近な調味料を上手に合わせてお店の味に。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
スパゲッティ(7分ゆで) 300g
ツナ(缶詰・オイル) 1缶
なす(1cmの輪切り) 3個分
【A】
玉ねぎ(薄切り) 1個分
おろしにんにく 小さじ1
オリーブ油 大さじ2
塩 小さじ1/4
【B】
トマト(缶詰・カット) 1缶
水 4カップ
酒 大さじ1
顆粒スープの素 大さじ1
砂糖 大さじ1強
塩 小さじ1/4
こしょう 少々
トマトケチャップ 大さじ2
【C】
牛乳 1/2カップ
粉チーズ 大さじ4
バター 20g
◆作り方
【1】フライパンにオリーブ油を入れて強火で熱し、なすを両面焼き、塩をふって取り出す。
【2】【1】のフライパンにツナ(オイルごと)と【A】を入れてふたをし、弱めの中火で3分蒸し焼きにし、ふたを取って【B】を加える。
【3】【2】が沸騰したらスパゲッティを半分に折って入れ、時々かき混ぜながら強火で9分煮る。8分たったときに【C】と【1】を加えて混ぜ、ひと煮立ちさせる。
教えてくれたのは
みきママさん
オリジナルの節約ごちそうレシピで人気の〝おうち料理研究家 〟。ブログ「藤原家の毎日家ごはん。」は1日平均120万PV以 上のアクセスを誇る。夫と三人の子どもの五人家族。
『ベビーブック』2015年10月号
【2】ツナとなすのトマトスパゲッティ
ツナとナスを炒めたらパスタは茹でずにフライパンへそのまま入れるだけ。子供が大好きなスぺゲッティの簡単レシピはこれからとっても重宝しそうですね。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
スパゲッティ 200g
ツナ(缶詰) 1缶
なす 1本
玉ねぎ 小1個
【A】
トマトジュース 400cc
水 200cc
顆粒スープの素 小さじ1/2
オリーブ油 大さじ1/2
塩・こしょう 各少々
◆作り方
【1】ツナは缶汁をきる。なすは小さく切り、玉ねぎは薄切りにする。
【2】フライパンにオリーブ油を熱して玉ねぎを炒め、しんなりしてきたら、ツナとなすを加えて炒める。
【3】【2】に【A】を加え、沸騰したらスパゲ ッティを半分に折って入れ、ときどきかき混ぜながら煮る。
【4】スパゲッティの表示時間を目安に煮て、塩、こしょうで味を調える。
*好みで粉チーズをふる。
◆ポイント
スパゲッティが汁を吸うので、トマトジュースのほかに水を加え、ソースはゆるめに作っておきます。
スパゲッティは子どもが食べやすいように半分に折って入れ、煮ながら戻します。途中でソースが煮詰まってきたら、水を加えて調整して。
教えてくれたのは
尾田衣子さん
「ル・コルドン・ブルー」やイタリアにて料理を学び、OLから料理研究家に転身。現在、「料理教室 Assiette de KINU」を 主 宰。男の子のママでもある。
『ベビーブック』2011年2月号
なす+トマトパスタのレシピ
【1】焼きなすとトマトのイタリアンパスタ
なす、トマト、モッツァレラチーズはイタリアンの定番の取り合わせ。食べやすいショートパスタに合わせて召し上がれ。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
ショートパスタ 150g
なす 2個
トマト 2個
モッツァレラチーズ 100g
【A】
オリーブ油 大さじ2
レモン汁 大さじ1
にんにくのすりおろし 少々
塩 少々
パセリのみじん切り 大さじ1
◆作り方
