俳優の板垣李光人さんの初の絵本『ボクのいろ』読み聞かせイベントを開催

俳優の板垣李光人さんが、初の自身の絵本『ボクのいろ』読み聞かせイベントに登壇しました。報道陣に向けた挨拶では、「自分の書いた作品がいろんな方のお手元に届くと思うと喜びでいっぱい」と絵本作家デビューをした心境を話してくれました。
『ボクのいろ』はどんな絵本?

絵本『ボクのいろ』は、真っ白なからだをもつ不思議な生き物の「ヌル」が、さまざまな出会いを経て自分の色を探していく物語。板垣さんが文章と絵のどちらも手がけ、一度デジタルで発表した作品に加筆修正し、描き下ろしを加えたものです。

鮮やかな色彩の愛らしいヌルのイラストと優しい語り口で、子どもの読み聞かせにはぴったりの本。「ありのままの自分を大切に」というメッセージは、子どもから大人まで幅広い世代に読んでほしい、心温まる一冊です。
報道陣に向けて読み聞かせ&質問コーナーも!

挨拶の後は、作者である板垣さんが『ボクのいろ』の読み聞かせを行い、板垣さんの想いとともに絵本の世界観をじっくり味わうことができました。
今回の作品の制作にあたって、稲垣さんが特に苦労したことは、絵にバリエーションを持たせることだったそう。「絵を描いて文章ができ上がっていく過程で、それらがテトリスのようにハマる瞬間に達成感があり、それが楽しかった」と語ってくれました。
また、芸能界で誰かに本を渡したかという質問には、NHK連続テレビ小説「ばけばけ」で共演中の北川景子さんにプレゼントしたというエピソードも。子育て中の北川さんもお子さんに稲垣さんの『ボクのいろ』を読み聞かせているそうです。
劇中では親子役を演じており「母上としてご一緒しているので、僕が読み聞かせてもらおうかなと思っています」と話していました。
絵本『ボクのいろ』

作・絵:板垣李光人
定価:1,650円(税込)
発売日:2025年11月6日
発行所:株式会社 Gakken
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※数に限りがあります
板垣李光人さんのプロフィール

2002年生まれ。2012年に俳優デビューし、映画『八犬伝』『はたらく細胞』『陰陽師0』で第48回日本アカデミー賞 新人俳優賞を受賞。2025年は、ゴールデン帯連続ドラマで初主演を務めたカンテレ・フジテレビ系ドラマ『秘密~THE TOP SECRET~』、映画『ババンババンバンバンパイア』、ドラマ「しあわせな結婚」など話題作への出演が続いている。さらに、NHK連続テレビ小説「ばけばけ」、映画『ミーツ・ザ・ワールド』、映画『ペリリュー -楽園のゲルニカ-』などへの出演も決定している。俳優業のかたわら、アートの分野でも個展を開催するなど多方面で活躍。
取材・文/Rina Ota