『ゲゲゲの鬼太郎』を生み出した水木しげる。寝坊しまくりの子ども時代。テストの点はいつも…!? 「クイズ! 水木しげる」【幼年期編】

『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』などの大ヒット作を生み出し、妖怪研究でも大きな功績を残した水木しげる。そんな妖怪まんがの巨匠の人生を、初めて学習まんがで紹介! この記事では、幼年期のエピソードをクイズ形式で紹介します。何問正解できるか、ぜひお子さんとチャレンジしてみて。

子どものころは問題児!?

1958年にまんが家デビューしてから、『ゲゲゲの鬼太郎』をはじめとした妖怪まんがの第一人者となった水木しげる(本名:武良茂)。1922年に大阪で生まれ、鳥取県の境町(現:境港市)で子ども時代を過ごしました。

Q.1 子どものころ、朝寝坊で学校に遅刻ばかりしていたしげる。算数のテストはいつも何点だったといわれる?

① 0点
② 80点
③ 110点

*  *  *

それでは正解について見ていきましょう。以下は『小学館版 新学習まんが人物館  水木しげる』から。朝寝坊したしげるが、学校に遅刻して登校したシーンです。

まんが/新井淳也 シナリオ/村上健司 監修/水木プロダクション 解説/ヤマザキマリ
『小学館版  新学習まんが人物館  水木しげる』より

問題の答え:① 0点
しげるはいつも朝寝坊して、1時間目に間に合わず登校。そのため、1時間目の算数のテストはいつも0点だったといいます。

Q.2 子どものころ、妖怪に出会ったことがあるというしげる。それはどんなシチュエーションだった?

①とつぜん話しかけられた女性が「口裂け女」だった
②道を歩いていたら、後ろから「べとべとさん」が現れた
③教室の隣の席の友達が、急に「のっぺらぼう」になった

*  *  *

正解はこちら。お兄さんとお使いに行った帰り、道草をくってしまい遅くなったら…

まんが/新井淳也 シナリオ/村上健司 監修/水木プロダクション 解説/ヤマザキマリ
『小学館版  新学習まんが人物館  水木しげる』より

問題の答え:②「 べとべとさん」
しげるの家のお手伝いに来てくれているのんのんばあは、他にも天井の汚いシミは「天井なめ」が、風呂も掃除しないと「あかなめ」が来てベロベロなめる、と教えてくれたのでした。

Q.3 子どものころから絵を描くのが得意だったしげる。個展を開いたときに、何といって報道された?

①天才少年画家
②奇跡の13歳
③現代の葛飾北斎

*  *  *

ますます絵にのめり込み、高等小学校(※)に入ってから、教頭先生のすすめで個展を開いたしげる。会場は大勢の人でにぎわっていました。

※高等小学校=現在中学1~2年

まんが/新井淳也 シナリオ/村上健司 監修/水木プロダクション 解説/ヤマザキマリ
『小学館版  新学習まんが人物館  水木しげる』より

問題の答え:① 天才少年画家
以降、ますます絵にのめり込むしげる。しかし、自分の好きなことだけに夢中になれる、幸せな少年時代はまもなく終わりをむかえるのです。

受験も就職もうまくいかず、戦争では左腕を…!? その後の水木しげるを知るには

『小学館版 新学習まんが人物館 水木しげる』

今回のまんがは伝記まんがの決定版「学習まんが人物館」シリーズからの抜粋です。

小学館版 新学習まんが人物館 水木しげる

2015年11月に93歳で死去した水木しげるは、自身の半生をつづったコミックエッセイを残しています。しかし、これまで水木しげるの生涯を、水木しげる以外のまんが家が描いたことはありませんでした。それが没後10年の節目を迎えるなかで、ついに解禁されたのです。

どんなに苦しいときも、「好きの力」を信じ続けた水木しげる。そんな水木作品の魅力を、『テルマエ・ロマエ』の作者で、水木しげるの大ファンとして知られるヤマザキマリ氏が解説します。

「クイズ! 水木しげる」波瀾万丈編はこちら

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構成・文/HugKum編集部

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