大好きなアンパンマンで英語デビュー! 遊びながら、英単語が覚えられる!?

アンパンマンと一緒に遊びながら英語デビュー

グローバル化がすすむ現代において、子どもが小さいうちから英語を習わせたいとお考えのパパ・ママも多いと思います。そんな方に、初めの一冊としておすすめなのが『アンパンマンとおけいこ はじめてのABC』(小学館刊)。我が家でも3歳になる息子に与えてみたところ、夢中になって遊びながらちょっとした英語を覚えることができました。

本を開いて、まずはアンパンマンなどのキャラクターのシールをつけるところからスタート!

「しょくぱんまんはどこかなぁ…あった!」

と言いながら楽しそうに貼っていきます。英単語の上にはすべてひらがなで読み方が書いてあるのですが、まだ文字が読めない息子は「ここは何て書いてあるの?」と聞いてきます。

「お友達にあったときに、“こんにちは”は“Hello”って言うんだって」言うと、「へろぅ」と真似っ子。この調子で、挨拶や色、食べ物や動物の名前など、最後のページまで一通り発音しました。appleやstrawberryなど、好きな食べ物は何度も繰り返して覚えていました。

ページ数など細かいところにもone two three fourと英語が入っていて、細部まで学習できる!

最後のページにはアルファベットの一覧も。年齢的にアルファベットを覚えるのはまだ難しいかなと思いつつ、本人の名前のアルファベットを教えることから始めてみました。するとあっという間に自分の名前は覚え、「じゃあ、ママの名前はどれ? にぃにのは?」と家族の名前のアルファベットを聞いてきました。こうやって少しずつ覚えていけば、自然と英語が身についていきそうです。

シールは、全部で50枚。繰り返し貼ったりはがしたりして遊べるようになっており、小さな子どもでも扱いやすいように●印のつまみもついています。

この『アンパンマンとおけいこ はじめてのABC』のような本で、大好きなアンパンマンと一緒に小さいうちから英語に触れておけば、大きくなってからも英語に対して苦手意識を持つことなく学んでいけそうだなと感じました。シールで遊びながら英語も勉強できちゃう本は、誕生日や入園祝いなどのプレゼントにもいいですね。

その後、小学校から帰ってきた6歳の長男もこの絵本を見つけて読んでいました。長男が通う小学校でも1年生から英語の授業があり、ちょうど学校で習ったことが載っているようで「この単語、知ってるよ」などと言いながら、ふりがなを読んで自主的に発音練習。年齢を問わず、英語初心者にぴったりな本だなと思いました。

 

 

『アンパンマンとおけいこ はじめてのABC』

 

監修/宮下いづみ 原作/やなせたかし 絵/TMS、くるまざきのりこ

アンパンマンのシールを貼りながら楽しく英語が学べる1冊。簡単な挨拶や色から、子どもが好きそうな食べ物や乗り物、生き物の名前、アルファベットの表までが掲載されています。本書を監修しているのは、Eunice English Tutorial主催、田園調布雙葉高等学校・武蔵野大学・実践女子大学非常勤講師の宮下いづみ氏。「52の英語の単語が、14の場面で登場する本書では、何度でもはがして使えるシールがついています。本を開くごとにシールをはっていき、ストーリーができあがることで、お子様の想像力を伸ばしていきます。イラストの近くにある文字を何度もながめていると、スペルを雰囲気でわかるようになります。興味のあるページから開いて、英語を楽しく覚えていきましょう」

文/井上加織  Ⓒやなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV

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