本格的AEDが付録に?!子どもに楽しく安全を伝えられる【『幼稚園』10・11月号は「おやこで!AEDたいけんセット」】

今回の『幼稚園』は『あんぜんをまなぼう号』。なんと、本物そっくりの組み立て工作の「おやこで! AEDたいけんセット」が付録になっています!

前代未聞?!本格的AED工作が付録!

わが家の年長の娘と年少の息子ふたりが『幼稚園』1011月号の表紙を見た瞬間、「おぉ…!!」と驚きの声をもらしてしまいました。なぜなら、今月号の付録がAEDだったから!さすが小学館の知育学習誌、今はこんな付録が付いてくるの?!という衝撃でした。

幼稚園から帰ってきた子ども達は、早速雑誌の存在に気づき「作りたい!」と大興奮。

「これ何だか知ってるの?」と聞くと「園にあったよ。先生達(研修で)やってたよ」と娘が即答。AEDを知っていることに、これまた驚き!私が子どもの頃は全く知りませんでしたが、今の子ども達は存在を知っているんですね。(調べてみると、一般に市民が使えるようになったのは2004年からで、今年でちょうど20年だそう)

 さっそく組み立てを開始

子ども達に急かされながら、組み立てに入ります。
息子も興味津々で、親子3人でいそいそと机に向かいます。作業は完全分業制。

娘がそろりそろりと部品を紙から外し、息子はぷちぷちとセロハンテープを切って机に貼り付け、私が作り方を見ながら組み立てます。

途中で息子が離脱したりする中、娘はずっと側で折ったり差し込んだりも手伝ってくれました。終始「どんなのができるんだろう~♡と」ワクワクが止まらない様子。途中では、「なるほど!ここに音声が入るのか!」などと感心しながら、ようやく完成!

出来上がったAEDの完成度の高さには、思わずみんなで拍手しちゃいました!!

正直、私は昔からペーパー付録の組み立てが苦手なタイプだったのですが、これは手順も分かりやすく、組み立て動画も見られるので作りやすい!そして、子どもが横で待っていてくれるだけでこんなに楽しく頑張れるんだ、という新たな母の発見もありました。

ここまで達成感のあった付録作りは初めてです…!笑

電源をONしてみると・・・?

はやる気持ちを抑えつつ、まずは本誌の巻頭ページにあるAEDの漫画を読んでから、電源をON!本格的な臨場感溢れる音が流れ始め、子ども達も真剣な眼差しに変わります。音声の指示通りにパッドを人体ポスターに置いて、胸骨圧迫…。おぉ、これは自動車教習所で見たやつ!と、6歳の娘がやっているのを見て目を見張る私。3歳の息子も、早くやりたい!とやりたがっています。こんな真面目で役に立つ付録、前代未聞です。

パパが帰宅する頃には手順もひと通り覚え、「見てみてー!」と人助けを披露する子ども達(母は感動!)。救急救命士の資格を持っていたパパも驚きの再現力。熱が入り、こういう時はこうするんだ!と、パパも一緒になってAED体験をすることができました。

 後日本物を見つけて反応した娘

後日、外出先でAEDを見つけると「あ、あそこにAEDがある!」と教えてくれた娘。

毎日電源を入れて遊ぶため、今ではAEDのセリフをまる覚えしています。地震や台風など、災害のニュースなども多かった最近。この付録をきっかけに、救急車は何番だっけ?避難所ってなに?など、いのちの大切さを学ぶ意識もUPしたように感じます。『いざという時は人を助けるんだ』という気持ちも芽生えているようで、親子で勉強になり、安全について考えることのできる、とっても素敵な付録でした!

息子の想像力フル回転?!本誌をみながら感じたこと

本誌の中には、子ども達の大好きなキャラクターがいっぱい!ピカチュウ、パウ・パトロール、すみっコぐらしなどなど…。文字がまだ読めない息子も、ページをめくるのが楽しいようで、よく眺めていました。

特にお気に入りだったのは、間違い探しや迷路の遊べるページと、おもちゃの紹介ページ。

間違い探しはふたりで仲良く見合って遊んでいました。迷路は何度も指でたどったり、「ここは行けないからぁ~。」と独り言をつぶやきながら、繰り返し遊んでいます。

また、おもちゃの紹介ページを静かに眺める息子を見て、そういえば私も、新聞広告のおもちゃ屋さんのチラシを眺めるの、好きだったなーと思い出しました。写真を見ながら、きっと頭の中の想像力をフルに巡らせて、遊んでいるんですよね。TVなどの映像CMだと次から次へと流れていくけれど、誌面だと、それをじっくり眺められ、空想を広げられる良さがあるんだなぁ、と感じました。

欲しい!のコールには「サンタさんにお願いしたいものリストにしようか。」で対応しましたが(笑)。それはそれで、息子の好みが分かったので、良し!です。

まさかの「ママは読まないで」発言!?

娘は最近、ひらがなを読むことが楽しい時期。特にお気に入りだったのは、かわいい見守りタヌキ・ぽこたのお話。夕暮れ時の交通安全についてのお話なのですが、少し長いかなと思い「読もうか?」と声をかけると、「自分で読むからいい!ママは読まないで!」と断られてしまいました。

本誌の子ども用のお話は全てひらがな・カタカナで書いてあり、カタカナにも全て読み仮名がふられているため「ママこれなんて読む?」という質問も出てきません。自分で “全部読めた”ということは自信になったようで、弟にも一生懸命読み聞かせをしてくれていました。嬉しいような寂しいような親心です。


夏に比べ、少し暗くなるのが早くなってきた今の季節。ちょうど自転車や三輪車にも反射材をつけようかー、と話していたところだったので、ちょうどよいお話でした。

『幼稚園』10・11月号は、『あんぜんをまなぼう号』!

タイトルの通り、楽しく本格的に学べる工夫がいっぱいです。9月は防災月間でもあるし、安全について、身近な話題にも上がりやすい季節ですよね。そんな時、幼児の内からこんな内容を知っていてくれたら、親としても安心です。

AEDの付録のクオリティの高さを、皆さんにも体験してもらいたい!楽しい本誌も含め、全力でオススメします!

発売中|特別価格 1390円(税込)

2024年10・11月号の付録は医療機器メーカーの日本光電とコラボした「おやこで! AEDたいけんセット」! 本物そっくりの紙の組み立て付録です。 AED がどのようなものかがわかり、身近な場所で AED がどこにあるかを探すきっかけになるかも。 最新キャラクター情報はもちろん、楽しく学べる知育記事も充実!『幼稚園』10・11月号をぜひご覧ください!

文・イラスト・写真/Keppy(Instagram:mama.Keppy) 

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