大人気のサッカー漫画『アオアシ』とコラボ!
「田んぼアート」とは田んぼをキャンバスに、色彩の異なる複数の稲を植えることで文字や図柄などを表現するもの。埼玉県行田市では2008(平成20)年度からこの取り組みをスタート。2015(平成27)年にはギネス世界記録(2万7195平方メートル)に認定されました。
今年は、「ビックコミックスピリッツ」で連載中の『アオアシ』とコラボ!Jリーグの選手等からも高い評価受けている大人気のサッカー漫画です。
完成予想図はこちら
主人公の青井葦人をはじめ、主要キャラクターの福田達也、一条花の3人と行田市の花「古代蓮」を広大な田んぼに描いていきます。
田んぼアートには4種類の苗を使用
田んぼアートには4種類の苗を使用!行田市のおいしいお米「彩のかがやき」をはじめ、赤色の「べにあそび」、黒色の「紫905」、白色の「ゆきあそび」の苗で表現していきます。イベント前日は中学生以上の田植えボランティア453人が絵柄部分を、イベント当日はHugKum読者を含む総勢230人が参加し、背景部分を植えます。
親子で楽しく田植え体験!
前日まで雨予報でお天気が心配されましたが、イベント当日は絶好の田植え日和に!スタッフの方々にアドバイスをもらいながら親子で楽しく苗を植えていきます。
田んぼには、足元をとられないように田植え用の足袋を履いたり、靴下を重ね履きして入ります。前日の雨により、通常時よりも田んぼに水が多い状態。ゆっくり慎重に動いていきます。
泥んこも楽しい♪
中には転んで泥んこになってしまう子も!そんなハプニングも子どもたちにとっては楽しい思い出ですよね。
田んぼの生き物との出会いも
田植え中に田んぼの中で生き物を見つける子も!「あっ、小さい魚がいたー!」「これ、カブトエビじゃない?」と家族で盛り上がっていました。
「忍城おもてなし甲冑(かっちゅう)隊」の皆さんも応援
イベントでは、忍城おもてなし甲冑(かっちゅう)隊の皆さんも参戦!田植えを盛り上げてくれました。
行田市が誇る忍城(おしじょう)は関東七名城のひとつに数えられる名城。中でも天正18年(1590年)、石田三成率いる豊臣秀吉軍が行った水攻めを耐え抜いたエピソードは、小説『のぼうの城』など数々の物語の題材になっています。「忍城おもてなし甲冑隊」は戦国時代に秀吉軍と対峙した成田家の勇猛果敢な武将達をモデルに結成されたそう!
展望タワーからは「田んぼアート」の全貌がわかる
古代蓮会館にある展望タワーの展望室では、地上50メートルから大パノラマを望むことができ、関東平野を取り囲む山々を眺められます。
展望タワーに上ってみると、田植えの段階でもうっすらとアートがわかりますよね。主人公の葦人の肩付近に見える参加者と比べるとアートの大きさを実感!
参加した方の感想(一部抜粋)
夏休みは行田に「田んぼアート」を見に行こう!
「田んぼアート」の見頃は7月中旬から稲刈りが行われる10中旬ごろまで!ちょうど夏休みには色とりどりの稲が生育して見頃を迎える見通しです。行田市の天然記念物に指定されている “古代蓮” も美しく咲いている頃なのでぜひ家族で遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
あなたにはこの記事もおすすめ
文・構成/HugKum編集部