子どもは布団派?ベッド派?シーツを洗う頻度は週1回以上が半数超え!【みんなのリアル寝具事情アンケート】

昔から「寝る子は育つ」という言葉があるほど、子どもの成長にとって睡眠は大切なものです。では、子どもの寝ている環境はどうでしょう? つい家の中でも後回しにしがちな、子どもの枕や布団、ベッドなど、子どもの寝具について、今回は、HugKum読者にアンケート調査を実施しました。お手入れの頻度や枕の選び方など、みんなのリアル寝具事情をレポートします。

※ 調査概要:HugKumメールマガジンによるインターネットでのアンケート。有効回答数1216人。調査期間2022年9月2日~9月12日

布団派が54%で、わずかにベッド派を上回る

布団か、それともベッドか、どちらで寝ているか聞いてみたところ、全体の54%が布団派という結果でした。理由として挙げられたのは、「まだ2歳なのでベッドより布団が安全」「子どもと川の字に寝るので、ベッドだと狭い」「家族のベッドを置くスペースがない」などさまざま。

一方、ベッド派(44%)は、「自室で子どもは一人寝をしている」「姉妹で二段ベッドを使っている」などで、「小4の姉はベッド、年少の息子は布団」など、小学生以上はベッド、未就学児のお子さんは布団で寝ているという回答も多くありました。

その他の意見では、少数派ながら「ベッドのマットレスを床に敷いて寝ている」「無圧マットレスを床に敷いている」という人も。

シーツやカバーの洗濯頻度は、週1回以上が半数超え

子どもの使っているシーツや枕がバーを洗濯する頻度を聞いたところ、「毎日」「2〜3日に1回」「1週間に1回」を合わせると全体の半数以上(54%)。約半数の人が週1回以上の頻度で、洗濯をしていることがわかりました。

次いで多かったのが、月に1回という回答で、こちらは全体の21%。

また、「季節ごとに1回」、「年に1回程度」という忙しい人も全体の10%弱いることがわかりました。

どの回答でも、「汚れが気になったら洗う」「おねしょのたびに洗う」という声も多く、「夏場は週2回、冬は乾きにくいので季節に1回」と気候に合わせて洗う回数変化する人も。

マットレスや敷布団の手入れ、1位「外に干す」、2位「室内に干す」、3位「除菌スプレー」

ベッドのマットレスや敷き布団は、重くて干すのも大仕事。手入れはどうしているのか聞いてみたところ、約半数の人が「外に干す」という回答でした。

次いで、「室内に干す(立てかける、風を通す)」という回答が2位「マンションなので外に布団が干せない」「ベッドのマットレスを室内で風を通す程度」など、住環境の制限から外に干したいけど干せない、という人も。他にも「PM2.5や花粉が不安で外には干せない」という意見もありました。

また2位とほぼ同数で「除菌スプレーをする」という回答が3位に。「布団のカビ対策に」「丸洗いしにくいマットは、菌を殺してくれる除菌スプレー頼み」という理由が挙げられました。

4位以降では、「粘着テープ(コロコロ)で掃除する」「布団乾燥機を使う」「布団クリーナーを使う」「掃除機で掃除する」という人も多く、干す以外の掃除方法を選択している人も多くいることがわかります。

子どもの寝具選び優先は「手入れのしやすさ」「肌さわりの良さ」「価格」

子どもの寝具選びの優先順位では、「手入れのしやすさ」が1位で、洗えることやシワになりにくいことをポイントに選ぶ人が多いことがわかりました。

2位は「肌ざわりの良い素材」で、具体的には「綿素材でタオル地やガーゼタイプの寝具を選ぶ」という意見も。

また3位には「購入しやすい価格」がランクイン。「へたってきたら定期的に買い換えるので高いものは選ばない」「生協のお布団は購入しやすい価格で届けてくれるので便利」など、コスパの良い寝具を選ぶ人も多くいました。

寝具のお悩みNo.1は「外干しが面倒」

家族の寝具についてのお悩みも聞いてみました。

約半数の人が「外干しが面倒」

外に干せない住環境では室内干し派も

冒頭の調査では、外に子どもの布団を干している人が半数以上いましたが、同時に半数の人が「外干しが面倒だ」と感じていることがわかります。「1階の寝室から2階のベランダまで布団を運ぶのが面倒」「作業自体が面倒くさい」「平日は仕事なので、土日出かける前に慌てて干す」など、面倒な理由はうなずけます。

中には、「家族全員で自分の布団は自分で干すルールがある」という人も。子どもと一緒に各自の布団を干す作業は、子どもの自立にもつながりそうでいいアイディアかもしれませんね!

「買い替えのタイミングがわからない」人も多数

布団やシーツの買い替えの目安は?

布団の買い替えどきは判断がむずかしいと考える人も多いようです。一般的には、敷布団やマットの買い替えの目安は、腰部分のへたり具合といわれています。

シーツや枕カバーについては明確な買い替え期限はないため、毛玉が目立ってきたりすり切れたりした場合が買い替えるという人も多いようです。

多くの人が抱える布団の収納問題

クローゼットを開けたら布団がぎゅうぎゅう?

「収納場所がない」「収納方法がわからない」が全体の半数に! 季節ごとに入れ替える布団の収納に悩んでいるご家庭も多いことがわかります。ぎゅうぎゅうに入れると出し入れがしにくいうえ、湿気でカビやすくなったり衛生面での不安もありますよね。

▼布団収納で悩んでいる人は、こちらの布団収納のアイディアを紹介している記事をぜひチェックしてみてください。

布団収納のアイディア集|「かさばる」、「スペースがない」問題もすっきりお悩み解決!
季節の変わり目の衣替え時期には、布団の入れ替えも必要な時期。またこの季節が来たか・・・とうんざりしてしまうママ・パパも少なくないのでは。かさ...

他にも、「マットレスの寝心地」に悩んでいる人も多数いました。一度購入するとすぐに買い替えというわけにはいかないのがメインの寝具選びのむずかしいところ…。好みや身体に合ったマットを慎重に選ぶことが大切なようです。

子どもや家族が快適に眠れる寝具のお手入れを

今回は、子どもの寝具の洗濯頻度や寝具選びの優先順位のアンケート結果をご紹介しましたが、いかがでしたか?

仕事に育児に、たくさんのタスクを抱えるママ・パパですが、予想以上の頻度でシーツを洗い、布団を外に干している人が多い結果となりました。寝ている時間は実に人生の3分の1の長さといわれています。少しでも快適に眠りにつける睡眠環境を、子どものため、自分のために整えていきたいですね。

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文・構成/HugKum編集部

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