【1】なすは1個ずつラップに包み、電子レンジ(600Wの場合)で各2分加熱して皮をむき、一口大に切る。
【2】トマトは皮を湯むきして種を取り、角切りにする。モッツァレラチーズは1cm角に切る。
【3】ボウルに【A】と【1】、【2】を入れて混ぜ、冷蔵庫で冷やす。
【4】パスタをゆでて水で洗い、【3】とあわせる。
教えてくれたのは
祐成二葉さん
祐成陽子クッキングアートセミナーのメイン講師。男の子のママで、子育ての日常をつづったブログも人気。
『ベビーブック』2011年8月号
【2】パプリカ、なすのミートチーズペンネ
味付けはケチャップと塩だけ。あとはチーズや素材のうま味を合わせると、シンプルながら奥深いミートソースペンネに変身。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
パスタ(ペンネ) 300g
塩 適量
合いびき肉 200g
【A】
パプリカ(赤) 1個
なす 1個
にんじん 1/2本
玉ねぎ 1/2個
にんにく 1かけ
【B】
トマトの水煮(ダイスカット) 1缶(400g)
ケチャップ 大さじ4
塩 小さじ1/2
バター 大さじ2
ピザ用チーズ 80g
◆作り方
【1】【A】はみじん切りにし、なすは水に5分さらす。
【2】 フライパンにバターを入れて中火で熱し、合いびき肉と【1】を加え、へらでほぐしながら、3~4分炒める。
【3】【B】を加え、ときどき混ぜ、焦げないように注意しながら10~12分炒め煮にして、火を止める。
【4】パスタは、塩を多めに加えて表示時間どおりにゆで、ざるにとって水気をきる。
【5】【3】に【4】を加えて中火で熱し、ひと煮立ちさせる。器に盛り、チーズをふって余熱で溶かす。
教えてくれたのは
村田裕子さん
管理栄養士・料理研究家。イタリア他、ヨー ロッパ各地で家庭料理を学ぶ。管理栄養士の資格を生かした健康指導も行う。ヘルシーで、簡単で、センスのいいレシピが人気。
『ベビーブック』2017年8月号
トマトを使ったクリームパスタのレシピ
【1】フライパンで作るトマトクリームの煮パスタ
ソースと一緒に煮込んだパスタは、コクのある味わい。ゆで加減を気にしなくていいのもうれしい。
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
ベーコン 3枚
しめじ 1パック
オリーブオイル 大さじ1/2
【A】
カットトマト缶 1缶(400g)
水 1と2/3カップ
コンソメ顆粒 小さじ1
スパゲッティ 200g(ゆで時間6分のタイプ)
牛乳 2/3カップ
【B】
砂糖 少々
塩 小さじ1/2
こしょう 少々
◆作り方
【1】ベーコンは1cm幅に切る。しめじは石づきを取って、ほぐしておく。
【2】フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、【1】を入れてさっと炒め合わせたら、【A】を加える。
【3】軽く煮立ったら、スパゲッティを半分に折って入れて、麺をさばくようにときどき混ぜながら煮る。表示通り(6分)煮たら牛乳を加え、混ぜながらさらに1~2分煮て、【B】で味を調える。
【4】器に盛り、好みでパセリのみじん切り(分量外)をかける。
◆ポイント
道具で時短!いつもの調理道具を身近なモノにスイッチして、スピード調理!
炒めるから煮込むまでひとつでできる万能ツール。
【フライパン】
大きめ(25cm以上)、深め(5cm以上)が◎。
具材とパスタを同じフライパンでそのまま調理!
