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物語の世界の主人公気分で遊べるエンターテインメント型グランピング施設
「ミューの森」は、かつては自然の力を活かした独自の文明を築いていた場所で、そこを再び訪れる人たちの手で復興していこうというテーマを掲げています。そのため、従来型のグランピング施設にはない体験型コンテンツを豊富に用意しています。施設利用者には無料のものも多いですが、せっかく遠隔地から訪れるのであれば、ここにしかない有料コンテンツもぜひ体験したいもの。有料のものは事前予約が必要で、時間によっては週末は埋まっている場合もあります。空きがあれば当日参加もできますが、前日15時までの予約がおすすめです。
『蒼の村』づくり創造体験
「『蒼の村』づくり創造体験」というミューの森を蘇らせるコンテンツを用意し、道を整備し、小屋や家具を作り、遊具の増設など施設づくりを来場者とともに進めています。
オープン前からその試みはスタートしていて、そこで作られたのがゲート付近のデコレーション。自分たちが作ったものが恒久的に使われるなんて、素敵。
童話の雰囲気のような森の小屋。こちらの家具づくりなどを行います。参加は事前予約制で、実施時間は12時~16時で定員は1日15名。料金は宿泊利用者は1人4,000円、そのほかは1人5,000円。未就学児童(1人3,000円)は保護者同伴が必須で、3歳以下は無料ですが付き添いのみになります。普段の生活ではなかなかできない本格的なものづくり体験は貴重ですね。
フォレストミステリーアドベンチャー~ミューの森と古の予言書~
『かつてミューの森は活気にあふれ、自然の力を活かした独自の文明を築いていた。ところがある日、よそから来た者たちが押し寄せきて…。』
そんなミューの森に残されたストーリーにそって、フィールド内に散りばめられた謎に挑戦する、謎解き冒険イベントです。料金は宿泊利用者は1人1,500円、そのほかは1人2,000円。未就学児童は保護者同伴のみ入場可能で、参加は無料です(保護者の利用料は必要)。
今回は小学1年生のゆりかちゃんと小学3年生のすずかちゃん姉妹と小学4年生のひなのちゃんが挑戦しました。
攻略について、漢字を知らないと答えが導きだせないものもあったものの、ひなのちゃんを中心に知恵を出しあい、見事に攻略。ほどよく見渡せるフィールド内での時間制限ありの冒険なので、遊ばせる側も安心。帰りの車の運転のための英気をやしなうべく、パパたちは冷房の効いたロビー内で待機していました。
このほかにも雨天でも実施・当日参加OKの「間伐材で箸づくり」「間伐材でフォークづくり」「地域で採取した自然素材をつかった草木染ハンカチ」「ミューの森の宝石づくり」などのものづくりワークショップや、毎日16時に始まるソードバトルやウォーターバトルなどのシーズンイベントも実施中。
また、春と秋には宿泊者限定となりますが「ミューの森」内の畑での収穫イベントも開催予定です。
手ぶらBBQにカフェごはん どっちにする?
「ミューの森」内での食事は、事前予約制のBBQまたはダイニングカフェで提供しています。
BBQエリア
今回は「手ぶらプラン」のBBQを利用。料金はLight Plan 2,500円から、Special Plan 5,000円まであり、人数は6人までで1つのテントを利用します(3歳以下は除いて換算)。加えて、別途区画利用料が1人1,000円必要となります。食材などは持参し、食器やコンロ、炭などはレンタルする「持参プラン」もあり。
ダイニングカフェ「Inn Village Cafe」
天井高10m以上の開放感のある空間が素敵なダイニングカフェ「Inn Village Cafe」では、地元の野菜をふんだんに使ったヘルシーなメニューが揃っています。お天気がいい日はテラス席もおすすめ。
夜にはBARになって、またぐっと雰囲気が変わるみたい。
ライフジャケットをつけての川遊びにみんな夢中!
ミューの森には、用意された遊び以外にもたっぷりの自然のもとに自由に遊ぶこともできます。とくにおすすめしたいのが、長い階段を下った先にある清流。浅く、
宿泊はホテルスタイルとグランピングテントが選べます
施設内にはバス・トイレ併設のホテルスタイルの部屋と、グランピングテントでの宿泊が選べます。それぞれファミリーの人数や年齢に合わせて選ぶのがおすすめです。グランピングテントは冒険感がアップして子どもも喜びますが、夜に外のトイレに行くのが怖い年齢だとちょっとハードルが高いかも。
今回は日帰りだったのですが、一緒に行った全員が「次は宿泊したい!」というほど大満足のグランピング施設でした。
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※記事中のイベントの開催時期や内容については、季節によって変更となる可能性があります。
文・構成/北本祐子 撮影/香野 寛