親の7割は宿題を手伝っている!おすすめの教材は世代を超えて支持されるあのシリーズ!【小学生パパママ544人が回答】

子を褒める親

HugKumでは、子どもの学習状況についてリアルな実態を調査すべく、小学生を子育て中のパパママ544名にアンケート調査を実施しました。
「親は子どもの宿題を手伝っているの?」「おすすめの教材は?」「子どもをやる気にさせるための工夫は?」といった疑問に対するリアルな回答を紹介します。うちはこうだけどよそはどうなの・・・?と気になっている親御さんもいるのではないでしょうか。ぜひ本記事の結果をご確認ください!

子どもの宿題を手伝っている親は約7割!

親は子どもの宿題を手伝っている?

子どもの宿題を手伝っていますか?
対象:2017年以降に生まれたお子さんをもつ保護者544人(2023年10月・HugKum調べ)

調査結果によると、子どもの宿題を手伝っている親は70%近くいるようです。

学校から帰宅し、宿題に向き合うのに、なかなかやる気のでないお子さんも多いのでしょうか。また、わからない問題がでてきた時に子どもの手が止まってしまうケースや、横にいないとついサボってしまうような場合には、親御さんの力が必要なのかもしれません。

どの程度手伝っている?

対象:2017年以降に生まれたお子さんをもつ保護者544人のうち、上記質問に「はい」と回答した374名(2023年10月・HugKum調べ)

では、どの程度の手伝いをしているのでしょうか?

6割以上の親御さんは、近くにいて質問してきた時のみ、解説するようなお手伝いをしているようです。その他の回答では、「丸付けをしてあげる」や、「最後に一緒に見直しをする」といった親御さんも多数見受けられました。

世代を超えて支持されている「進研ゼミシリーズ」と「公文式」

おすすめの教材は?

おすすめの算数教材
対象:2017年以降に生まれたお子さんをもつ保護者544人のうち有効回答183人(2023年10月・HugKum調べ)

つづいて、どのような教材で勉強しているのか、おすすめを教えてもらいました。

圧倒的に多かったのはベネッセの進研ゼミ小学講座「チャレンジタッチ」解説が非常にわかりやすいとの声や、自発的に勉強するようになるとのポジティブな意見が多くあげられました。

次に多かったのは、「公文式」。親世代でも子ども時代に取り組んだことのある方はいるのではないでしょうか。反復学習にかなり定評があるようで、コツコツ勉強する力が身につくことが評価されています。

その他では、ご家庭ごとに通われている塾の教材という回答が特に数多くあげられました。

また、キャラクター系ドリルでは、ポケモンや名探偵コナン、すみっこぐらしなど、小学生に人気のキャラクターが使われている教材が支持されていました。

子どものやる気がアップする?!リアルママパパたちのアイディアを紹介!

小学生の子を持つ親御さんたちは、いったいどんな手を使って子どものやる気を引き出しているのでしょうか。特に多かった回答パターンを5つご紹介します。

やる気がでない子ども

 

設問:お子さんをやる気にさせるために、どんな工夫をしていますか?
対象:2017年以降に生まれたお子さんをもつ保護者の回答544人(2023年10月・HugKum調べ)

とにかく褒めて伸ばす

頑張って問題を解いたときにはよく褒める [4年生/女の子]

とにかくほめる、1つだけでもやってみようと言う。 [4年生/男の子 ]

大げさに褒める[4年生/女の子]

最も多かったのが褒めること!簡単な問題や小さなことでも、できたらとにかく褒めることを意識しているようです。

無理強いをしない

「やりなさい」と言わない[3年生/女の子]

宿題をやれやれとは言わずに、「今日の宿題ってなにがあるの?」と聞いて、宿題がある事を本人に確認させる事にしている。[1年生/男の子 ]

無理強いしない。最低限の声掛けにして、本人のタイミングで机に向かうようにしている。[ 3年生/男の子 ]

強制されると、なぜかとたんにやりたくなくなる経験は誰しもあるのではないでしょうか。あえて、無理強いをしないことで、子どもの自主性を育んでいる親御さんもいるようです。

ノルマを達成したら、ごほうびをあげる

勉強が終わったら○○ができるとご褒美を用意する [2年生/男の子 ]

宿題が終わったら大好きなマイクラができるようなシステムにしています。[1年生/男の子 ]

ポイントカードのようなものを作り、1枚貯まったら好きな本一冊もしくは好きな雑貨ひとつもしくは500円のおこづかいとご褒美を設定している。[4年生/女の子]

こちらも多かった声のひとつ。子どもの好きなものをごほうびにして、やる気を出させる作戦です。ゲームやおやつ、アニメなどで勉強への意欲をうまく誘い出しています。

勉強に取りかかるハードルをさげる

デジタルの教材や、好きなキャラクターの参考書や勉強アプリを探した[6年生/男の子 ]

簡単なものから取り組ませる[3年生/女の子]

うんこドリルなど、親しみやすい教材を選んだりしています。[2年生/男の子 ]

苦手意識がなくなるように子どもの好きなキャラクターを使った教材や、親しみやすい教材を選んでいるようです。とにかく取りかかるまでに時間がかかるお子さんには、簡単なものから取り組ませる工夫もいいですね。

また、タブレットやアプリ学習など、デジタルを使った教材にすると、やる気がアップするお子さんも多いそうです。

一緒に勉強する

一緒に同じ問題を解く[2年生/女の子]

宿題をしているとき、私も別の勉強をしている。[6年生/男の子 ]

親も一緒に勉強することで、その背中を見て子どもも勉強するようになるのでしょう。勉強しなさい、と言うのではなく、勉強をしたくなる姿を親が見せることも大切ですね。

ほかにも、リビング学習をしているご家庭や、丸付けをするときに×をつけないようにしてやる気をあげているという親御さんもいらっしゃいました。

ほかの家庭での取り組みも参考にしてみて

今回の調査結果では、小学生たちの家庭学習の実態が垣間見えましたね。お子さんがしっかり勉強するよう、各ご家庭ではさまざまな方法を試されていることもわかりました。

おすすめの教材ややる気アップの工夫などは、本アンケート結果を参考にほかのご家庭でのアイディアを取り入れてみてもよいかもしれません。

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文・構成/HugKum編集部

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