教えてくれたのは
武蔵裕子さん
むさしゆうこ/料理研究家。作りやすく、おいしいレシピに定評のある、家庭料理のエキスパート。自らも働きながら双子の息子を育て上げ、今も3世代の食卓を担う日々。忙しい主婦が真似しやすい時短レシピを数多く提案している。
『めばえ』2017年4月号
【2】鮭のクリームパスタ
早ゆでパスタと鮭でスピードランチ!バター×豆乳でクリーミーな味わいに。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
鮭そぼろ 1/2カップ(50g)
ショートパスタ(早ゆで) 150g
マッシュルーム 1パック
ミニトマト 4~5個
ゆでたほうれん草 1/2カップ(50g)
バター 大さじ1
豆乳(または牛乳) 1カップ
◆作り方
【1】パスタは塩(分量外/湯1リットルに小さじ2が目安)を入れた湯で、袋の表示時間どおりにゆでる。
【2】マッシュルームは薄切りにする。ミニトマトは四つ割りにする。
【3】フライパンにバターを熱して溶かし、マッシュルームを入れて中火で炒め、鮭そぼろ、豆乳を加えて4~5分煮る。【1】とミニトマト、ほうれん草を加えてあえ、塩(分量外)で味を調える。
◆ポイント
ご飯のともにも、おかずにも万能な鮭そぼろの作り方。
■材料
(作りやすい分量)
甘塩鮭 3切れ
しょうが汁 大さじ1/2
白すりごま 大さじ2
■作り方
【1】耐熱皿に鮭を並べ、しょうが汁をかけ、ラップをかけずに電子レンジで3分加熱する。
【2】皮と骨を取り除いてほぐし、ごまを混ぜる。
鮭は太い部分と細い部分を組み合わせて並べ、加熱する。骨をていねいに取ってあげて。
教えてくれたのは
ほりえさわこさん
祖母の故・堀江泰子先生、母のひろ子先生と3代にわたって料理研究家。明るいお人柄と、ラクしておいしく作るアイディア豊富なレシピが人気。幼い姪っ子から祖父まで、みんないっしょに食卓を囲んでいる。
『ベビーブック』2017年12月号
【3】えびときのこのカレー風味パスタ
幼児用のカレールーを少量使って風味よく。豆乳、メイプルシロップがほのかに甘く、エビとよく合います。子供だけでなく、大人も満足な本格的な味です。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
えび 1パック(15尾)
しめじ 1パック
ミニトマト 6個
にんにく 1/2かけ
オリーブ油 大さじ2
【A】
豆乳 1カップ
カレールー(幼児用) 1/2?1かけ
メープルシロップ 少々
スパゲッティ 240g
◆作り方
【1】えびは殻をむいて尾を除く。しめじは石突きを除いてほぐし、ミニトマトは半分に切る。にんにくはみじん切りにする。
【2】フライパンにオリーブ油とにんにくを入れて熱し、香りが出たらえびとしめじを加えて炒める。えびに火が通ったら【A】とミニトマトを加えて沸騰させない程度に煮る。
【3】スパゲッティをゆでて水けをきり、【2】に加えて混ぜる。
教えてくれたのは
井澤由美子さん
料理家。旬の食材を使い、食べ合わせによって体への相乗効果を大切にしたレシピが人気。NHK『きょうの料理』や広告、書籍、雑誌などで活躍中。一児の母。
『ベビーブック』2014年1月号
トマトを使った冷製パスタのレシピ
【1】サーモントマトパスタ
さっぱりとパスタを食べたいときには、火にかけないトマトソースで!星型のチーズとトマト。そしてアスパラでいろどりも可愛く、栄養価もバッチリです。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
パスタ(乾) 250g
トマト 3個
【A】
オリーブ油 大さじ1
塩 小さじ3/4
砂糖 小さじ1/2
生鮭 2切れ
玉ねぎ 1/2個
アスパラガス 4本
にんにく(みじん切り) 小さじ1
スライスチーズ 1枚
オリーブ油 大さじ1
◆作り方
【1】トマトは2個を1.5cm角に切り、1個はすりおろし、【A】を加えて混ぜる。
【2】鮭はフォークで皮と骨を除きながらほぐす。玉ねぎはみじん切りに、アスパラガスは小口切りにする。
【3】フライパンにオリーブ油とにんにくを入れて中火にかけ、香りが立ったら【2】を加えて炒める。粗熱がとれたら【1】に加えて混ぜ冷蔵庫で30分ほど冷やす。
