学童を出た小4のタイミングでスマホを持った娘
筆者には小学2年と6年の娘がおり、姉は4年からスマホを持っています。本人が希望したというよりは、学童を出ることになり、留守番をすることもあったので、親発信で持たせたという感じ。キッズケータイも検討しましたが、携帯電話ショップの方の話だと小3以降に携帯電話を持つ子どもは、スマホにするのが圧倒的に多いということでした。
持つのも持たせるのも初めてのスマホ。家族でルールについて話し合ったりもしましたが、まずは使ってみないとピンとこないこともあり、初めからきっちりルールを決めたわけではありませんでした。
スマホを持って2年。現在のスマホルールは?
ちなみにLINEをはじめとするSNSをやるかやらないか問題。娘からの希望は特になかったものの、私と夫の希望でLINEは導入することに。子どもがスマホを契約する場合、フィルタリングサービスに加入し、設定を完了することが義務付けられています。我が家はSoftbankなので、こちらのあんしんフィルターに加入。LINEをやるためには、高校生プラスモードにしなくてはならないため、そうしています。
現在のルール
紆余曲折あって現在はこのルールに。年齢や環境、使う場面によって臨機応変に変更したいと思っています。
①20時以降の電話とメールはNG(家族以外)
②自室に持って行かない
③自宅でのネット検索は家族共用タブレットを使用
④親に「見せて」と言われたらスマホを見せる
「自室で音楽聴きたい」子どもの要望への対処
YouTubeをこよなく愛する妹に比べ、スマホやタブレットへの熱が低めの姉。上記のルールにも納得しているようですが、この約束を守れなければ、スマホを使うことができないことになっています。
唯一、最近問題になったのは「2. 自室に持って行かない」ということ。5年になって塾に行き出し、夏休み以降自室で勉強をする機会が増えたため、イヤホンで音楽が聴きたいと希望。サブスクで聴くのはOKなのだが、スマホがないと音楽が聴けない……。
話し合いを重ねた結果、サブスクの中でお気に入りの曲をダウンロードし、自分用プレイリストを作成→Bluetoothイヤホンをスマホにつなぎリビングで音楽再生→リビングにスマホを置いたまま自室で音楽を聴く。というところに着地しました。※この問題について検討している最中、ウォークマンやらMDプレイヤーなどエモい思い出がよみがえってきた母。
小6娘のスマホの中に見え隠れするプチトラブル
娘のスマホを見て感じたことや、娘から話を聞いて思ったことなど、母目線でちょっとヒヤッとしたことをお話します。
グループLINEで友達の悪口が言われていた
娘の小学校では同級生の約30人のグループLINEがあるのですが、ある男の子がそのグループLINEにはいない男の子の悪口を言っていました。悪口に加勢する子、「やめたほうがいいよ」という子、ただ静観する子。娘は静観していましたが、何が正しいのかは未だにわかりません。
娘に承諾を得て、個人面談の時に担任の先生にこのグループLINEの存在を話し、学校でもスマホの使い方について教えてもらえるよう頼んでみました。先生はびっくりしていて、翌週の道徳の授業で早速スマホの使い方についてを取り上げてくれたのです。学校に相談することで解決することもあるかもしれないと感じました。
止まらないチェーンメール。どこまで信じている?
写真は実際に来たチェーンメール。事実ではないことは頭でわかっていても、お金を払う、写真を送る、友達を巻き込むなど、トラブルの元になる可能性大! しかし、これを送って来た友達に「送らないで」というのも違うような気が……。ここも事実を我が子に伝え、様子を見るということに。
グループLINEで突如始まるグループ通話
グループLINEには、21時や22時、遅い時は23時にグループ通話した記録が! オンラインゲームをしていたり、翌日の遊ぶ約束について話していたり、内容はさまざまな様子。それにしても遅くない?という時間に始まるグループ通話を他のご家庭ではどう感じているんだろう?と疑問に思うこともしばしば。
移動教室にスマホを持ってきて深夜までSNS
5年生の6月に行った2泊3日の移動教室。帰って来た娘に聞いたら、部屋のみんなが25時まで起きて、スマホでSNS用の動画を撮っていたという衝撃の事実が発覚! まず25時まで起きていられるんだという基本的な驚きから、移動教室にスマホ?という驚愕の事実まで。「必要のないものは持って来ない」とは記載があったものの、「スマホや携帯電話は持って来ない」とは記載がなかったような。でも……!!!
まだまだ始まったばかりのスマホライフに母はドキドキ!
上記のトラブルはほんの一部のもの。買ったばかりのスマホを公園で落として画面が割れたり、持って行って欲しい時に限って置き忘れていたり、トラブルまではいかないものの、スマホにまつわる問題は多数! 「持たせない、さわらせない」まで極端ではないにせよ、トラブルが予測されることはやらせたくないのが本心。
しかし、これからの時代は「NOスマホNO LIFE」なことは言うまでもない。遅かれ早かれスマホと付き合っていくからこそ、きちんと話し合って、親子間の風通しをよくしておきたいと感じています。
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文/本間綾