吸水ショーツがすごくいい
皆さんは吸水ショーツを利用していますか? 最近では手頃な値段のものも発売され、ずいぶんアクセスしやすくなりました。筆者は2年程前から使い始めたのですが、かなり気に入って色々なメーカーのものを試しています。特にメリットを感じるのは、ナプキンをつけるかつけないかが微妙な生理後半。軽い出血に備えて念のためにナプキンを使うこの時期、吸水ショーツを履いてしまえば、生理が早めに終わったような気になります。
ナプキンとの併用使いもいい感じ
筆者の場合、量の多い日にはナプキンを併用しています。商品や、その方の経血量にもよると思いますが、経血を多く吸ったあとの吸水ショーツをトイレ後にもう一度履くと、ヒヤッとした肌触りが気になってしまって…。
でも、併用使いもなかなかいいのです。もしナプキンから漏れてしまっても、吸水ショーツがあれば洋服に漏れる心配が減って気持ちがラクに。就寝時に使うのもいいですよね!
くしゃみで尿もれしちゃう産前・産後にも便利そう
吸水ショーツは「軽い尿もれに」とうたっている商品が多くあります。筆者は、妊娠後期にくしゃみをするだけで尿もれをしてしまい吸水パットを使用していましたが、あのとき吸水ショーツがあれば便利だったなと思っています。また、ママ同士で話をすると産後の尿もれのお悩みもチラホラ…。一度にたくさん漏れてしまう方は吸水パットの方が安心できそうですが、ご自身の症状に合わせて吸水ショーツは選択肢のひとつになりそうだなと感じています。
吸水量で使い分け! おすすめしたい吸水ショーツ
様々なメーカーから吸水ショーツが出ており、どれを選べばよいか悩みますよね。選ぶ際は吸水量がひとつの目安に。
一般的に、多い日の経血の量は約30~50mlと言われており、筆者は吸水量多めのしっかりしたタイプ(吸水量約50ml以上)と、少ない日用の薄いタイプ(吸水量約10~30ml程度)を使い分けています。
今回は、使ってみて良かった吸水ショーツと、気になっているショーツをご紹介します!
使ってみて良かった吸水ショーツ
吸水量多めなら「Bé-A」
量の多い日にも履きたい方は、吸水量が約60~150mlまで揃う「Bé-A」がオススメ。こちらの商品は2022年のグッドデザイン賞も受賞! 少しお値段は張りますが、この吸水量と快適さは高い技術あってこそ。公式ストアで初めて購入する場合は90日間無料で返品・交換ができるなど、試しやすい工夫もありがたいです。
こちらの「ベア シグネチャー ショーツ 03」は、クロッチ(股)部分が5層のテクノロジー構造。抗菌・防臭加工がされており、漏れをガードしながら、湿気を逃してくれます。
【使用感】
しっかりした作りですが、ゴワゴワした感じはなく、お尻の上の方まで吸収体があるので安心感があって◎。
Bé-AのWEBサイトはこちら≫
サラりと軽い履き心地の「無印良品」
2023年3月に発売された無印良品の吸水ショーツ。縫製せず接着で仕上げているので、縫い目がなくボトムスにひびきにくいのが特徴です。吸水量は約20mlなので、少なめの日に。
【使用感】
こちらの「ひびきにくい吸水サニタリーショーツ」はパンツスタイルやタイトスカートの日にも重宝します。さらりとして履き心地もよく、普段のショーツ感覚で履けるのも気に入っています。
無印良品には、ほかにもユーカリが主原料で蒸れにくい「なめらか吸水サニタリーショーツ」(吸水量約35ml)と、ティーン向けの「ポケット付き吸水サニタリーショーツ」(吸水量約15ml)の3種類があります。
無印良品の商品サイトはこちら≫
気になっているショーツ
気分が上がる! 総レースの「グンゼ」
こちらは「こんなに可愛い吸水ショーツがあるの!?」と、気になっているグンゼの吸水ショーツ。なんと総レースなんです。伸びる素材を使っており体に程よくフィット。きりっぱなしで、アウターにひびきにくいデザインです。
新色のライトグリーンはこちら。同じ柄でブラジャーもあり、合わせて購入すればセットアップでの着用も。憂鬱な日も可愛い下着で気持ちを挙げられそうですよね! 吸水量は約25mlタイプと、約50mlタイプがあります。
グンゼの商品サイトはこちら≫
経血を落としやすい専用洗剤も
ちなみに、吸水ショーツで気になるのはお洗濯。色々な商品を調べてみましたが、つけ置き洗いや手洗いの後、ネットに入れて洗濯機洗いを推奨している商品が多いようです。はじめはつけ置きをしたバケツの水が血の色に染まってちょっと驚きました。
筆者は普通の洗濯用洗剤を使って洗っていましたが、専用の洗剤もあるようです。時間が経った経血汚れが落ちやすいのだそう!
サラサーティのWEBサイトはこちら≫
生理が始まったお子さんにもおすすめ
Be-Aや無印良品など、ティーン向けのラインを展開しているメーカーさんもあります。まだ生理に慣れていないうちは、吸水ショーツだけで学校に行かせるのは心配かもしれませんが、ナプキンと併用すれば、漏れてしまった時に吸水ショーツが保険となるので、学校での失敗が防止できそう。
また、Be-Aの発表会に参加した際、障がいを持つお子さんの生理アイテムとして使いやすいというお話を聞きました。ナプキンと違ってこまめに替える必要がないため、親御さんの負担が軽減されたそう。生理用品の選択肢が増えることで、女性の可能性が広がるのは嬉しいなと思います。気になるものがあった方は、試してみてはいかがでしょうか。
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