【4】パスタは半分に折って表示より1分ほど長くゆで、冷水にとって水けをきる。器に盛って【3】をかけ、型で抜いたチーズを散らす。
教えてくれたのは
みないきぬこさん
女子栄養大学を卒業後、料理研究家のアシスタントを経て2007年独立。料理家、フードコーディネーターとして幅広い分野で活躍中。女の子のママ。
『めばえ』2014年8月号
【2】夏野菜のサラダスパ
彩のいいサラダスパは、マヨネーズ&レモン味がさっぱりおいしい! 冷たいパスタがつるっと食べやすく、栄養たっぷりのパワーサラダです。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
サラダスパゲッティ 200g
かぼちゃ 100g
ズッキーニ 1/2本
いんげん 8本
ベーコン 3枚
オリーブ油 大さじ1
塩 少々
フリルレタス 4枚
ミニトマト 12個
【A】
マヨネーズ 大さじ2
レモン汁 大さじ1
塩 少々
◆作り方
【1】かぼちゃとズッキーニは一口大に、いんげんはざく切りにし、ベーコンは小さく切る。オリーブ油を熱したフライパンで炒めて、塩をふる。
【2】サラダスパゲッティはゆでて、水で洗う。
【3】ボウルに【A】を入れて混ぜ、【2】を加えて混ぜる。
【4】器にレタスを敷いて【3】を盛り、【1】と半分に切ったミニトマトをのせる。
教えてくれたのは
祐成二葉さん
祐成陽子クッキングアートセミナーのメイン講師。男の子のママで、子育ての日常をつづったブログも人気。
『ベビーブック』2011年8月号
トマトパスタのアレンジレシピ
【1】赤野菜のパスタ入りポタージュ
にんじん、赤ピーマン、トマトの色が鮮やかで、食欲をそそります。口にするとほどよいトマトの酸味、ベーコンのうま味がおいしく、パスタも入っているのでしっかりした食べごたえのポタージュです。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
にんじん 1/2本
赤ピーマン 2個(パプリカなら1/2個)
ベーコン 3枚
オリーブ油 大さじ1
【A】
トマト(缶詰) 2カップ
水 2カップ
顆粒スープの素 小さじ1
ショートパスタ 80g
塩 少々
◆作り方
【1】にんじんは皮をむいていちょう切り、赤ピーマンはヘタと種を除いて細切り、ベーコンも細切りにする。
【2】鍋にオリーブ油を熱して【1】を炒め、油が回ったら【A】を加えてふたをし、野菜がやわらかくなるまで弱火で煮る。
【3】火を止めて粗熱をとり、ミキサーにかけて鍋に戻す。
【4】パスタをゆでて、【3】に加えて軽く煮、塩で味を調える。
教えてくれたのは
ほりえさちこさん
栄養士、フードコーディネーター、飾り巻き寿司インストラクター1 級。男の子のママ。育児経験を生かした簡単で栄養バランスのとれた料理やかわいいレシピが人気。
『ベビーブック』2011年3月号
【2】ミックスパスタのオーブン焼き
フジッリ、ペンネ、マカロニなど、パスタを数種類混ぜることで、おもしろい食感に。ラザニア風のこんがりパスタは、ボリューム満点です。
◆材料
(4人分)
フジッリ、ペンネ、マカロニ(好みのパスタ2~3種類) 合わせて300g
合びき肉 150g
にんじん 1本
玉ねぎ 1/2個
セロリ 1本
白ワイン(辛口) 1/2カップ
カットトマトの缶づめ 1個
ペコリーノチーズ 大さじ6
モッツァレッラチーズ 1~2個(約100g)
エキストラバージンオリーブオイル、粉チーズ、パン粉、塩、黒こしょう 各適量
◆作り方
【1】パスタを表示時間通りにゆでる。
【2】フライパンにオリーブオイルをひいて、みじん切りにしたにんじん、玉ねぎ、セロリを炒める。
【3】【2】がキツネ色になったら肉を入れて炒め、白ワインを加えてアルコ ールを飛ばす。
【4】カットトマトを入れて煮つめ、塩・こしょうで味を調整する。
【5】【4】に【1】と刻んだモッツ ァレッラチーズを入れて混ぜる。
【6】【5】を耐熱皿に移し、パン粉、粉チーズ、オリーブオイルをかけて、200℃に予熱したオーブンで約30分焼く。
教えてくれたのは
ベリッシモ・フランチェスコさん
イタリア料理研究家、料理コンサルタント。イタリア・ローマ出身。料理指導のほか、各メディアを通し、イタリアと日本の文化の架け橋的な役割を果たす。オリーブオイル・ソムリエ(AISO認定)としても活躍。
『めばえ』2016年12月号