鎌を使って稲刈り体験!子どもたちも夢中
田んぼアートは4種類の苗を使用して絵柄を作成。今回は4種類の稲のうち、6月の田植えイベントでみんなが植えた行田のおいしいお米「彩のかがやき」を刈り取りました!
鎌を使ってサクッと切る感触が楽しいようで、子どもたちは夢中になって稲刈りをしていましたよ。
田んぼ内は、連日の雨でほとんど田植え時期と変わらないくらいぬかるんだ状態…。
足をとられて転んでしまったり、大人も子どもも苦戦。長時間同じ姿勢でいると腰も痛くなるし、稲刈りは想像以上に重労働のようです。
稲刈りを通して、食べ物のありがたみを実感
地元の方の話によると、一束の稲でだいたいご飯1口分くらい、ゴソッと稲を山にしてようやく炒飯1杯分くらいのお米になるのだそう。
お米はスーパーやコンビニで簡単に手に入るし、食べ残してしまうこともあるけれど、「この大変さを考えたら残さず食べなきゃ!」と、子どもたちは食べ物のありがたみを感じながらがんばって作業していました。
夏から秋へ。田植えアートを比べてみると…
古代蓮会館の高さ約50メートルの展望台にのぼると、田植えアートを見ることができます。
見頃を迎えた8月は、目にも鮮やかなグリーンのキャンバスが広がっていました。
収穫シーズンの10月頃になると黄金色へと変化。今回の稲刈り体験では背景部分を刈り取っていきました。図柄部分はまだ残っているので、アートは11月中旬まで楽しめるそう!
田植え&稲刈り体験は親子で「食」を考える貴重な機会に
稲刈り後の感想を聞いてみると、「普段あまり触れることのない土や自然を思いっきり体験させてあげられてよかった」「この体験を通して親子で”食”について話し合う機会が作れた」と参加者親子も大満足のイベントでした。
今回みんなが刈り取った「彩のかがやき」は、精米後に田植えや稲刈りの体験者に贈られるとのこと。自分たちで植えて、自分たちで収穫したお米の味は格別でしょうね!
古代蓮の里
背景部分の収穫は終わりましたが、絵柄は11月中旬まで楽しめるのでぜひ足を運んでみてください!
場所:埼玉県行田市大字小針2375番地1
電話:048-559-0770
撮影/黒石あみ 文・構成/HugKum編集部