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ビジネス向けからレジャー客・ファミリー向けニーズに対応したリニューアル
コロナ禍を経て、国内外のレジャー客やファミリー層のニーズに対応し、一部の客室の構成や客室内のレイアウトを変更。3名以上で同室泊したいグループ客に対応した部屋を増やしています。
ツインからトリプル対応に変更したスーペリアツイン(+ソファベッド)タイプ(22室)のデザインコンセプトは、「上野モダン」。古くから日本の北部へと向かう電車の発着駅と歌われ、美術館や博物館などが集まる上野の多様な文化や歴史をイメージした、落ち着きのあるモダンテイストのデザインとなっています。
室内も廊下もパンダづくし! パンダフロアのパンダルーム®
上野動物園が近いことから、上野の街ではパンダをモチーフにしたグッズやフードがたくさん販売されています。そんななか、パンダに囲まれて宿泊できると人気だったのが、三井ガーデンホテル上野の「パンダルーム®」。今回のリニューアルではその好評をうけ、パンダルーム®を一気に拡充。ワンフロア20室をパンダルーム®にし、全7タイプの客室タイプで展開しています。
パンダフロアはホテルの4階。エレベーターを降りるとまず目に飛び込んでくるのが、パンダフロアのサイン。
面白いのが、廊下に飾られている額縁内のアート。世界の名画をモチーフにしながら、そのなかにパンダが隠れているのです。小学校高学年ぐらいになると美術の教本に登場する作品も多いので、オリジナルの名画を知っている子どももいるかもしれません。オリジナルの作品をスマートフォンなどで表示して、見比べてみるのも楽しそうですね。
大きなパンダのぬいぐるみにパンダ柄のクッション、シャワーカーテン、コーヒーカップ…パンダに囲まれた夢のホテルステイ
パンダルームの室内は、リニューアルされたデザインの部屋のアイテムの一部をパンダ柄に入れ替えたもので、ほどよくパンダがアクセントに使われた大人でも滞在しやすいデザイン。
たくさんの顔に見つめられているようでちょっと怖いかな…なんて想像もしていましたが、パンダだからでしょうか、大丈夫でした。黒と白という模様のようなモチーフで、目を主張してこないイラストなのもあるかもしれません。
上野の美術館や博物館、動物園への訪問は、ホテルから徒歩圏。便利なエリアにあるきれいでリーズナブルなホテルが家族連れでも利用しやすくなったのは、宿泊先の候補が増えてうれしいですね。
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文・構成/北本祐子