2人目・3人目の子育てとなると、パパ・ママの側にも経験ができてきます。離乳食のつくり方と進め方にも、いい意味で肝が据わるはず。
しかし、1人目の子育てとなると経験不足による慎重さが勝って、過剰に不安になったり、ドキドキ・ハラハラしたりしがちではないでしょうか。
そんな時こそ役立つかもしれない、オンライン離乳食サポートサービスを今回は紹介します。立命館・社会起業家支援プラットフォームで誕生した、離乳食の悩み・不安を無料で解決する『childish(チルディッシュ)』です。
テキストベースで、ちょっとした質問を自分のタイミングで
生後5~6カ月ごろになって、首がすわってきた、手で物をつかむようになってきた、パパ・ママの食事をじっと見るようになってきた、赤ちゃんの口に指を添えても押し出さなくなってきたとしたら、そろそろ離乳食のスタートの時期だと言われています。
その月齢が近付いてきたお子さんを育てるパパ・ママは、本を買ったり、ネットで調べたりして、離乳食の基礎を学び始めているところかもしれませんね。
小学館『HugKum』が過去に実施した調査によれば、以下が、パパ・ママの離乳食に関する情報源のトップ5だと分かっています。
- レシピ本
- インターネット検索
- 雑誌
- ママ友・友人
- 母親学級などの教室
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皆さんの情報収集源もきっと似ているはず。
他には、各自治体が用意した相談機会だとか、アカチャンホンポ 栄養相談会(赤ちゃん本舗)やスギ薬局 育児相談会(スギホールディングス)、赤ちゃん相談室(明治)など、一般企業が用意した相談の場を利用する人もいるかもしれません。
ただ、対面ではなく、電話でもない、テキストベースで、ちょっとした質問を自分のタイミングで専門家に質問したい場面も、この先出てくるかもしれません。
そんな場合に備えて、オンライン離乳食サポートサービス『childish(チルディッシュ)』を情報源の1つとして覚えておいてはいかがでしょうか。
レシピ本やネット、雑誌などと使い分けてみる
『childish(チルディッシュ)』とは、コミュニケーションアプリ・LINEを使って、管理栄養士や保育士、先輩ママ・パパに、いつでも気軽に無料で相談できるサービスです。
立命館・社会起業家支援プラットフォーム(RIMIX)に参加した、立命館大学食マネジメント学部在学中の柳陽菜さんが、幼いころの偏った食生活で健康不安になった原体験を基に立ち上げたサービスです。
使い方は簡単。『childish』の公式ホームページを開き、専門家を選んで、チャットをスタートするだけです。
専門家には、管理栄養士や保育士、先輩パパ・ママが名を連ねています。プロフィールとともに、週ごとに対応可能な時間が専門家ごとに掲載されていますので、ご自身が相談する人を選べます。
専門家を選ぶと、LINEのQRコードが出てきます。そのQRコードを読み込むと、チャット可能な状態になります。
離乳食の悩みや課題もそれぞれの家庭で違っているはず
もちろん、離乳食に関する情報は、レシピ本にもインターネットにも雑誌にも、十分すぎるほどそろっています。ちょっと先輩のパパ・ママに聞けば、いろいろな知恵をシェアしてもらえます。
ただ、子どもの育ちがひとりひとり違うように、離乳食の悩みや課題もそれぞれの家庭でちょっとずつ違っています。その違った部分をピンポイントで相談できる専門家の存在は、やはりありがたいですね。
たとえば、離乳食を子どもに食べさせる時期となると、育児に忙殺され、おでかけにちょっとしたハードルを感じる日も出てきますよね。そんな時も、いつでもどこでもテキストベースで専門家に相談できる『childish(チルディッシュ)』が役立ちそうです。
ベースの情報収集はレシピ本やネット・雑誌で、個別のトラブルや相談は『childish』などと使い分けてみると、便利かもしれませんね。
【childish(チルディッシュ) WEB サイト】
https://www.childish.cloud/
【childish(チルディッシュ) 公式LINE アカウント】
https://lin.ee/XcBKH0P
※HugKumでは離乳食に関する基本情報やお悩み、時期別のおすすめレシピ&作り置きテクニックなどを専門家監修でお届けしています。こちらからご覧ください。
文/坂本正敬 写真/繁延あづさ
【参考】
※ 最新決定版はじめての離乳食 – 学研パブリッシング
※ 好き嫌いをなくす幼児食 – 女子栄養大学出版部
※ 「childish(チルディッシュ)」5 月 20 日よりサービス開始 – 立命館大学ニュースリリース